写真を見返して、アイデアの種を手に入れる
2010年はじめての記事になります。今年もどうぞ、よろしくお願いします！
今回は、久々にiPhoneネタ。アイデア発想に使えるツールをご紹介します。
街に出て、興味深いもの、琴線に触れるものをiPhoneで思わずパチリ。そうして確実に増えて、カメラロールを重くしてゆく写真たち。いま、あなたのiPhoneには、何枚の画像が入っていますか？
しかもせっかく、忘れるのに忍びないと撮影したはずの写真を、最後に見返したのはいつのことでしょうか。
先日の倉下 忠憲さんの記事、思考を整理する「メタ・ノート」習慣を始めよう！でも、メタノートの手順として、
- 日々の着想は全てメモや手帳に書き付ける
- それらを時間を置いて見返す（第一次発酵）
- （以下略）
上記のように紹介されていました。記録は見返して、時々思い出しておくことで、頭の中でいろんな記憶と混ざって化学反応が起きます。どんなに素敵な着想、アイデアの種も、完璧に忘れてしまっていては意味がないんです。
というわけで、たまには今まで撮影してきた写真の棚卸しをしてみてはいかがでしょうか。アイデア発想のため、だけでなく、撮り貯めた写真を削除して、カメラロールを軽くするのにも有効です。
とはいえ、ただ単に手作業でFlickrに写真をアップロードするだけでは芸がありません。数百枚ある写真をすべて処理するには手間がかかりすぎますし、 何より見返す楽しみがありません。iPhoneのカメラロールから閲覧するのとあまり変わり映えせず、取り立てて面白い、ということもない。
見返して、写真を記憶に残すことが大切なのですから、撮影した写真を、いかにサクサクと、興味深く見返すか、というのは、大切な問題だと思います。
写真を簡単に、しかも何度でも見返したくなるような楽しいものに変えてくれるなにか。
はい、そんなアプリがあります。それが、今回ご紹介するanimotoなのです。
まるで動画！クールなスライドショーをお手軽作成
animotoは、手元の写真から音楽付きスライドショーを自動作成してくれるiPhoneソフトウェアです。
作り方は簡単、
- 手元の（カメラロールまたはその場で撮影）画像を選んで（5～16枚）
- animotoから提供されている数十曲の楽曲から一曲を選んだあと
- 作成ボタンを押すだけ！
スライドショーの効果は、アプリ側で自動設定。効果はある程度ランダムで決まっているようですが、どう転んでも、まるでプロが作ったかのようなクールなスライドショーになるのは間違いありません。今までカメラロールで眠っていた思い出が、本当に簡単に、何度も見返したい“思い出の動画”に大変身です。
ちなみに、私の2009年”食”の総括はこちら（スライドショーサンプル）。このスライドショーはPCでも、あるいはiPhoneからでも、いつでも見返すことが出来ます。
また、動画自体はanimotoで取得したアカウント上に存在しているので、画像を消しても動画が残り、万一データ消失などという泣きたい事態に陥っても、動画でその写真を見ることが出来ます。大切な思い出のバックアップとしても。
せっかく残したあなたの思い出やアイデアの種のなかには、カメラロールの隅っこで忘れ去っておくには惜しいものが、きっと沢山あるはず。
2009年の写真の記憶を、ぜひanimotoで加工して、つい見たくなってしまう素敵な動画に編集してあげてくださいね。
あなたの手元に、素敵な思い出とアイデアが沢山残りますように。
▼新井ユウコ：
