お待たせいたしました!
シゴタノ!読書塾 Vol.3の選考結果を発表します。
シゴタノ!読書塾とは
発表の前に、シゴタノ!読書塾についてご紹介します。
今回で3回目の試みなのですが、以下のような趣旨で始めました。
- 本を読む楽しさやメリットをみんなに伝えたいと思っている人に、伝える場を提供する
- ブログを書いている人に、知られる場を提供する
- ブログを始めようと思っている人に、きっかけを提供する
- すべての人に、良い本との出会いを提供する
中でも、僕自身がブログを書くことを通して、有形・無形のメリットを享受できていることが一番の理由です。シゴタノ!が今ほど多くの方に読まれていなかった頃、今回のようなブロガー参加型の企画を展開してくれたブログがあり、そこに参加することを通して、自信とチャンスをつかむことができました。
また、読書塾については、書評ブログとして著名な「マインドマップ的読書感想文」のsmoothさんより次のようなコメントをいただいています(いかにもsmoothさんらしいコメントです!)。
» 【オススメ】「シゴタノ!読書塾Vol.2」に申し込んで「メシウマ状態」になろう!
■ブログを紹介してもらえる
◆有名ブログで堂々と紹介してもらえるチャンスなんて、そうあるものではございません!
前回を見た限り、「ノミネート作品が全て紹介されて」います。
これは新たな読者を獲得するよいチャンスではないでしょうか?
■「リンクパワーゲットだぜ!」◆アクセスだけでなく、権威のあるサイトからのリンクは、SEO的な見地からも「メシウマ」と言われております。
応募に用いた記事は、検索エンジンで上位表示が望めるかもしれません(そうじゃない場合に比べてですが)
この機会にブログを立ち上げてみるのもいいかも。
■記事を上手く書けば、本がゲットできる!◆これが正真正銘の「メシウマ」。
ということで発表に移ります。
結果発表
選考方法・選考委員については、以下の通り(シゴタノ!読書塾Vol.3より)。
» 選考方法
※賞の種類によらず、受賞者には応募時に選んだ1冊がプレゼントされます
佐々木賞
» 5分後、10分後の未来を変える意思の持ち方を教えてくれる『夜と霧』(詩と書評とマインドマップで作る発想紹介ブログ)
第2次世界大戦中の体験というにはあまりに苛烈な収容所体験を記した『夜と霧』は、すぐ次の瞬間にある未来ですら、その人の意志によって変わることをまざまざと教えてくれます。
▼佐々木コメント:
堀賞
» 該当エントリーなし
▼堀コメント:
どのエントリーも時間をかけて書いてくださっているのがわかりますので選考したかったのですが、今後の参加者への挑戦を投げかける意味も込めてこのようにさせていただきました。
本の内容をすべて書いたとしてもよい書評となりませんし、かといって本に対する自分の「熱意」を書くだけでもなかなか読者には伝わりません。どうすればいいのでしょう?
そこで次回堀賞を狙う人のために二つのチャレンジを提案したいと思います。
- 長すぎず、短すぎない最適な字数で書いているか?
- 読み手に感動を与えているか?
いつもの選考基準に加えてこの二つですから、すごいハードルの高さですね、でもこの読書塾もリピーターが多くなってレベルがとても上がってきています。まだまだ! もっとすごいものが来ることを期待していますよ!
新井賞
» 目が覚めてもブルーじゃない日を取り戻せ ~ずっとやりたかったことを、やりなさい~(花と勾玉)
自分の好きなことが、ただ純粋に好きだった時代が誰にでもある。
心から楽しんで絵を描くこと、歌を歌うこと、人と話すこと、そして、文章を書くこと。しかし時が経つうち、ふと当り前にできていたことができなくなっている自分に愕然とするのだ。
「私のアイデアは、感受性は、創造性はどこに行ってしまったのだろう?」
著者のジュリアは、脚本家として活躍していたが、ある時から楽しかったはずの創作活動が重荷になってしまう。批判を恐れ、アルコールに頼らなければ作品に向かい合えなくなる。本書は、そんな最悪の状況から立ち直った彼女自身の経験をもとに、創造性を取り戻す方法について書かれている。
▼新井コメント:
自分の体験をひいて、行動と結果を書いているのだけれど、もの凄く共感できた。当事者意識をもって、書籍に対峙している態度が素敵。
欲を言えば、この書籍を俯瞰できるような要約なり説明があればと。
▼関連エントリー:
・迷うことなく『ずっとやりたかったことを、やりなさい』
大橋賞
» 美味しいときに「おいしい」と言うな―コメント力(負けまいとする心でしょう!)
