しかし実際には、重要であっても気の重い仕事が連続すれば人は容易に疲れ、継続して働けなくなってしまいます。
そこで意識したいのが息抜きの仕事を活用することです。
まず緊急性を整理する
重要な仕事とはいっても、締め切りが「いますぐ」だったり、「本日中」だったりすると思います。
もし重要な仕事の締め切りが「本日中」であれば、極端な話、今すぐやらなくても今日中にできればいいわけですから、途中で休憩を挟んだり、息抜きの仕事を挟んでも良いはずですよね。
重要な仕事を作業に分解し、分類する
まずは重要な仕事をいくつかの作業に分解します。その後で、「気が重い作業」と「息抜きの作業(負担が軽い)」に分類します。
もしここで「息抜きの作業」が見つからなかった場合、他の仕事や日々のルーチンから「息抜きの作業」を持ってきます。
私の場合、「息抜きの作業」というのは、大抵は「実験の準備」などの体を動かす作業や、「資料整理」「メールチェック」といった簡単なデスクワークなどです。
「気が重い作業」と「息抜きの作業」を交互に並べる
次にタスクリストを作成します。このタスクリストは必ず上から順番に手を付けていくものとします。
そして、「気が重い作業」と「息抜きの作業」を交互に配置します。
より具体的には、単に交互に並べるというより、「気が重い作業」をやった後の自分の疲れ具合を想像して、「息抜きの 作業」を配置してやります。
もちろん、余裕があるなら単に「休憩」を取り入れてもOKですよ!
私はこのタスクリストを作るときに TaskChute2 を使っています。
私の TaskChute2 には日々のルーチンが網羅されているので、ルーチンを「気が重い作業」の合間に配置しやすいのです。
「気が重い作業」を数日に分散させればより楽になる
「息抜きの作業」を合間に混ぜているとは言っても、一日の間に「気が重い作業」をたくさんこなすとやはり疲れやすくなります。
そのため、可能であれば重要な仕事を分解して「気が重い作業」をピックアップしておく手順はなるべく先に済ませておき、「気が重い作業」を数日にわたって分散させておくことが最もおすすめです。
こうすることで、結果的に「計画的に仕事を進めている状態」にもなれます。
まとめ
- 重要な仕事は作業に分解しておく。
- 「気が重い作業」をピックアップしておく。
- 「気が重い作業」が連続しないようにする。
- そのために「息抜きの作業」を合間に取り入れる。
- 「気が重い作業」を日ごとに分散させるとベスト。
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