いつもあわててしまう人のための、早朝「モヤモヤ」整理術

カテゴリー: 七転び早起き


日々降りかかってくる仕事に追われ、目の前の山にとりかかる。でも頭の片隅では「あれもしないと」「これもしないと」と気もそぞろ。バタバタしているうちに「うわーそれもあったか!」と気づき、「もう無理無理!」と音を上げつつも、何とか目の前のものだけ形にして、ひとまずほっとする。他にもやることは山積だけど、とりあえず先のことは一旦忘れてしまう。

こうして慌ただしく過ごしている間は、仕事をバリバリしている気になっている。でも、あらためて落ち着いてから振り返ると、実はたいしたことをしていなかった…。今日一日、私は一体何をしていたのだろうか、と落ち込む。

こんな風にイッパイイッパイになった経験、心当たりはないでしょうか。私自身、要領が悪く慌てやすい性格なので、その気持ちはよく分かります。

頑張っているのになかなかうまくいかない。つい慌ててしまい成果に繋がらないことばかりしてしまう。目の前のことだけこなしていて、先に進んでいる感じがしない。その理由はただ一つ。頭の中の「やらなければいけないこと」「やりたいこと」を、きちんと整理し、考える時間を意識的に持てていないからです。私はこれを、「頭のモヤ様問題」と呼んでいます。

先ほどもお伝えしたとおり、私はもともと要領が悪い人間です。だからこそ、「モヤ様」を退治すべく、朝の時間を「思索と思案」の時間に充てるようにしています。

では具体的にどんなことをしているのか。自分の中の「モヤ様」と向き合い、モヤ様をノートに吐き出すことで、自分の脳内キャパを空けるのです。

例えば、私は週の初めに、ノートに次のような項目をリスト化する時間を設けています。

 

 
私の場合は自己流マインドマップで描いていますが、これは別に箇条書きでも構いません。

ここに、今気になっている「モヤモヤ」を、一旦全部書き出してしまうのです。「できないんじゃないかな?」などと考える必要はなく、気になったことはとにかく全部書きだします。頭の中を絞りきるようなイメージです。

このことにより、「モヤ様」が見える化し、自分が本当にしなければならないこと、優先すべき項目が浮かび上がってくるのです。

あとは1週間、折に触れてこの「モヤ様リスト」を眺め、終わったものを赤線でどんどん消していったり、さらに必要になった作業を追加したりしていけば、それがそのままあなたの頭の中の代わりをしてくれます。「忘れないようにしないと!」と頑張って、余計な労力をかけていた脳の負担を減らし、その分、創造的で生産的な作業に振り分けることができるようになるのです。

ちなみに私は、お気に入りの文房具で気分を盛り上げたいので、ちょっと高いですが手触りが抜群に良い「LIFE ノーブルノート 無地A4サイズ」(私がよく買う店、丸善日本橋店では税込1470円)を愛用しています。罫線があると発想の邪魔になるような気がするので、あえて無地のものを選んでいます。また、カラフルなほうが楽しいので12色のサインペンを使って記入するようにしています。

 
「あれもしないと」「これもしないと」「時間がいくらあっても足りない!」と焦っていても、冷静にしなければいけないことをノートに書き出していくと、一見山積みだと思っていたタスクが実はそうでもないことに気づいたりするもの。

一人自分と向き合う時間を朝に作ることによって、「追われている」焦燥感、不安感を手放してしまいましょう。一呼吸置いてよく考える。それだけでバタバタはたいてい解決してしまうのです。周囲からの邪魔が入りにくく、落ち着いて考えられるのが朝の時間。ぜひこの方法であなたの「モヤ様」を退治してみてくださいね。

 

池田 千恵
マガジンハウス ( 2009-07-23 )
ISBN: 9784838719938
おすすめ度:

 

▼編集後記:

10月初旬に、ディスカヴァー 21より『「朝4時起き」手帳(仮称)』がでる予定です!

 
スマートフォン全盛で、紙の手帳はいらないという方も多いこの時代、なぜ紙の手帳か。それは、今回お伝えした“モヤ様リスト”のように、実際に「手で書いて問題解決する」ことの効果を感じているからです。いつも持ち歩き、どんどん書き込むことによって、楽しく早起きができるようになる手帳を今作っています。読み物ページもたっぷり書き下ろし。拙著『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』の実践編という位置づけです。また近くなりましたらお知らせいたします!

 
▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。

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