複数の本を並行して読むことが多いです。そして、気になった本があれば、すかさず購入してそれも「並行読書」のラインナップに加えます。一度に注意を向けられる数には限りがありますので、当然脱落していく本も出て来ます。こうして、いつしか積ん読本を積み増していくことになります。
自分の手に負えないくらいの数のお手玉は、自然とこぼれていくわけです。それだけならまだしも、本来読むべき本までこぼれていってしまうこともあります。いったいどの本を読めばいいのかが分からなくなり、カオスの中で、どうでもよい本に手を出してしまうという悪循環。このループを断ち切るには、自分が読んでいる本を「見える化」するとよいでしょう。
具体的には、アマゾンのウィッシュリストを活用します。
▼クリックすると実際のウィッシュリストのページにジャンプします
毎朝のルーチン作業の1つに、この読書ステータスの更新を組み込んでいるため、前日の読書を振り返って入れ替えるようにしています(5分もあれば十分な作業です)。
なんとなく「まだ読んでない本がある」という“気持ち悪さ”を解消できると同時に、「読むべき本は漏れなくここにある」という安心感も得られます。
もっとも、現段階では直近の本しか登録できていないので、「漏れなくここにある」状態には至っていないのですが、それでも十分に機能しています。
さらに、気になっている本についても、自分が追いかけているテーマごとにカテゴリーを立てて分類すれば、読書のライフサイクル(検討 → 購入 → 積ん読 → 読む → 整理する)をすべて管理することができます(リンク先で「□ワークショップ」と「自分を前に進める」は、購入候補のカテゴリで、それ以外は購入済みの本です)。
もともとウィッシュリストは文字通り「欲しいと思っている」本を管理するためのツールですが、「読みたいと思っている」本を管理してもよいわけです。