Webブラウザは、FireFoxをメインに使っているのですが(IEはIEでしかアクセスできなサイトやIEでの表示確認が必要な場合のみ使用)、その使い方について先日友人と話をしていたところ、
●タブを開きすぎてわけがわからなくなることがある
●一度開いたサイトがどのウィンドウだったのか忘れて探し回る
●掲示板に書き込みをしている途中で、別のタブに移り、
●書きかけなのを忘れて、ウィンドウごと閉じてしまって泣いた
という問題を語っていました。ということで、自分の場合はどうしているかについて、少し書いてみます。
いつも開くFireFoxのウィンドウは常に2枚で、それぞれのウィンドウには役割が割り当てられています。要は、毎日使うサイトを2つのグループに分けているということです。
試行錯誤を経て今日現在では以下のようなグループ分けになっています。
1.ツールグループ
・BrandnewJ(風景が美しいので何となく)
・Remember The Milk
・はてなブックマークの自分のブックマークページ
・はてなグループ(グループウェア)
・Gmail
・newsing
・FreshReader(RSSリーダー)
など
ツールとして使うサイトやニュースを調べる上での起点となるサイト群です。
RSSリーダーは、通常はThunderbirdを使っているのですが、何日分かをまとめて一気に読むブログ(海外ニュース系など)がいくつかあるため、これらについては、複数のエントリーを1ページにまとめてくれるFreshReaderで読んでいます(livedoor Readerでも同じことができますね)。
2.ブロググループ
・シゴタノ!
・シゴタノ!ブログトップページ
・シゴタノ!格言日記トップページ
・シゴタノ!管理者ページ
・日経ビジネスオンライン(NBO)
・NBO入稿用グループウェア
・ITMedia Biz.ID
・あすなろBLOG
・あすなろBLOG管理者ページ
・FPN
・FPN管理者ページ
・情報シェア用Wiki
など
書いているブログや連載記事のサイトをまとめているグループです。同じブログでも、表ページ(公開しているページ)と管理者ページを別のタブで開いておくことにより、投稿をしようと思ったときには、すでに開いている管理者ページのタブを開けば済むため、その分だけ投稿のための心理的な敷居が下がります(ログインは必要ですが)。
つまり、「ブログを更新しよう」と思ったときには、このウィンドウをアクティブにすれば、そこにあるタブのどれかが目的のタブである、という状態になっているわけです。
各グループのサイトを開く際、FireFoxでは、ブックマークの特定フォルダにあるサイトを一気に開くことができるので、
1.新しいウィンドウを開く
2.目的のグループのブックマークフォルダの中身をすべて開く
という手順を2回(2ウィンドウ分)繰り返します。
上記の2つのグループに入らないサイトについては、その都度新たにウィンドウを開いて、そこにロードするようにしています。こうすることで、上記2つの“レギュラーウィンドウ”のタブの内容が保持されるためです。毎日のことなので、どのあたりに目的のタブがあるかもわかっているため、1つの独立したアプリケーションとして使っているような感覚です。
あるいは、ラジオでよく聴く周波数をプリセット登録しておくようなイメージでしょうか。
このやり方を始めてからは、毎日使うサイトは、朝の段階ですべて開き終えているため、改めて開く手間が省け、作業に集中できるようになりました。
この2つのグループは「毎日使う」サイトのみが登録条件のため、たまにしか使わない(=毎日は使わなくなった)サイトはグループから外し、代わりにこれから毎日使うことになりそうな、新たに見つけたサイトを加える、といった“新陳代謝”を通して常に使いやすいラインナップを保つようにしています。
なお、開いているタブのうち、使用していないタブの色が変化するAging Tabsというエクステンション(FireFox2のみ対応)があるので、これを使えば、あまり使わないタブを目ざとく発見することができそうです。