「ハードディスク破壊サービス」というものです。ソフマップ・ビックカメラの一部店舗で行っているもので、対象店舗については、こちらでご確認ください。
ハードディスク破壊とは?
「ハードディスク破壊サービス」の「破壊」の定義は、以下のように数カ所の穴を空けることを指します。
やろうと思えば、自前で電動ドリルを用意し、穴開け作業を行うことはできます。
が、「飛んできた破片でケガをする怖れがある」という話を聞き、やや不安になったのと、使用頻度があまり高くないであろう電動ドリルを所持しておく(刃の交換などのメンテナンスも必要になる)のはあまり気が進まなかったので、専用サービスを利用することにしました。
目の前で破壊してもらえる
わざわざ店舗に持ち込むのは面倒ではありますが、目の前で破壊作業を実演してもらえるので安心できます。宅配回収業者の中には、データ消去の証明書を発行してくれるところもありますが、目の前で破壊してもらう以上の証明はないですから。
ちなみに、以下のような「HDD破壊機械」が使われていました。カウンターの奥に設置してあり、係員の方が作業するさまをカウンター越しに“見学”することができます。
何度か向きを変えて入れ直し、ハードディスク本体に数カ所の穴を空けます。
「超小型HDD・メディアクラッシャー」という製品のようです。
↓同一製品ではありませんが、類似製品が498,066円で販売されていました(業務用ですね)。
» 日東造機 DB-25II CrushBox 超小型ディスクブレーカー スタンダード記録メディア破壊機
破壊にかかる時間はハードディスク1台あたり1分程度
上記の動画にもありましたが、ハードディスク1台あたりの破壊にかかる時間は1分程度です(複数箇所の穴を空けるので、1台につき数回出し入れを繰り返していました)。
今回、6台のハードディスクを持ち込んだのですが、書類記入から支払いまで含めて30分弱かかりました。
破壊処理後のハードディスクは持ち帰る必要がある
破壊処理後のハードディスクは返却されます。つまり、自分で持ち帰る必要があるということです。回収はしてくれないので、この点は要注意です。
破壊料金は930円(+税)、取り出し料金は480円(+税)
破壊料金は930円(+税)ですが、これはPC本体からハードディスクを取り出して以下のように“裸”の状態で持ち込んだ場合の料金です。
以下のように、PC本体やケースに入ったまま持ち込んだ場合は、ハードディスクを取り出す作業が必要になるので、取り出し料金が別途480円(+税)かかります。
あらかじめ自分で取り出しておいがほうが安上がりですが、ネジがたくさんついていたり、かなり頑丈にガードされていたりして、手間がかかることがあります。
このあたりは自分の時給を考えて、480円のほうが安いなら素直にプロに任せた方が良いかと思います。ただし、任せるにしても、取り出し作業の分だけ待ち時間がかかるので、単純に手間賃ということですね。
モノにもよりますが、取り出しに10分くらいかかることもあるそうです。
まとめ
と言うわけで、ハードディスクの処理にお悩みの方は、選択肢の一つになると思います。
なお、パソコン本体や破壊済みのハードディスクはもちろん、どんどん増える不要品の処分はどこに出せばいいのか悩ましいものですが、最近以下のような一括見積もりサービスを見つけたので、今後はここを使ってみようと思います。
» エコノバ|不用品おかたづけ、遺品整理、粗大ゴミおかたづけ、ゴミ屋敷のおかたづけはおかたづけ専門業者に一括比較でご相談!