UQmobileはスピードの速さがウリだが、3GBで月額1,848円(3月からは「くりこしプランS」に変更して1,628円)と、格安SIMとしてはそこそこの金額。
それでも、毎月2GBほどしか使わないので、月が改まると契約の3GB+前月くり越し分で4GB、多いときは5GBからスタート。
喩えて言うなら、食べきれないことが分かっているのに、かまわず毎回ラーメン「大盛」を注文し、案の定3分の1ほど残しつつ、料金は「大盛」分きっちり支払い、食べ残しは次回の「大盛」の皿に移されるという鬼畜なエンドレスループ。
月額料金がほぼ半額に
もちろん、「いざというとき」のために余分なデータ量があれば助かるし、スピードも速いに越したことはない。
でも、この1年ほど「いざ」ということは起こらなかったし、外出しないからスピードの恩恵を受けることもなかった。
そこで、ようやくエンドレスループから抜け出す決断をくだし、4月1日にスタートしたIIJmioの新プランである「ギガプラン」に乗り換えることに。
- 旧契約:UQmobileくりこしプランS=3GBで月額 1,628円
- 新契約:IIJmioギガプラン=2GBで月額 858円
容量は1GB減ったが、月額料金はほぼ半額に。
さらに、
- UQmobileは4月1日からMNP転出手数料3,300円が撤廃され、
- IIJmioは5月31日まで初期費用3,300円が1円になるキャンペーンを実施中、
ということで乗り換えコストはほぼゼロ。
UQmobileのMNP予約はマイページで行えるので、電話での手続きも不要。
固定回線は年額ベースで9,768円減
さらに、4月は折よく固定回線の契約更新月(=契約解除料がかからない)でもあったので、これを機に「IIJmioひかり」に乗り換えることに。
IIJmioの契約があれば、IIJmioひかりの月額料金から660円の割引が受けられるのに加えて、5月31日まで12ヶ月間1,716円の割引が受けられるキャンペーンを実施中のため、通常の月額料金4,356円のところ、最初の12ヶ月間は1,980円、その後は3,696円に。
これまで契約していたのは同じ光コラボレーションのOCN光で、v6アルファというオプション込みで4,510円だった。
従って、乗り換え後の最初の12ヶ月間は毎月2,530円、その後は毎月814円安くなる。
年ベースでは、1年目は30,360円、2年目以降は9,768円安くなる。
ただし、OCN光とIIJmioひかりそれぞれに事務手数料を支払う必要があるので、乗り換えコストはそれなりにかかる。
- OCN光:事業者変更手数料 3,300円
- IIJmioひかり:事業者変更(加入)手数料 3,300円
合計 6,600円
「光コラボレーション」について初めて理解した
今まで「光コラボレーション」というものをあまり理解していなかったのだが、以下の記事を読んで「そういうことか」と理解した。
てくろぐ: IIJmioのブロードバンドサービス「IIJmioひかり」はじめます
ここ数日各社から家庭用ブロードバンドサービスの発表が相次いでいます。ニュース記事には「光コラボレーションモデル」という単語が飛び交っていますが、これをおおざっぱに説明すると、次のような話になります。
要するに、光回線はプロバイダ(ISP)と回線会社(NTT)の2社による共同サービスであり、契約窓口はプロバイダが担う。
「事業者変更」とはプロバイダの変更のことであり、モバイル回線ならMNPに当たる。
MNPと同様に旧プロバイダで「事業者変更承諾番号」という番号を発行してもらい、この番号を新プロバイダに伝える。
さらに、別途「回線品目変更」の工事を依頼することも可能。
ただ、今回は工事の日程が詰まっているそうで、事業者変更にはMNP同様、変更期限が決まっていることもあり、工事は後日に見送ることに。
ちなみに回線品目変更工事により、たとえば100Mbps → 1Gbpsに変更することができる。
以下は、IIJmioひかりのページだが、回線会社の工事なのでどのプロバイダでも提供している。
回線品目を変更する場合の工事費を教えてください
毎月お金を支払い続けているサービスなのに、その仕組みをきちんと理解していなかった。
今回、いろいろ調べたり手続きをしたりと手間と時間はかかったが、不本意な「エンドレスループ」から抜け出せた上に、サービスの仕組みがすっきり理解でき、継続的に支払う金額も低く抑えられたので良かった。
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