『読むセラピー』はぜんぶで3巻あります。
本書はその第2巻で、
「幸せで平安な人生を送るためには、求められたことを人に与える行為が欠かせない」
をテーマに、3冊の本を紹介しています。
「与える」ことの最大の難関は、
- 失ってしまう
- 損をしてしまう
恐れや不安でしょう。
「与えることの重要性」について深く考えるきっかけに
本書はまさにその点に注意し、誰もが知る有名な童話から「与えることの真の意義」を解説しました。
そのうえで「与えたとたんに搾取されてしまう残酷な環境であっても、与えることに意味はあるのか」を考えてみました。
さらに、童話や極端な環境ではなく、平均的な私たちのふつうの人生で、たとえば愛する人などに「与える」とはどんなことで、どういった意味をもつのかも紹介しています。
第1巻と同じく、順不同で読めるように各章は独立しています。
本書で紹介している3冊は、
- 1冊が童話、
- 1冊がドキュメンタリー、
- もう1冊が心理サスペンス
です。
決して同じジャンルにくくられることはありません。
それでも本書を読んでもらえれば「与えることの重要性」について深く考えるきっかけになると思います。
第1巻はこちら。