もちろん、「今さらそんな風に話せるようになれっこないし、第一、発音がキレイでも言いたいことが相手に伝わらなければ意味がない。むしろ発音なんて二の次で、伝わる話し方を身につけるのが最優先!」という考え方も一理あります。
上智大学(しかも外国語学部英語学科)出身の僕もそのように考えていました。そう考えていた理由の1つは、コンプレックスです。在学中は帰国子女の同級生たちに囲まれて、それこそイヤミかと思うくらいの美しい発音を耳にしていたからです。
発音に時間を割くくらいなら、1つでも多くの構文を覚えたり、ボキャブラリーを増やしたり、あるいは1冊でも多くの本を読破したほうが英語力──具体的には何を指すのかはわからないけれど──を高めるうえでよほど役に立つ。今から思えば、これは帰国子女たちに発音で圧倒的な差をつけられたことへの負け惜しみだったのでしょう。
でも、この考えを改めざるをえなくなりました。
というのは、昨年の3月からスタートした「発音矯正から始める英語学習講座」の講師・高島陽子先生の発音が帰国子女並みにきれいだからです。僕の中では、「きれいな発音 → 帰国子女コンプレックス」という連想がつながりやすくなっているのです。
帰国子女並みに、というくらいですから高島先生は帰国子女ではありません。僕と同じく「純ジャパ」──大学では帰国子女でない人間を便宜的に「純ジャパ」と呼んでいました。「純粋な日本人」という意味合いですが、よく考えるとかなり頭の悪いネーミングです──なのですが、ご本人の努力によって日本にいながらにして外資系企業でも通用する英語力と発音を身につけたといいます。
講座には毎回同席させてもらっているのですが、参加された皆さんの発音がみるみるきれいになっていくさまを傍らで目の当たりにするにつけ、非常にうらやましく思っています。
そんな英語講座ですが、現在4期目を開講中です。おかげさまで毎回満席の中お送りしていますが、東京以外での開催についてもお問い合わせをいただいていました。
そこで、このたび初の東京以外の地、大阪にて開催する運びとなりました!
発音できない音は永遠に聞き取れない
高島先生によると、発音を矯正することができると、急にリスニングがよくなるそうです。正しい音を発することができるようになることで、その音を聴き取れるようになるというわけです。
言い換えれば、口を動かすことなく、ひたすら耳で聴いているだけではリスニング力は鍛えられない、ということでもあります。それは、素振りをせずにいきなりバッターボックスに立つようなもので、正しいフォームでバッドを振れない限り、ホームランどころかミートすらしないのです。
以下は高島先生からのメッセージです。
正しい発音ができるようになると、リスニング力が飛躍的にUPします。TOEICで半分の点数配分を占めるリスニングの向上は重要です。「人間は発音できるようになった言葉から記憶していく」という話もありますが、私自身も聞き取り能力が向上すると、語彙の習得力やリーディング力にもよい影響があることを体感しました。
また、きれいな発音をしていると、実際にネイティブと話すときに、何度も聞き返されるようなこともなく、自信をもってコミュニケーションを取ることができます。
- 「発音が変わると人生が変わる」
大げさと思われるかもしれませんが、それくらいきれいな発音の影響力は大きいものです。
私自身、転職や職場でのプロジェクトの割りふりなどでそのことは強く実感していきました。
そして、本講座でお伝えしたいことは、海外に行かなくても、大人になってからでも発音は十分にきれいになる!ということ。
- 「難しい英単語を知っていても、発音が上手くできないからスピーキングに自信が持てない」
- 「リスニング能力の向上に限界を感じている」
- 「もう一度英語を勉強しなおしたいけど、いいきっかけが見つからない」
そんな方々にはぜひ参加していただきたい講座です。
発音矯正とあわせて効果的な学習法の紹介も含め、私の経験から培ったノウハウをあますところなくお伝えします。たくさんの方々のご参加をお待ちしています!
参加者の声
以下、昨年11月に東京で開催した「発音矯正から始める英語学習講座(第3期)」の参加者の声をご紹介します。
- 妻がニュージーランドの高校・大学を卒業していて、英語がペラペラなのは一緒にいて認識していた。実際に発音してもらった際に、本セミナーで習った口の形、舌の形と同じなので驚いた。その気づきがあって、本セミナーに参加して良かったと思った。
- 自分がリスニングが不得意だったのは弱形に対応できていないのだと気づきました。もっと早くにならえておければ…。
- 今までちゃんと発音を知らずに英語を学んでいた時間がいかに無駄が多かったかを思い知らされました。野球にたとえれば、バットを逆さに持って振っていたようなものです。
- 今まで耳が悪い人間は英語をネイティブのように話すのは無理だとあきらめていた(1年語学留学したり英語にはさんざんお金をかけてもだめだったので)。でもそれは違うということがわかった。あと、洋画やニュースがうまく聞き取れない理由もわかった。これからは何とかなりそうな気がする。長野県から通った甲斐がありました。
- この講座を受けてから聞き取りが良くなった。弱形化、シュワサウンドもとても勉強になった。今後も開催してください。
- 舌の形や息の出し方にも注意が必要だと分かった。具体的にどう発音すればいいのかがわかった。
- 英語の発音の特徴がわかると同時に、日本語の発音の特徴もわかったように思います。また弱形については自分だけで勉強した場合は落ちそうな点なので、明示していただいたのは役立つように思う。
- 自分一人では発音の訓練は難しい。他の人にチェックしてもらう必要がある。
- 頭でわかっていた(つもり)だったLとRの違いを、繰り返しトレーニングすることでカラダで覚えられた。
関西初開催!実践を強力に後押しする英語学習講座
26歳から独学で英語の勉強をし始め、わずか半年で苦手意識を克服、TOEICで875点をマークした高島陽子先生の勉強法とは?
ポイントは徹底した発音矯正にあります。
全4回・合計8時間にわたって、そのエッセンスと具体的な学習方法を実際に体験していただきながら文字通り「身」につけていただきます。
これまでの参加者が口をそろえて絶賛するのが、一人一人の発音をチェックし、その場で矯正していくという、少人数制ならではのきめ細かな指導。
今回も20名限定で、一人一人の発音をブラッシュアップしていただきます。
発音矯正から始める英語学習講座
- 発音矯正用の「あるツール」を入門編・本編を問わず受講者全員に提供します。
- セミナー後の自学自習のための推奨テキスト(市販)を本編の受講者全員に提供します。
詳細・お申し込み
●日時:
- 第1回 母音編I:2010年02月27日(土) 13:00~15:00
- 第2回 母音編II:2010年02月28日(日) 13:00~15:00
- 第3回 子音編I:2010年03月27日(土) 13:00~15:00
- 第4回 子音編II:2010年03月28日(日) 13:00~15:00
●受講料:30,000円 (全4回の講座とテキスト代を含む)
●会場:新大阪丸ビル新館
●定員:20名
●講師:高島陽子先生
26歳から独学で本格的に英語の勉強を始める。
わずか半年でTOEIC高得点(875点)をマークし、
HPの中途採用に合格。TOEICはその後985点。
ロンドン大学の大学院で2つの修士号を取得。
世界の大学TOP10(Times誌)にランクインする
インペリアル・カレッジ・ロンドンを首席クラスで卒業。
英語力の向上とセルフイメージの向上を同時に実現したい方は、是非ご参加ください。
※本講座はTOEICを1度以上受験したことがある方のみを対象とさせていただきます。