ところどころで神奈川県西部、小田原に近いところに引っ越してからというもの、持病のアトピー性皮膚炎が悪化しましたということを言ってきました。
とりあえず何とかしたいということで、ほど近い箱根の温泉を巡ってみました。だいぶ良くなりましたが、なかなかもとのレベルまで戻りません。
そんな折、たまたま関西でセミナーを開催したときのことでした。湯河原に「アトピーにとてもいい温泉がある」という情報を、参加者の方から教えていただいたのです。この人はどうやら私のブログをお読みになっていたようです。ありがとうございました。
習慣化は最初の腰が重い
結論から言えばこの温泉の効用はとても素晴らしく、いまではほぼ元の状態まで戻ったのですが、最初はなかなか行くのに躊躇しました。
まず湯河原は箱根とちがい、うちから遠いのです。箱根であれば車を飛ばして25分ですが、湯河原となると50分くらいかかります。
それに、箱根の温泉がまるで効かないというならともかく、まあまあ効いていたのです。それを湯河原に変えて、かえって悪化したりする懸念もないわけではありません。
習慣を「変える」というのは妙に気が進まないものです。楽なやり方になるならともかく、難しくなるとなればなおさらです。
時間を決めて情報収集から
こんな時、まずやるべきは情報収集です。
- より楽な方法はないか?(ここで言えば楽なルートや電車で行く方法は?)
- 習慣を変える意味はあるのか?(いうまでもなく今回はアトピーへの効果)
- 習慣化できそうか?(1度湯河原に行けたというのではダメ)
といった辺りについて、インターネットなどを調べて決断するわけです。
ただ、この種の情報収集は必要ですが、一歩間違うといつまでも判断を渋るだけに終わりかねません。躊躇しているから情報を集めるわけで、情報が確実な決定へと導いてくれるわけではないからです。
現により楽に行ける方法はなかったのでした。(車で行くのがベスト)。アトピーへの効果はいくら読んでもあまりわかりませんでした。習慣化できそうかどうかなど、1度もいったことがないのにわかるはずもありません。
そこでとにかく2日間悩んだら、決定することにしておきました。つまり3日目にいくか、そうでなければいかない。
そうしたら行ったのです。そして行ってみて正解でした。そしていまもまだ通い続けています。そのうちにどんどん良くなってきました。
習慣化は、初頭の努力が重く、その時やるべきことはまず時間を区切った情報収集であり、その後は決断なのです。
本当はコワくないFacebook 単身で海外移住したフラダンサーが教える!「リアル&ソーシャル」での身の守り方 (impress QuickBooks) | |
石田愛
インプレスコミュニケーションズ 2013-06-27 |
この本は、Facebookへの見方をガラッと変えてくれる本です。Facebookはマーケティングの代用メディアでも、見知らぬ人に「いいね!」を付けまくるよくわからない空間でもなく、顔の見えるオンラインコミュニケーションの場なのです。
問題はその「顔の見える」という点で、初心者のうちはどうしても「人の顔は見たいが、自分の顔は見せたくない」と思うものです。
そのハードルを越えた先に、新しい世界が開けてくることを著者は強調しています。私もまだまだその域まではほど遠いところにいますが、少なくともFacebookに新しい世界があることと、そこへ至る行き方は理解できました。
「私はFacebookで自分を売り込みたいわけじゃない」とか「人の食べたものと子供の写真を見ても正直心が躍らない」という人にこそオススメです。