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上司のいない人こそ身につけるべき『一流の部下力』

最近、パーソナルトレーナーに週1回の「稽古」をつけてもらうことになったのですが、その初回でトレーナーのKさんの言葉がいたく印象に残りました。
特に日本人に多いのが、お金を出せばあとは何もやらなくても全部やってもらえると思っている人。
 
つまり、支払うお金を「やってもらう」ための代金ととらえている人が多いというわけです。もちろん、医療や散髪といった専門技能を駆使したサービスのように「やってもらう」ほかない場合もあります。
でも、こと自分自身のスキルアップのための投資(資格試験の勉強やトレーニングなど)に限って言えば、支払うお金は「(人に)やってもらう」代価ではなく、「(自分が)滞りなく効果的にやりきることをサポートしてもらう」代価であると考えます。
そういう意味では、この種のサービスは決して快適だったり心地よかったりしてはいけない、と思っています。もちろん、長く続けるために「お、いいですね~! その調子♪ その調子♪」といった承認や励ましは要るでしょう。でも本質的には、自分にとって耳の痛い、身につまされる、あるいは否定すらされうるものでなければ成果は出せないと思うのです。
「そんなやり方じゃダメですよ!」とか「それで本当にうまくいくと思ってるんですか?」といった言葉──もう少しトゲのない言い方をされていたとしても──をすすんで受け入れ、自分を変えていく。そんな痛みがあるから、その先に成長があるわけです。
 
読書においても同じことが言えます。読んでいて気持ちのいい本は本質的には役に立たない本であり、むしろ読んでいて「イタタタタ…」と反省を迫られる本こそ、成長のために真っ先に読むべき本である、と。
そんな中で、今回ご紹介する『一流の部下力』は、“痛烈”にスパルタ。文体は穏やかですが、中身はツンと、否、ガツンときます。「できない自分」を直視させられます。
以下、一番ぐっときたエピソード。

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