美しいインターフェースに斬新な操作感を搭載した、イノベーションのかたまりのような Mac OS X ですが、一箇所だけ変化に立ち遅れているような気がしてしまうのがウィンドウやフォルダを管理する Finder です。
Snow Leopard になって格段に高速化したとはいえ、大量のフォルダのなかから一部のファイルだけを移動するなどといった「かゆいところ」に届く操作が難しいのは変わっていません。
Finder のこうした至らない点を過剰なまでに補完してしまうのが Path Finder です。Mac OS X の操作に慣れてきて、どこか物足りない感じがしてきたときに乗り換えたいスポーツカーのようなこのアプリの魅力についてまとめておこうと思います。
Mac を使いはじめると、どうしても Mac や Apple 関係の情報が知りたくなってきます。「新製品はいつでるの?」「タブレットについての最新のうわさは?」。
これを病気になぞらえる人もおおぜいいますが、私はもっと優雅に、恋のようなものだと考えてほしいと真顔で言います。気になるひとの情報は、いつだってほしくなりますよね?
そうした Mac / Apple 関係のニュースをいちはやく知るために僕は欧米の Mac 系ブログを常に追いかけるようにしています。こうしたブログの多くは個人ではなくて、ちゃんと取材を行う人が背後にいるために情報が深く、正確で、示唆に富んでいます。Mac のニュースを通して、この業界の情勢を知ることもできて一石二鳥なのです。
今回は、自分が情報収集に利用している Mac / Apple 系のブログをまとめて紹介したいと思います。
仕事がブラウザのなかで出来るようになってきた今だからこそ、ブラウザは速度で選びたいものです。
長い間、ふだんのブラウジングには Firefox を利用し、Google Wave や Google Docs のようなウェブアプリには Safari という具合にブラウザを使い分けてきましたが(リリース当初の Google Wave と Firefox は相性が悪かったためです)、Google から発表されたブラウザ、Chrome によってその両者を統合できるようになってきました。
Google Chrome は Firefox 同様、デフォルトのままでは機能が限られていますが、充実した拡張機能を利用すれば Firefox と同様、あるいはそれ以上に使うことができます。なにせ体感速度が違います。
まだ Mac の正式版の Chrome では拡張機能は利用できませんが、開発者用の Dev Channel リリースを利用すればそれも可能になります。そこで今回は、Chrome で作業を加速させる、最近手放すことができない拡張機能を8種類ご紹介したいと思います。
アメリカのウェブサイトではクリスマスに入る前のこの時期は一年を振り返るとともに、「次の一年を予想する」ことが恒例になっています。
先に申し上げてしまうと、こうした記事の多くは別に的中することを目指しておらず、どちらかというならば自分の希望をおりまぜながら並べて、来年の前半には読者のみなさんが忘れてくださっていることを期待する(笑)というものが多いようです。
この良き(?)伝統にのっとって、本連載でも来年の「Mac でシゴタノ!」な地平上に何が待っているのかを、予想してみたいと思います。
インターネットはさまざまな変化を仕事場にもたらしていますが、その最前線ともいえるのがネットを介して場所を問わずに仕事を進める「ノマドワーキング」の考え方です。
その最も極端な例が、The 4-Hour Workweekで Tim Ferris が書いている例かもしれません。彼は自分の仕事の一部分を、時間帯のことなるインドなどの他国の人にまかせ、自分が眠っている間に雑用を片付けてもらい、逆に日中は南米などで過ごしながらもアメリカに存在する自分のビジネスを遠隔操作するという離れ業について著書で紹介しています。そうした彼のライフスタイルを支えているツールの一つが GoToMyPC です。
GoToMyPC は離れたところにあるコンピュータにログインして、まるでその場にいるかのように編集をおこなうための、いわゆるリモートデスクトップ環境のツールです。これまで Windows でしか利用できなかった GoToMyPC ですが、最近 Mac 版がベータで提供されて、一段と魅力を増してきました。
今日はノマドワーキングを実現するためのツール、GoToMyPC のセットアップと強みについて紹介したいと思います。
本業が研究者の私ですが、このシーズンは学会や会議が続くのでプレゼンシーズンといってもよい時期です。
プレゼンを成功させるには多くの失敗例を知識として頭に入れて、ひたすら原稿と身振り手振りまでをも暗記することで緊張を和らげるのが効果的ですが、その一方でプレゼンのスライド自体をある程度美しいものに仕上げておくことも重要です。スライドに自信がないと、「この程度のスライドでは笑われてしまうのでは?」という不安が心に入り込んで緊張を生んでしまうからです。
Mac のプレゼンアプリ Keynote には、手軽に見栄えを調整することのできる機能が多く盛り込まれていますが、今日はその中から私がよく使う、ほとんど時間をかけずに「何かが違う」という雰囲気を出すことのできる5つのテクニックを紹介したいと思います。
「そろそろ Mac を使ってみたい。でも Windows も使いたい」そんな人もきっと大勢いるのではないでしょうか?
