やめる系、減らす系の習慣を身に付けるには数を正確に数える

カテゴリー: ビジネス心理

By: Antonio SilveiraCC BY 2.0


以前から大橋悦夫さんがやっていたことを真似てみているだけなのですが、最近、カフェイン摂取量を少し減らしたいと思うようになって、コーヒーの杯数を数えだしてみました。

するとコーヒーを飲む量がてきめんに減ったのです。

方法としては、私はたすくまを使っているので、朝イチに、図のような「タスク」を用意します。


「コーヒー1」から「コーヒー6」までが朝の最初に用意されます。そしてコーヒーを飲むたびに、そのタスクを実行したことにします。

このセットを見ればわかるように、私としては最大でも6杯でおしまいにしたいという気持ちがあります。

おそらく、こういう「制限したい」という気持ちと、正確な記録とが、何かを減らす・やめるのに役にたつのだろうと思います。

制限したいという気持ちがなければ、そもそも制限などしないでしょう。それはそれでいいと思いますが、問題は正確な記録のほうです。

正確な記録をつけるのは、やはり、記憶はどうしてもごまかしが利くからです。

杯数を「少なめに自己申告」するのは、記憶力が「乏しい」ほど容易にできるのです。

さらにいうと、記憶力をここぞという時にこそ「乏しく」してでもコーヒーが飲みたいということもあるものです。このへんは非常に心理的な話です。

(つまり、いわゆる「記憶力」というものは、ある程度、特定の目的に沿って弱くなったりすることもあるわけです)。

正確な記録はもちろん「セルフモニタリング」という意味もあります。しばしばメタ認知と呼ばれたりもしますが、「すでに6杯飲んだんだから、今日これ以上のまなほうがいい」という自制心に、いわば、後戻り不能にするわけです。

しかし、実のところ「正確な記録」は、中途の判断力を強化するという意味で、快感と衝動のコントロールを容易にしてもくれます。

「まだ朝なのに3杯も飲んでしまったが、昼間で飲まずにガマンすれば、午後からはいつもと同じペースでカフェインをとっても大丈夫だ」というようにです。

コーヒーだとばかばかしい話のようにも聞こえますが、これはお金の節約でも、ダイエットでも、適用できる話です。

さらにいえば、ネットサーフィンでついだらだらしてしまうといった件にでも、応用できます。

▼編集後記:




8月22日 第2回 心理ハックセミナー(東京都)


第2回のテーマは「集中を生み出す時間管理」です。

(なお、こちらのセミナーは「心理ハック」というテーマで一貫させてはおりますが、シリーズものではありませんので、第2回に参加いただくにあたって、第1回参加は必須ではありません)

時間管理というのは、誰もが「望むところ」ではあるものの、ビジネス書のなかでは必ずしも「うけ」がよくないという、不思議な不変のテーマです。

1つには「時間を作っても、それを何に使うの?」という、時間貧乏の筆者にはうらやましい疑問がたえず発されるせいかもしれません。

あるいは「時間管理なんかうまくいきっこない」というほとんど絶望的なあきらめの念があるのかも知れません。

私は「時間管理」が可能だという「セクト」にくみする人間ですが、「時間管理」によって成し遂げるべきことは「集中」です。

集中するために時間管理するのです。

時間管理とは、集中する時間を少しでも多くもてるようになるための、方法論です。

繰り返しになりますが私は、時間管理は可能であり、可能にする方法がある、という考えをずっと抱いてきています。
そういう方法に興味ある方に、ご参加いただけると幸いです。


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