シゴタノ!読書塾Vol.1 結果発表

カテゴリー: お知らせ

お待たせいたしました!
シゴタノ!読書塾 Vol.1の選考結果を発表します。

 

シゴタノ!読書塾とは

発表の前に、シゴタノ!読書塾についてご紹介します。

今回が初めての試みなのですが、以下のような趣旨で始めました。

 
中でも、僕自身がブログを書くことを通して、有形・無形のメリットを享受できていることが一番の理由です。シゴタノ!が今ほど多くの方に読まれていなかった頃、今回のようなブロガー参加型の企画を展開してくれたブログがあり、そこに参加することを通して、自信とチャンスをつかむことができました。

 
2年前、勝間和代さんが次のようなことをおっしゃっていました。

» 「ブログは無料で発行できる貨幣である」 

価値ある電子メールやブログの情報は無料で発行できる貨幣である

そんなWebの情報ですが、「成果を出す」という文脈でとらえた場合、「無料で発行できる貨幣である」と指摘します。

メールもブログも、書くのにも公開するのにも実質的にお金はかかりません(通信費や手間賃はさておき)。それを読んだ人がフィードバックを返してくれれば、そこに「学び」が生まれます。

「学び」はお金で買うことができるように見えて、実は「学習および情報のやりとりからしか生まれない」と言えます。

ホゲホゲスクールにお金を払って入学しても、ホゲホゲの学習や情報のやりとりの中に自分を浸さなければ、成果は上がらないわけです。

勝間さんはこれを「情報を貨幣代わりに流通させる」と表現されていました。さらに「Gmailは将来お金になる貯金箱である」とも。

つまり、ブログを書くという行為を通して、情報流通活動に参加できるわけです。参加した人にはその参加度合いに応じて、有形・無形の利子が支払われます。

その意味で、今回ご参加いただいた皆さんは、参加した時点でこの利子を受け取っているはずです。

 

結果発表

ということで、結果発表です。

選考方法・選考委員については、以下の通り(2009年3月の書籍売上ベスト10+プレゼントのお知らせより)。

» 選考方法

  1. シゴタノ!読書塾選考委員会が担当します
  2. 委員は、佐々木正悟堀 E. 正岳新井ユウコ大橋悦夫の4名です
  3. 応募者の中から、大賞、佐々木賞、堀賞、新井賞、大橋賞(各1名ずつ;重複なし)を決定します

※賞の種類によらず、受賞者には応募時に選んだ1冊がプレゼントされます

佐々木賞

» 自らを複利運用 書評 – 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(ぺってぃブログ)

複利運用って自分にも使えるんだ。
いや、自分に使うのが一番正しい運用法なのだと気づかせてくれた本。

1つ後悔したのが、本書の発売当初に読んでおくべきだった。
早く読んで、早く実行に移せた人ほど、複利の恩恵に授かれるのだから。

▼佐々木コメント:
1冊の魅力を「自分に複利運用」という語句で表現している点が、わかりやすくていいです。少なくとも「自分に複利運用するメリットと方法が、この本を読めば分かるのだろうな」と、本に当たりをつけることができます。欲を言えば、本書の「スゴイところ」である「楽ちんな勉強」を、具体的にどうやれば実践できるのか、言及して欲しかったところ。

堀賞

» 仕事がつまらなく感じた時にできる3つのこと(Ko’s Style)

自分の仕事がつまらなく感じる時って、誰にでも一度や二度はあるんじゃないでしょうか。

そんな時、どうしましたか?
きっと下記の2つのどちらかでしょう。
生活のために我慢して仕事を続けた
転職した

この2つとは違う、もう1つの選択肢を考えましたか?

▼堀コメント:
書き出しでグッと引き込み、次に個人的な体験を織り交ぜて紹介しているので、否応なく本に対する興味がわいてきます。仕事が「つまらない」という人でも、充実している人でも、何かポジティブなものを受け取れる本ではないかという期待をいだかせてくれます。具体的な本の内容の紹介がマインドマップになっていて、第三者に読みとりづらかった点だけが残念!

新井賞

» 秘密にしておきたかった1冊のご紹介!(社会保険労務士・ノブのブログ)

今回ご紹介するのはとっておきの本です!!

それは

ハイラム・W. スミス 著
「TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究」です!

▼新井コメント:
最初書名を見てもあまり惹かれなかったのですが、大河内さまのアツいコメントと解説を読むうちに感化されて、本当に通販で買ってしまいました。今から読むのが楽しみです♪

大橋賞

» 算数で子どもに人生を語れ―父親が教えるツルカメ算(負けまいとする心でしょう!)

これはなかなか面白い本だった。

『父親が教えるツルカメ算』

本書のコンセプトは、算数を教えることを通じて、
父親が子どもの主体的な学びの姿勢を育てるべしというもの。

▼大橋コメント:

なるほど、そういう考え方もあるのか、という点で新しさを感じました。ただ、もう少し踏み込んだ行動──本を読む前と後とで具体的に何がどう変わったか──を期待します。

大賞

» もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」(ビジネス・ブック・アーカイブ)

●ビジネス書というのは、それ自体が「ジャンル」であると同時に、「切り口」にもなりうる、と思わせられたのが、この本。

やっていることはいわゆる「ナンパ」なのだが、それを表現する際に、ビジネス書では良く知られたフレーズや考え方等がふんだんに盛り込まれている。

おまけにそれらに「ギャグテイスト」まだ加味されているものだから、「知っている人」ならば、ついニヤリとしてしまうことうけあい。

▼大橋コメント:

選考委員全員一致で選ばれました。「本を面白く読んだことがよく分かる」(佐々木)、「本と自分の行動をおもしろおかしく紹介していて本屋でみかけたらきっと立ち読みしそうです」(堀)、「その後どうなったか続きを読みたい(笑」(新井)といったコメントが寄せられました。大橋としても、新しい分野に斬り込んでいく姿勢に感じて一票でした。

おめでとうございます!

 
以上、受賞された皆さまには個別にメールにて賞品の送付先をお伺いするメールをさしあげますので、ご対応のほど、よろしくお願いします。

全ノミネートエントリー

  1. 「グローバル・マインド 超一流の思考原理」(Nの世界)
  2. 書評:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術(WEBで地域活性化~岐阜県中津川市加子母から発信☆WEBシステム屋の日記~)
  3. 勉強や仕事でつまずいたときに思い出す3つの項目(へそさんのブログ)
  4. 算数で子どもに人生を語れ―父親が教えるツルカメ算(負けまいとする心でしょう!)
  5. 自らを複利運用 書評 – 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法(ぺってぃブログ)
  6. いま読みたい一冊。(富山・北陸 セミナー普及物語)
  7. 秘密にしておきたかった1冊のご紹介!(社会保険労務士・ノブのブログ)
  8. 【達人への道】145.達人のサイエンス ジョージ・レナード(著) 中田康憲(訳)(あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術)
  9. 仕事がつまらなく感じた時にできる3つのこと(Ko’s Style)
  10. もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」(ビジネス・ブック・アーカイブ)

 
ご応募ありがとうございました。次回も是非よろしくお願いいたします!

 

▼編集後記:

シゴタノ!読書塾、今回が初めてということで、選考から発表まで時間がかかってしまいましたが、今後はある程度「仕組み化」できたので、スピードアップが図れそうです。

 

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