とはいえ、留学経験があるわけではないですし、ましてやネイティブと楽しげに会話できたり、洋画を字幕なしで観るなど到底できないレベルです。せいぜい「Lifehacker」をさほど抵抗なく(=アレルギーを感じずに)読める程度。まぁ、これは内容に関心があるから読める、ということも大きいです。
そんなレベルですから、学生時代はネイティブと遜色ないほどのきれいな発音で流ちょうに英語を話す帰国子女は嫉妬の対象でした。同時に、コンプレックスにもなっていました。自分のカッコ悪い発音を帰国子女の連中に聞かれたくない、と常々思っていましたから。
幸い、卒業後の就職先はソフトウェア会社ということで、さほど英語力を求められることもなく、しばしこのコンプレックスのことは忘れていました。
それが、今年に入って再燃しています。
というのは、3月からスタートした「発音矯正から始める英語学習講座」の講師・高島陽子先生の発音が帰国子女並みにきれいだからです。僕の中では、「きれいな発音 → 帰国子女コンプレックス」という連想がつながりやすくなっているのです。
帰国子女並みに、というくらいですから高島先生は帰国子女ではありません。僕と同じく「純ジャパ」──大学では帰国子女でない人間を便宜的に「純ジャパ」と呼んでいました。「純粋な日本人」という意味合いですが、よく考えるとかなり頭の悪いネーミングです──なのですが、ご本人の努力によって日本にいながらにして外資系企業でも通用する英語力と発音を身につけたといいます。
講座には毎回同席させてもらっているのですが、参加された皆さんの発音がみるみるきれいになっていくさまを傍らで目の当たりにするにつけ、非常にうらやましく思っています。
そんな英語講座の3クール目が来週11月12日(木)から開講します。
以下、高島陽子先生からのメッセージです。
みなさん、こんにちは! いよいよ講座の開講日が迫ってきました。
今回は前回までの講座内容をさらにブラッシュアップして「発音のすべて」をみなさんにお伝えします。
- 「発音が変わると人生が変わる」
大げさと思われるかもしれませんが、それくらいきれいな発音の影響力は大きいものです。
私自身、転職や職場でのプロジェクトの割りふりなどでそのことは強く実感していきました。
そして、本講座でお伝えしたいことは、海外に行かなくても、大人になってからでも発音は十分にきれいになる!ということ。
- 「難しい英単語を知っていても、発音が上手くできないからスピーキングに自信が持てない」
- 「リスニング能力の向上に限界を感じている」
- 「もう一度英語を勉強しなおしたいけど、いいきっかけが見つからない」
そんな方々にはぜひ参加していただきたい講座です。
発音矯正とあわせて効果的な学習法の紹介も含め、私の経験から培ったノウハウをあますところなくお伝えします。たくさんの方々のご参加をお待ちしています!