おめでとうございます!
36歳になったので、今年やりたいことを語ってみる | jMatsuzaki「タスク管理で習慣化ハック」/ Voicy - 音声プラットフォーム
この音声配信にてjさんは
- TaskChute Cloud 2.0
の開発に手がけたいと発表されていました。
たいへん興味深いとともに、すこし考えさせられるお話でした。
TaskChute Cloud 2.0開発プロジェクトが始まりました!Wow! | jMatsuzaki
TaskChuteはツール
TaskChuteとはタスク管理ツールであり、すなわち道具です。道具に「コレと言った正しい使い方」はありません。「使わない」ことももちろん自由です。
とは言え愛好して使っているユーザーは、すなわち私自身は、
- 私のタスクシュートの使い方は正統的であり、原理的であり、唯一無二といっていいほどに正しい!
と信じているものです。
道具とはそういうものです。バットを振るときのことを考えてみてもください。「顔はもうレフトスタンドを向いている」などと笑われるものですが「これでホームラン!」と信じて振るのが常です。
よほど変な人でなければ「さあ凡打を打つぞ!」「さあ三振するぞ!」と思って打席に立ったりしないのです。
だから誰だって、結果が出る前までは「自分の使い方こそ正しいと信じて道具を使う」ものなのです。
なにが言いたいかというと、私とjさんのタスクシュートの使いかたは、大いに違っているということです。
しかもどちらも、「自分の使い方は絶対にまちがっていない!」と信じてもいるのです。
それでいいのです。
私にはタスクシュートに今後、どんな機能が追加されるのか、見当もつきません。だから楽しみでもあるのだし、私にはきっと想像もできない「使い方」が創造されていくのだろうとも思うわけです。
私がなにをどのように信じようとも、タスクシュートユーザー全体の中で見れば、私の考え方は「マイノリティ」でしょう。
時間管理であれタスク管理であれ、私は「タスクシュート1本でやる」のがベストだと信じています。今ではじっさい、そうしてもいます。
そうするためには、
自分の前後に「時間」はないし、もしかしたらこの世に「時間」などというものはなくて、あるのは空間だけかもしれない、
とある程度、信じることが必要です。
この世にあるのが空間だけなら、時間とはいわば、空間に付けられたラベルのようなものです。まだ太陽が東の空にある空間は「朝7時」と名づけられ、太陽が中天に位置する空間を「正午」といい、西の空でオレンジ色になった空間は「夜6時」です。
なにか仕事がやれるのはぜんぶ「今」です。「朝7時」という名の空間であっても、「正午」という名の空間であっても、やるときには「今」です。いま、イマ、今と、ずっと「今」が続くのです。
その「イマの意識」に連続性をもたせて、「イマある仕事」に取り組み続けられるのは、せいぜいが「きょう一日」です。明日には明日の風がふきます。正直、明日の意識状態がどうなっているかなど、イマの段階ではサッパリ予想も付きません。
だから、私にとっては「今日1日分のリスト」を整理できれば充分です。そのための機能はすでにタスクシュートに完備されています。
Follow @nokiba
タスク管理も一種の情報整理です。
この界隈のブロガーとしては有名な情報管理LOGさんと3月20日に対談を開催します!
テーマは情報整理やiPad Mini 6やその周辺。
私や情報管理LOGさんに直接お聞きになりたいことなどございましたらご参加検討ください!