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複数のモバイルSuicaをマネーフォワード MEで別口座として管理する方法



大橋悦夫モバイルSuicaを複数作り、用途に応じて使い分けています。

具体的には、以下の3種類のモバイルSuicaを使っています。

  • 1.個人の買い物用(Apple Watchのエクスプレスカード)
  • 2.事業の電車・バス専用(iPhone Xのエクスプレスカード)
  • 3.個人の電車・バス専用(iPhone Xのメインカード)

1と3は個人用なので、マネーフォワード MEと連携させており、2は事業用なので、マネーフォワード クラウド(旧:MFクラウド会計)と連携させています。

また、マネーフォワード MEのグループ機能で、マネーフォワード MEには事業用のモバイルSuicaは非表示にし、マネーフォワード クラウドには個人用のモバイルSuicaは非表示にしています。

さらに、各モバイルSuicaごとにMy JR-EAST IDを発行・ID連携を行います。マネーフォワード MEには「モバイルSuica ID」ではなく、「My JR-EAST ID」で口座登録することで画像認証が不要になります。

その結果、以下のようにモバイルSuicaごとに残高を分けて管理することができます(マネーフォワード MEの画面)。



【2018年12月6日追記】上記の手順で設定しても、残高が合算して表示されてしまう場合は、1つのMy JR-EAST IDに複数のSuicaがぶら下がっているのが原因です。グループ機能で1つグループを作り、関係ないSuicaのチェックを外すと合算されません。



用途に応じてモバイルSuicaを分ける効用

個人事業主の方で、個人と事業で財布やカードや銀行口座を分けているという方は少なくないと思いますが、モバイルSuica自体も個人用と事業用に分けると、お金の流れが完全に分かれるので管理と把握がしやすくなります。

さらに、個人の中でも「買い物」と「電車・バス」の2つに分けることで、利便性がアップします。

「買い物」の場合、コンビニ等のレジの読み取り機は多くの場合左側にあります。僕自身はApple Watchを左腕に着けているので、左手でタッチするのは自然です。

一方、特に電車に乗る際、改札の読み取り機は右側にあります。右手にApple Watchを着けているなら良いのですが、左手に着けていると身体をよじる形になり、ややわずわしく感じます。

そこで、僕は改札を通るときは iPhoneのモバイルSuicaを使うようにしています。右手に持ち替えることができるからです。持ち替えずとも、左手に持ったままタッチすることもできます。

身体をよじることには変わりありませんが、Apple Watchと比べて端末の長さの分だけリーチが取れるので、さほどの負荷はありません。

また、Apple Watchはごくたまにですが、不意のエラーでモバイルSuicaが使えなくなることがあります。

その点、iPhoneのモバイルSuicaは安定している(少なくともApple Watchほど頻繁にはエラーは起こらない印象がある)ので、改札をスムーズに通過するためにもiPhoneを使うようにしています。

まとめ

以下の記事を読んで今回の記事を書きました。



同じ「落とし穴」に落ちている方は「My JR-EAST ID」を複数作りましょう。


動画でも解説しています

マネーフォワード ME、マネーフォワード クラウドの設定方法、活用事例をご紹介するほか、確定申告や経理税務のイロハについて動画で解説しています。

一部の動画は、無料でご覧いただけますので、ぜひ以下のページをごらんください。

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