2020年8月15日まではAsana(アサナ)を使っていましたが、同日よりTodoist(トゥードゥーイスト)に乗り換えることにしました。
この記事では、
- 乗り換えに至った経緯
- 乗り換えの目的
について書いてみます。
初心者ゆえ、とんちんかんなことも書いてしまっているかもしれませんが、ベテランTodoisterの方々に置かれましては、お手柔らかにお願いいたします。
いったんCMです。
乗り換えに至った経緯
1度目のTodoist
実は、2015年6月に一度Todoistを本格導入しかけたことがありました。
6月17日に試用を開始して6月29日に終了。
以下は、そのときのスクリーンショットです。
「セットアップルーチン」というリピートタスクとそのサブタスクです。
当時は、Toodledo(トゥードゥルドゥー)でこのリピートタスクを管理していました。
Toodledoではサブタスクの並び順を自由に決めることができ(設定による)、次回以降のリピートタスクも同じ並び順が維持されていました。
同じことをTodoistに期待していたのですが、当時のTodoistにはサブタスクの並び順を維持する能力はなく、以下いずれかの選択を迫られることになりました。
- 現状のやり方を諦めて、Todoistのやり方に従う(調節)
- 現状のやり方を受け入れてくれるツールを探す(同化)
※同化と調節については以下(『マンガでわかるスピードハックス』より)。
このときは同化をチョイス。Todoistは見送ることになったのでした。
ToodledoからAsanaへ
2015年6月29日。
Todoistを見送った後は、ToodledoからAsanaに鞍替え。
Asanaにはサブタスクの並び順を維持する能力はもちろん、(今回は割愛しますが)ほかにもToodledoよりも使い勝手のよい面が多く、さらに一人で使う限りは無料。
有料プランは月額1,200円~で、チームでプロジェクト管理するユーザー向けのため、逆・門前払いです(それにしてもお高い…)。
ところが、Asanaには一つ致命的な欠点がありました。
タスクを期限順に並び替えたときに、期限順に並び替えているのに、いくつかの期限が前後するのです。
また、リピートタスクを完了させると、指定したリピート設定に従って次回のリピートタスクが作られるのですが、それが正しい日付に作成されないことがあるのです。
正しい日付に作成されたかどうかは、実際にスクロールしてみないと分からない、実にスリリングな仕様。
もちろん、ほとんどの場合は正しい日付に作成されます。
でも、忘れた頃に、まるで「試す」かように設定とは異なる日付に作成されるのです。
たとえば、「3ヶ月ごと」など変則的なリピート設定が4ヶ月後になるなど、です。
とはいえ、長く使い続けているうちに何となく傾向が掴めてきて、どういうときに警戒しないといけないかを身体が覚え始めていたので気にならなくなりました(これが調節)。
何よりも、「まぁ、無料だしな…」ということで見て見ぬふりを貫いてきたわけです。
2度目のTodoist
2020年8月15日。
詳細は省きますが、ふとしたきっかけで「改めてTodoistを試してみようかな」ということで5年ぶり2度目のサインアップ。
この種のツールはコメント機能がキモであり、Todoistにおけるコメント機能は有料特権であることは重々承知している身としては、サインアップ即プレミアムです。
Asanaに比べるとお安い…。
乗り換えの目的
くり返し行うタスクの実行サポート
Todoistでは、いわゆる「プロジェクト」は扱いません。
プロジェクトは別の「係」が担当します。
TaskChuteとかEvernoteとかTodoistとかDynalistとかScrapboxとかRoam ResearchとかNotionとか、複数のツールを並行して使う場合、それぞれのツールごとに「係」を決めるといいと思う。
そのツールに向き合うときは「〇〇係」に徹する。それぞれの係間でうまく連携するために、まず組織図が要るな。
— しごたの/大橋 悦夫 (@shigotano) August 16, 2020
扱うのは、くり返し行うタスク、すなわちルーチンタスクとリピートタスクのみです。
要するに、くり返し行うタスクについて、
- いつやるか(When)
- どうやるか(How)
の2つを、必要なタイミングで都度教えてもらい、その実行をサポートしてもらうわけです。
タスク名を目にしたときに「うわ、これめんどくさいやつだ…」と感じたら、高い確率で先送りしたくなります。
Todoistはここにカットインしてきて「この順番でやると簡単ですよ」とアドバイスしてくれます。
まぁ、そのアドバイスはあらかじめ自分で用意したものなのですが、月に1度とか3ヶ月に1度など、時間が空くと「順番」や「やり方」などはすっかり忘れているので、必要になったときにサッと見せてもらえるとたいへんありがたいわけです。
そして、必要ではないときは隠れていて欲しい。姿を見せないで欲しい。
この点でToodledoもTodoistもたいへん優秀。
「今日やることは?」と尋ねれば「ハイ、こちらのリストになります」と教えてくれますが、尋ねない限り黙っています。
まぁ、このリストはあらかじめ自分で用意したものなのですが、いちいち全部は覚えていられないので、必要になったときにサッと見せてもらえるとたいへんありがたいわけです。
思い出すのがめんどくさい
やるべきことが大量にあっても、「いま」必要なことはさほど多くないものです。
ただ、「多くない」と分かってはいても、その「多くないリスト」を抽出してくる手間がめんどくさい。
夕食を作るための材料はもれなく冷蔵庫に入っていることが分かっていても、そこから「今日の夕食を作るための材料」を取り出すのがめんどくさいと感じるのと同じです。
へたに冷蔵庫を開けると、「今日の夕食」に関係ない余計なものまで目に入ってくるのでなおさらです。
だからこそ抽出作業はツールに任せたいのです。
まとめると、
- いま必要なタスクがちょうどよいタイミングで目に入ること(=今ならやれると思える)
- そのタスクを実行するための手順が目に入ること(=これならやれると思える)
という2つが得られることで実行をサポートしてもらえるわけです。
まとめ
まぁ、まとめるほどのことは書いていませんが、いろいろ書き切れなかったこともあるので、引き続きTodoistについて書いていきます。
以下、プレビュー。
関連記事
» Toodledoの使い方全24回を総集編としてまとめて振り返ります