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- 本田健がこっそり教える『幸せな小金持ちになるための「お金と仕事」の秘密』(有料メルマガ、月額480円/週1回)
- 芝蘭友のトップストーリーニュース(無料メルマガ/週1回)
本田健がこっそり教える『幸せな小金持ちになるための「お金と仕事」の秘密』
『ユダヤ人大富豪の教え』など著作累計700万部超えの著者、本田健さんの有料メルマガです。
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有料メルマガというと「超長文で読み切れない」イメージを持っていましたが、本田健さんの有料メルマガはほどほどの長さ(30字×500行前後、ヘッダやフッタ含む)なので、この程度の分量であれば溜めずに読み切れます。
構成は、以下のとおり(現時点)。
◆1.今週の本田健
◆2.本田健がこっそり教える「お金と仕事」の秘密
◆3.本田健の人生相談 ~Dear Ken~
◆4.本田健のメールセミナー
◆5.気づきを知恵に変えるミニワーク
◆6.Ken’s Library ~本田健がオススメする今週の一冊~
◆7.本田健のここだけの話。
◆8.今週の名言
◆9.お知らせ
2016年8月6日創刊で、本日時点で14号出ていますが、この構成はいっさい変わっていません。
とりわけ、3の「人生相談」(読者から質問に本田健さんが回答)と6の「Ken’s Library」(オススメ本の紹介)が毎回楽しみです。
全体として、メルマガのタイトルのとおり「幸せな小金持ちになる」ことに興味がある方にとって有益な内容です。
必ずしも独立・起業をすすめるものではなく、会社で仕事をしている人にとっても「幸せな小金持ちになる」ためのマインドを身につけるうえで役に立つでしょう。
本田健さんの回答に悶絶
「人生相談」に読者から寄せられる質問は総じてレベルが高く、すなわち「私はこういう風に考えて、こんな行動を続けている」という前置きをしたうえでの質問が多いため、刺激をもらえます。
そんな質問に対する本田健さんの回答は、「はぁ~、なるほど! そういう風に考えるのか~」と唸らされるものばかり。単に質問に答えるだけでなく、質問者が置かれているであろう境遇を的確に見抜いたうえで、豊富な事例とともに「次の一歩」を導き出してくれます。
それでいて、回答は15行(約450字)程度でまとまっており、「こういう風にスッキリと文章にまとめられるようになりたい!」と思わずにはいられません。
毎回、質問を読み終えたところでいったん画面から目を離し、「自分だったら、どういう風に答えるだろうか?」としばらく考えるようにしています。
そのうえで、本田健さんの回答を読んで「答え合わせ」をするわけです。
一度自分で考えたうえで回答を読むと、「どうやったらこういう回答が導き出せるようになるんだろうか?」という問題意識が強化されるように感じます。
空腹状態ではなく飢餓状態にまで自分を追い込んだうえで、一気にこれを充足させることで得られるカタルシスというか。
オススメ本は本当にオススメ本
「Ken’s Library」では毎号1冊ずつオススメ本が紹介されます。本田健さんによる、その本との出会いや付き合いなどのヒストリーやストーリーが面白く、ついつい読みたくなってしまいます。
その本をどういう風に読むといいのかのアドバイスもあるので、「おいしい読み方」が手に入ります。
自分の選書眼を育てるのも大事ですが、思い切って“ソムリエ”に任せてみるのも視野を広げるうえでは欠かせないと考えています。
現時点までに紹介されている14冊(14号まで発行済み)のうち、既読の本は「あぁ、そういう風に読むのか…」という新しい視点をもらえますし、未読の本はさっそく取り寄せて読むようにしています。
今のところ良かった本は邱永漢(きゅうえいかん)さんの『お金持ちになれる人』。
やや古い本(2005年7月刊)ですが、お金について、みっしりと芯の通った考え方が全編に貫かれていて、ズシンときます。
