以前の記事で、オフィスサーファーが自由ながらも会社から信頼を得られる理由の1つとして、仕事の期限管理がしっかりしていることを紹介しました。
» オフィスサーファーはなぜ会社から信頼を得ることができたのか
しかし、自分の仕事だけを一生懸命管理していても、自由でいられるわけではありません。本当に自由でいるためには、関係者の仕事についても自分の管理下に置いておく必要があります。
それは本当に予想外の割り込みタスクですか?
自分の仕事は終わったけれど、予想外の急な仕事の依頼が来て残業になってしまったことはありませんか?
でもこれって本当に予想外だったのでしょうか?直前で関係者がたくさんの仕事を抱えていたりしませんでしたか?
関係者の仕事があふれたら、その仕事がこちらにくることは予想できますよね。ということは、関係者の仕事の状況について把握できていれば、仕事の依頼は予測できるということです。
他人の仕事も管理下に置く
そこで、急な仕事の予防策として、私は上司・同僚の仕事の期限も把握し、GTDのシステムに組み込んでいます。
そして、上司や同僚がその仕事の期限を忘れていたり、うまく進んでいないようであればフォローするようにしています。
こうすることで、自分のペースで仕事を進められるばかりか、周囲にも感謝されるようになりました。
オフィスサーファーはときにオフィスライフセーバーになる
いつでも他人をフォローすることは難しいので、もちろんこれは自分に余裕があるときに限ります。
しかし、もし自分に余裕があって、他の人を助けられる状況にあるなら、仕事の海で溺れている人を救助してあげてください。
(余裕はタスク管理によって作り出せるものです。タスク管理で得た余裕は人に還元できますから、タスク管理をすると人にやさしくなれると私は思っています)
オフィスサーファーはときにオフィスのライフセーバーになるのです。
まとめ
他人の仕事に振り回されず、自分のペースで仕事を進めるためには、他人の仕事の期限や状況についてももGTDのシステムに組み込むことが役立ちます。
そして、上司・同僚の仕事の状況を把握しておき、余裕がなさそうだと感じたら、できる範囲でフォローしてみましょう。
こうすることで、自分の仕事のペースを保てるばかりか、周囲にも感謝されるようになるでしょう。
今回の記事の内容に関する具体的なエピソードなどは、8月9日(金)に発売される私の電子書籍にも収録されています。興味をもっていただけた方は読んでいただけますと幸いです。
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会社で働くことも、海でサーフィンをすることも似ています。それは周りの環境をよく見て自分が気持ちよく波に乗れる場所を選ぶことや、ときには人に波を譲ってみんなが楽しく過ごせるようにすること、そして困っている人がいたら手助けすることです。
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。