「高橋メソッド」風のプレゼンを素早く作る

※2007/11/02(金)追記:ファイルに問題がありマクロが正常に実行できませんでしたので、修正しました。

以前、「プレゼンは模倣と模索で模範を目指す」というエントリーで、プレゼン手法の1つである「高橋メソッド」について、その解説書である『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』という本に言及しながらご紹介しました。

今回は、実際にこの手法でプレゼンを作る際に僕自身が使っているツールをご紹介します。

高橋メソッド関連ツール

まず、『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』に掲載されているツールから。

Webブラウザを使って高橋メソッドのスライドを簡単に作成できます。

» 高橋メソッドなプレゼン作成ツール

見ていただければわかる通り、画面上部にあるテキストエリアに入力した文字列を「高橋メソッド」ライクに拡大して表示させるツールです。「—-」がページ区切りとなります。

原稿となるデータをテキストファイルなどで保管しておき、プレゼン先でこのページを開いて、原稿データを流し込めば、その場で手軽に「高橋メソッド」風のプレゼンができるわけです。

とはいえ、この方法は、ネットワークに接続できることが前提になりますし、文字以外の要素は一切使えませんから、用途は限定されてしまいます。

PowerPointのファイルにしたい

そこで、PowerPointでも同じように、原稿となるテキストファイルを用意するだけで、プレゼンができるようにならないか、と考えて作ったのが、今回ご紹介するマクロ「AutoSlideGenerator」(PowerPoint VBA)です。

もともとは、毎回のプレゼンで平均200枚前後のスライドを作るのが面倒だったので、なんとかしたいと思って作ったものなのですが(スライドの枚数を減らすことは考えない)、実際に使ってみると、PowerPointで作業をする際に生じるオーバーヘッド(目的のスライドにすぐにたどり着けない、文字入力が遅い)がなくなり、プレゼン資料の作成コストを劇的に引き下げることができました。

いきなりPowerPointに向かわずに、まずはテキストエディタで内容を練るわけです。

ページ区切りについては、先の「高橋メソッドなプレゼン作成ツール」と同様に「—-」を使っていますから、同じデータを使い回すこともできます。

ダウンロード

AutoSlideGenerator(2007/11/02)
AutoSlideGenerator(2007/11/01)

・WindowsXP、PowerPoint2002でのみ動作確認しています。
・テスト用のデータも同こんしています。ちなみに、こちらで行ったプレゼンです。

用意するもの

AutoSlideGenerator(マクロの入ったPowerPointファイル)とは別に、原稿データとなるテキストファイルが必要になります。このテキストファイルは、以下の2つの条件を満たす必要があります。

 1.ファイル名は「script.txt」とする
 2.AutoSlideGeneratorと同じフォルダに置く

使い方

1.原稿データ(script.txt)を開き、内容を編集し、保存する。
2.AutoSlideGeneratorを開く
3.表示されている文字列のフォントサイズを任意の大きさに調整する
 (ここで設定したフォントサイズでプレゼン資料が作られます)
4.メニュー「ツール → マクロ → マクロ」で「AutoSlideGenerator」を実行

以上で、原稿データ通りのプレゼン資料が完成します。

同じ説明を動画でも作ってみたので、こちらもどうぞ。

» AutoSlideGenerator(Powered by Screencast-O-Matic)

AutoSlideGeneratorを使ってできないこと

・フォントの一部に色をつける
・画像や罫線など、文字列以外の要素を追加する
・アニメーション効果を追加する

要するに、テキストファイルで表現できる以外の要素は扱えません。

最初に骨子だけをテキストファイルで一気に作ってしまい、それをPowerPointに流し込んでは微調整を繰り返す、という使い方を想定しています。

テキストファイルでやった方が早い作業はなるべくテキストファイルで済ませてしまおう、というのが開発の同期だったからです。

なお、VBAのソースは特にロックをかけていないので、ぜひ改良にチャレンジしてみてください(他力本願)。
ご連絡いただければ、このブログでもご紹介させていただきます。

▼関連:
関西ライフハック研究会 Vol.3レポート
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