「何のために?」を自問すればタスク管理のやり方は見えてくる

カテゴリー: TaskChute2活用法



先日、TaskChute2の「Project」「Mode」「タスク実行後の評価」をどのように使うのが良いか?という質問に答える機会がありました。

実際に私が回答したのは、以下の通りです。

質問をされた人は、TaskChuteエバンジェリストの私が「Project」と「評価」を使用していないことに驚かれたようです。

その理由について私が話したのは、「何のためにそれを使うか?と自問したときに特に理由が思いつかないなら、無理に使わなくていい」ということでした。

目的があるから使う意味がある

先ほどの例で言えば、「Project」や「タスク実行後の評価」などは、後からTaskChute2の記録を見て何かを分析したいのであれば使う価値があります。

しかし私は「Project」や「タスク実行後の評価」を使った分析を行っていません。「Mode」と「作業内容(タスクの名前)」を使った分析で事足りているためです。

ですから、TaskChute2を使う際の負担を減らすために、「Project」と「タスク実行後の評価」を使わないというシンプルな運用をしています。

これはTaskChute2に限らず、他のタスク管理ツールや手法についても言えることです。

目的がないままなんとなく使うことは、かえって負担になるので無理に使わなくてもいいのです。

使い続ける間にも「何のために?」を自問する

最近、TaskChute2で運用している朝のルーチンタスク群を見直す機会がありました。

ひとつひとつのルーチンタスクについて、「これは何のためのタスクだったのか?」を自問することで、いくつかのルーチンタスクは削除されました。

また、タスクのリピート設定についても、わざわざ曜日毎に繰り返す設定で7日分を用意せずとも、毎日繰り返し、あるいは平日のみの毎日繰り返しで事足りるということに気が付きました。

結果として、これまで続けていたことに対して再度「何のためにやる?」を自問することで、TaskChute2を使ったタスク管理(時間管理)をよりシンプルにすることができました。

また別途、Evernoteで行っているGTDシステムについても、ノートブックの運用などを同様に見直そうと思っています。

まとめ

タスク管理ツールの使用方法、運用方法に迷ったら、「何のために使うのか?」を改めて自問してみてください。そうすれば答えは見えてくるはずです。その結果が「やっぱり使わない」であってもいいのです。

ちなみに私はたまにこういうやりとりをすることがあります。


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