お金も時間も、ルールを作る → ルールを守る → ルールを調整する、というサイクルを愚直に回し続けることが何よりも重要だと改めて実感させられます。まぁ、それだけではありませんが…。
芝蘭友のトップストーリーニュース(無料メルマガ/週1回)
芝蘭友(しらんゆう)さんは、あまり知られていないかもしれませんが、「経営者の懐刀でありたい」を自認する、知る人ぞ知る人物です。
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彼女にプロフィール作りのアドバイスをもらった作家や経営者は、その後に本がベストセラーになったり、テレビ出演を果たしたり、業績が急上昇したりといった実績を上げているとか。
そんな芝蘭友さんの書評の特徴は、本田健さんよりもさらにコンパクトに、それでいて内容が詰まっていること。
毎号1冊ずつ、本が紹介されるのですが、メルマガ冒頭の最初の一行でその本を解き明かす上での切り口を「ひと言」に凝縮します。
例えば、以下のように。
4つの責務、です。
界王拳、です。
カーネル、です。
これだけを読んでも「何のこっちゃ?」という感じですが、しかし、最初にこの一文を目にした上で、それを念頭に置きながら本文を読み進めていくと、綿菓子の軸に綿あめがまとわりついていくように、内容がするすると理解できるのです。
そして最後に、その本から芝蘭友さんが抽出したエッセンスがやはり「ひと言」で締めくくられます。
例えば、以下のように(上記の3行とそれぞれ対応しています、「4つの責務、です」 → 「才能は、センス。」)
才能は、センス。
すぐに取りかかろう。
処方する前に、診断しているか?
ちなみに2つ目の「界王拳、です。」と「すぐに取りかかろう。」は『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』の書評です。
この、最初の切り口と最後のエッセンスだけを改めて目にすることで、その中身を思い起こせるか、という「答え合わせ」ができます。
頭と尻尾をしっかりと掴んでいるからこそ、中身に集中できる、とも言えます。頭と尻尾を掴むからこそ、そこにピシッと筋が通るからです。
この筋を把握したうえで、実際に本を読むと、本という密林を無駄に歩き回らずに済むわけです。
著書は高純度の金塊のような一冊
芝蘭友さんは最近著書を出されたので、ご紹介します。
選りすぐりの48冊の本、そこからさらにそれぞれのエッセンスを抽出・凝縮した、高純度の金塊のような一冊です。
名著1冊につき6ページ×48冊という構成。
6ページの内訳は、以下の通り。
- 1ページで50字程度の要約+3箇条の要約
- 4ページで引用を交えつつ解説
- 1ページで特筆すべき名言とその解説
完全にパターン化されているため、読み進めるほどに吸収スピードがアップしてくことに気づかされます。
まず、短文の要約でウォーミングアップが図られ、その後の4ページの解説で思考がほとばしり、最後の1ページできっちり収束する。そんな一定のリズムがあるので、読み進めるうちにその呼吸に同調し始めるのです。
子どもの頃、食卓で母親にあじの開きの小骨を全部取り除いてもらって、食べやすくなった状態をふと思い出します。どんなに分厚い大著であっても、この「芝蘭マジック」にかかると、いとも簡単に読み下せてしまいそうな気がしてきます。
その勢いのままに読み始めてしまえばいいですね。
まとめ
以上、本を選ぶときに参考にしているメルマガ2誌のご紹介でした。
この2誌の共通点は、本の紹介文の中にメルマガ著者の「息づかい」が感じられることです。
「この本を読んで、私がどれだけ救われたことか」「どうしたらこの本のすごさが伝わるのか」という飽くなき執念が、冷たいはずの電子画面から湯気のように立ちのぼります。
読みながら思わず共振してしまうのです。
一つ、注意すべき点としては、彼らの書評を読むことで、その本を読んだかのような錯覚に陥ってしまうこと。共振したなら、その熱が冷めないうちに自分でもその本を手にとって読み始めたいものです。
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