第6回 Sylfeedの定型文機能でTwitter共有&Evernote保存する/ ビギナーズ・ハック2nd

カテゴリー: ビギナーズ・ハック

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photo credit: moleratsgotnofur via photopin cc

第6話「Share&Archive」

ある晴れた日曜日、こじゃれたカフェで読書にふける一人の青年がいた。
彼の名前はラシタさん。三度の飯より本が好きという書の虫である。

そんな彼に忍び寄る一人の影

ベック君:ラシタさん!

ラシタさん:・・・。

ベック君:ねぇねぇ、ラシタさん!

ラシタさんは眉間にしわを寄せて「やれやれだぜ」といった表情を見せるが、抜群の鈍感力を誇るベック君は全く気にもとめない。


ベック君:何読んでるの?

ラシタさん:村上春樹だよ。

ベック君:何々? 『ノルウェイの森』? 『1Q84』?

ラシタさん:・・・。

ベック君:解った! 『海辺の・・・』

ラシタさん:『遠い太鼓』や。

ラシタさんは観念して読んでいた本のタイトルをぼそりと呟いた。

並の人ならイラッとして我を忘れかねないベック君のうざい絡みに対しても冷静沈着に捌くラシタさん。

ベック君:遠い太古?

ラシタさん:なんか惜しいけど全然違う。

ベック君:遠いタエ子?

ラシタさん:そうそう、思い出ポロポロな。

ベック君:遠いタイ子

ラシタさん:波野タイ子は22歳の設定な。

ベック君:なんか返し適当過ぎない・・・って本読んでんのかよ。

ベック君のくだらないボケを適当にいなしながら読書を続けるラシタさん。
時折ノートに何かを書き込んでいる。

ベック君:ラシタさんそれなに?

ラシタさん:んあ? これは読書ノートやけど。

ベック君:読書ノート! 格好いい!

ラシタさん:読書ノート付けとくとどんなことが書かれてたか振り返りやすいし、後から引用もしやすいからな。ベックも本読んだらちゃんと記録しといた方がええで。

ベック君:へぇ・・

ラシタさん:ちなみにこの『遠い太鼓』はな、村上春樹がヨーロッパ旅行に行ってたときの紀行文でな・・・

ラシタさんは読書ノートをパラパラめくりながら、その後2時間ベック君に村上春樹の魅力を語り尽くしたという。ベック君は話された内容の1/3も理解できなかったが、取り敢えず読書記録を取って見返すといいんだなということだけは覚えたという。(了)

Sylfeedの定型文機能でTwitter共有&Evernote保存する

前回、SylfeedとRead It Laterを組み合わせて2種類のフィードの読み込み速度を切り替えるというお話でした。

今回はRSSを読んで良いなと思った記事を共有&保存する方法について紹介します。前回、前々回の記事を読んで頂いた方がよりスムーズかと思いますので、まだお読みで無い場合は是非ご一読頂ければと思います。

■2種類の読み方のおさらい

前回、前々回と紹介した二つの読み方は「飛ばし読みも辞さない系」「飛ばし読みはしない系」の2種類でした。

飛ばし読みも辞さない系は、さくさくリード文だけを読んでその場で読む読まないをジャッジし、読むアイテムはRead It Laterに送り、読まないアイテムはすっ飛ばします。読む読まないのジャッジをひたすらテンポ良くこなす為に、Sylfeedはジャッジ用ツール、Read It Laterが読みこむツールという色分けです。



飛ばし読みはしない系は、基本配信された記事を全て読み込みます。全文化されていないRSSはその場でカミナリマークを押して全文化して読みます。こちらではSylfeedで全てが完結します。



これらの2種類の読み方の共有と保存について見ていきましょう。

■飛ばし読みも辞さない系のシェアと保存

読み飛ばしも辞さない系の記事の内、読むと決めたものは基本的にRead It Laterに送信されています。TwitterやFacebookへの共有もEvernoteへの保存もRead It Laterで行います。


※ちなみに、ラクイシロクは読み飛ばしはしない系のブログであることをここに注記しておきます

Read It LaterからEvernoteに送信すると余計な情報が全て省かれた美しいノートが生成されます。



■飛ばし読みはしない系のシェアと保存

飛ばし読みはしない系の記事の内「これは是非ともみんなにシェアしたい!」と思った記事はSylfeedのTwitter投稿機能を用いてTwitterに配信します。

この時、Sylfeedの定型文機能を用いてURLの前に「B!」を付けておくことで、Twitterでシェアした記事を同時にはてなブックマークにも登録することができます。



こんな感じにTwitterに登録された情報が



こんな感じにはてなブックマークに登録されます。



はてなブックマークに登録されているアイテムを自動的に全文化してEvernoteに転送してくれる「hatebte」というサービスを用いれば、ここまでの手順ではてなブックマークに登録されたアイテムを自動的にEvernoteに送ることができます。



■ちょっとした設定説明

上記飛ばし読みはしない系の仕組みを構築するための設定例をいくつか挙げておきます。

Twitterのテンプレート(定型文)設定絵は「【オススメ記事】|${title} ${source} B! ${link}」という設定を行っています。投稿する際には「|」の手前にコメントを適宜差し込みます。



hatebteは設定という程のモノではないのですが、後で整理しやすい様にタグ「web clip」を付与してEVERNOTEに送っています。



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hatebte – はてなブックマークをEvernoteへ
hatebteとは? hatebteとはHatena Bookmark to Evernoteを略です。Hatena Bookmarkに登録したページをhatebteが全文化してあなたのEverno …
hatebte便利ですよ!


最後に

今回でRSSからの情報収集系のお話は一旦終了です。次回からは新年度になりますし、手帳やらセルフマネジメント系の内容を取り上げたいと思います。

参考図書

今回紹介した様なWebやRSSの共有&保存のテクニックは拙著『クラウド「超」活用術』に詳しく記載しています。興味が有る方は是非ご一読下さい。


 

▼編集後記:




前回もお知らせしましたが、この度倉下さんと共著で『シゴタノ!手帳術』という本を上梓致しました。

クラウド+ほぼ日手帳という基本構成は変わりませんが、使い方は二人とも全然違うというのが実に興味深い。倉下さんとのコラボレーションも非常に刺激的でした。

これまでBLOG等で発信してきた手帳術をきっちり形にすることができたので、個人的にはかなりやり切った感はあります。自分でハードルを上げるのもなんですが、かなり自信アリの一冊ですので、是非一度書店等でお手に取って頂ければ幸いです。


▼北真也:
仕事術をもっとカジュアルに! わかりやすさ重視の「ビギナーズ・ハック」をお届け。Blog「Hacks for Creative Life!」と勉強会「東京ライフハック研究会」主宰。


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