» ヤマト運輸の「Myカレンダーサービス」を設定してみて改めて実感したこと
「午前中指定」にしたのに「夜間指定」に上書きされる
まず、「Myカレンダーサービス」とは以下のようなサービスです。
» ヤマト運輸、宅配便を受け取りやすい曜日・時間帯をあらかじめ指定できる「Myカレンダーサービス」
例えば、Myカレンダーサービスに水曜日の20~21時の時間帯を設定しておくと、火曜日の12~14時に発送予定の荷物があった場合でも、配送時間が水曜日の20~21時に自動で変更される。設定した曜日・時間帯から配送時間を変更したい場合は、「お届け予定eメール」から個別に変更することも可能。
従来も、お届け予定eメールなどから配送日時を変更できるサービスを提供していたが、Myカレンダーサービスを活用することで、その都度、日時を変更する手間が省けるとしている。
※現在は「20~21時」の時間帯は廃止され「19~21時」に変更されています。
当初は、ネットショッピング等で、注文時に時間帯を指定できなかった(し忘れた)場合でも、自動的に指定した時間帯(19~21時)に設定してくれるので「これは便利」と思って重宝していました。
その頃は夜間(19~21時)以外に受け取ることがほとんどなかったからですが、最近は事情が変わってきました。
自宅で仕事をする日が増え、また午後から外出する日も不定期に発生するようになったため、ごくたまに「午前中に受け取りたい」という日が出てきたのです。
そんなときは普通に注文時に「午前中」を指定します。
ところが、「Myカレンダーサービス」には「夜間」が指定してありますから、この「午前中指定」は「夜間」によって上書きされてしまうのです。
これは「仕様」なので、当然の結果なのですが、「まぁ、そうなるよな…」と。
時間帯指定がない荷物であれば、「Myカレンダーサービス」に指定されている時間帯を割り当てるのは理に適っています。
でも、時間帯指定のある荷物についても、判で押したように指定した時間帯に変更されてしまうと困ることがあります。
この問題は、「時間帯指定」がエンドユーザー(荷物を受け取る人)の意向なのか、ショップ(荷物を発送する人)の意向なのかが判別できないところにあります。
ヤマト運輸としては、時間帯指定があろうがなかろうが、とにかくエンドユーザーが「Myカレンダーサービス」に指定している時間帯に届けるのが正解、というシンプルなルールで動くことができます。
でも、現実には「今日は指定した時間帯に届けて欲しい」という例外もあるわけです。
回避方法はあるが…
この例外に対応するためには、「上書き」を回避する必要があります。
2つ方法があります。
回避策1
1つめの方法は、「Myカレンダーサービス」の設定を一時的に変更して、「上書き」されないようにする方法です。たとえば、明日(月曜日)だけは注文時に指定した「午前中」に届けて欲しい、ということであれば、「Myカレンダーサービス」の設定画面で月曜日のチェックを外します。
これで「上書き」を回避することができます。ただ、後で外したチェックを入れ直す必要があります。
回避策2
2つめの方法は、配達日前日にヤマト運輸から届くメールで確認のうえ、受け取り日時を変更する方法です。
以下のような確認メールが届くので、もし変更がある場合は記載のURLから希望する日時に変更します(注文時に「午前中」を指定していました)。
1つめの方法は、設定を変えたり戻したりという手間が発生するので、面倒で続かなくなる可能性があります。
2つ目の方法は、おそらくこれが現実的な回避策なのだとは思いますが、メールを見逃したり受け取り日時の変更をし忘れるリスクがあります。
そもそも、注文時に「午前中指定」を希望しているのに、その希望が(結果として)無視されることになるので、ややガッカリさせられます。
もちろん、すでに書いたとおり、ヤマト運輸は「時間帯指定」がエンドユーザー(荷物を受け取る人)の意向なのか、ショップ(荷物を発送する人)の意向なのかの判別ができない以上、やむを得ないのですが…。
まとめ
というわけで、在宅時間がマチマチになった自分にとっては「Myカレンダーサービス」はあまりマッチしないため、いったん設定を解除することにしました。
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