仕事のスピードを上げる秘訣は、速さ(スピード)よりもむしろ早さ(スタート)にあると思っています。
たとえば、キーボードのタイピングスピードをアップさせるべく血のにじむような努力を重ねても、せいぜい1.5倍から2倍というのが関の山でしょう。10倍になることは絶対にないです(ここで「攻殻機動隊」のワンシーンを思い浮かべた人とは話が合うかもしれません、マニアックな話題ですみません)。
むしろ、仕事を前にして取りかかりあぐねている時間を限りなくゼロにできれば、すなわち、すぐに取りかかることができるようになれば、ロスタイムが圧縮されることによって、トータルで見たときの仕事のスピードはぐっと上がります。
ぐっと単純化して、1日10の作業を行う人が、それぞれの仕事の取りかかり時に10分のロスタイムをかけていたとします。このロスタイムをゼロにできれば、1日あたり100分の時間を節約できます。1週間5営業日なら500分で、実にまる1日分(8時間)の時間が生み出されます。
今まで少しずつ掠め取られていた時間を取り返しているだけなのですが、残業や休日を温存できる点にインパクトがあります。
それゆえに、『スピードハックス』という本のタイトルはむしろ「スタートハックス」の方がよかったのかもしれない、と思ったりもします。とはいえ、「スタートハックス」だったら売れなかっただろうな、とも。
そんな思いもあって、中身的には「スタートハックス」に当たる本を現在執筆中なのですが、煮詰まってきたので、その中からコンセプトとツールを1つずつご紹介。
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