本書は「どうすれば良いコメントができるか?」という問いに対する答えを
期待して読む本ではないかもしれない。本書はむしろ、「どうすれば良いコメントができるか?」という問い自体を
である。
▼大橋コメント:
惜しむらくは記事の長さ。「もうちょっと読みたいのに」という余韻を残すくらいで留めても良いのでは。
Brevity is the soul of wit. ──シェイクスピア
大賞!
» もっと早く出会いたかった!(Ideas 4 Life)
「本との出会い」ってあると思いませんか?少し大げさですが、運命の人との出会いのように、もっと早く出会いたかったと思えるような本は、そんなにたくさんありません。つい最近、私の人生における「2人目の運命の人」(笑)のような本との出会いがあったので、紹介しようと思います。「仕事は楽しいかね?」のように、物語に沿って展開するお話しの形式で書かれた本です。
▼各選考委員よりコメント:
選考委員全員一致で選ばれました。
「書評は十分。本にどう納得したかも、よくわかる。もっともよいのは、サイズにほぼマッチしていること。本の選択においても、行動においても、無理のない展開。本の主張にやや強引さが感じられるので、そこへのフォローがあればさらによかった」(佐々木)
「これはすごい。本に対する抵抗感を無くしてから、詳細な解説をしているのに、やはり本を読まなくてはわからない部分を残している。そうやってぼかした部分は自分のエピソードを入れることで予感めいたものを残しているので、読者としては本のほうには何が書いてあったのだろうかと、俄然興味がわいてきます。少し長いのをのぞけば、書評ブログとして完璧」(堀)
「すごくこなれた文章を書かれる方だなあ。尊敬してしまう。この本は、ちょっと立ち読みして苦手そうな感じだったので未だに未読なのだけれど、このエントリを読むと「わ、そんなに良い本なんだ。読み飛ばすのもったいないかも!」という気にさせてくれる。ただ、『自分が間違っているかもしれない 』と自省するのはパワーが要ることなので、どうすれば少ないパワーで自省できるか、といった突っ込んだ対応策の話が聞けたら素敵だった」(新井)
・・・といったコメントが寄せられました。
自身の体験を織り交ぜながら要領よく「箱」の概念について紹介し、本書を読む必要性と重要性を過不足なく伝えており、読んだことがある人にも「うわ、もう1回読まなくっちゃ!」と思わせる良エントリー(大橋)でした!
おめでとうございます!
以上、受賞された皆さまには個別にメールにて賞品の送付先をお伺いするメールをさしあげますので、ご対応のほど、よろしくお願いします。
全ノミネートエントリー
- 真骨頂!『断る力』勝間和代(坊やちゃんぷっぷ日記)
- 『やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』 荒濱一、高橋学著(19番の独り言)
- 美味しいときに「おいしい」と言うな―コメント力(負けまいとする心でしょう!)
- 非常識な成功法則(バクヨミ!!)
- 書評:思考・発想にパソコンを使うな(another side of ”d-inf”)
- 5回転サイクル読書法(僕の問題は誰かが解決している)
- 自分の仕事をつくる~そして仕事で自分がつくられる(ランニングで自分のココロと対話しよう!)
- 「物語力」物語を育てて人を動かす力(通勤日記)
- 「頭がよくなる速書き術」松本 幸夫(行動感読書)
- 新聞ユーザーになるために(しんのすけの守・破・離)
- 『名君の条件』細川重賢はどうやって藩を立て直したのか!(ブログのタネ)
- 目が覚めてもブルーじゃない日を取り戻せ ~ずっとやりたかったことを、やりなさい~(花と勾玉)
- 5分後、10分後の未来を変える意思の持ち方を教えてくれる『夜と霧』(詩と書評とマインドマップで作る発想紹介ブログ)
- ストレスフリーの整理術(今日一日を大切に)
- 情報整理におけるとても大切な一つの問い(R-style)
- 英文の秘密を解き明かせ! –英語リーディングの秘密(Reflect On Oneself )
- 書評 – 情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」(ぺってぃブログ)
- あの人!をも説得してしまう交渉術!?を手に入れた (コウズスタイル)
- [書評]HAPPIER(才能のかけらを探すblog)
- 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』で他人を活かそう(フォトリーディングで考えるブログ)
- 面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則(らくらぼ)
- 【4コマ図解・読書録゛(ログ)】価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ(川上徹也著)(一日一図@図解思考塾)
- 目標を設定することで,実現可能性を最大化させる(!kakobon)
- もっと早く出会いたかった!(Ideas 4 Life)
ご応募ありがとうございました。次回も是非よろしくお願いいたします!