Mac を買うかどうか悩んでいる Windows ユーザーがまず検討するのが、BootCamp を利用したデュアルブート、あるいは VMWare や Parallels Desktop といったWindows を Mac 上で動かす仮想環境だと思います。でも正直な話、仮想環境ってどれだけ便利に使えるのでしょうか?
私は以前から VMWare Fusion 2 と Parallels Desktop 4 を比較しながら利用していましたが、ちょうどここ2週間で VMWare Fusion 3 と、Parallels Desktop 5 の発表がありましたので、その新機能の紹介とあわせて、「ここだけの話、仮想環境ってどうなの?」という疑問にお答えしたいと思います。
出る出ると言われていましたが、ついに発表されました。クリスマス商戦に向けた新 Mac のラインナップが!
私はこれまでに iMac を3台、PowerBook、MacBook、MacBook Air と Mac Mini を1台ずつと、時代とともに何台もの Mac を乗り換えてきましたが、それでも新製品発表があるとわくわくしてなんだか店に足をのばしてしまいます。
いつの間にかちょっとマニアックな Mac の使い方に触れるようになっていた本連載ですが、本来は「これから Mac」、つまりはいまは Windows を仕事場で使っているけれども Mac にも手を出してみたいという人向けの「仕事場 Mac」についての連載です。
そこで今回はちょっと初心に返って、Mac を買ったことがない人のための独断と偏見に満ちた Mac 購入ガイドをまとめてみようと思います。年末にむけて初めての Mac を購入してみたいと企んでいる方、参考にしてみてください。
Dropbox つかっていますか?
Dropbox は SugarSync とならんでよく利用されるオンラインストレージですが、同期のスピードがとても高速で、私はデスクトップ上のほとんどのファイルを Dropbox にいれてしまっています。
しかしこの高速さを利用して、単なる自宅と職場のファイル共有といった普通の使われ方を越えた利用の仕方が最近目立っています。それは複数の Mac の環境とデータをそろえる、手軽な設定同期システムとしての利用方法です。
複数の Mac で同じアプリケーションを使っているときに、その設定やデータが共有されると、自宅にいようが職場にいようが同じ利用の仕方ができるので便利ですね。また、持ち歩くノートパソコンでも同じデータが利用できるというのは、「どこにいても作業が進められる」ということを意味していますので、ノマド・ワークスタイルを実現するのにも重要です。
OS がもともと Unix の一種である Mac OS X はちょっとコマンドラインの魔法を使うだけでふだん使っているアプリケーションをだまして Dropbox 上のファイルを利用させることが簡単にできます。
これまでブログや Twitter でちょっとずつ流していた情報をまとめてみましたので、これで Dropbox をさらに使い込んでみてください。
普段の作業で、1秒を惜しんで作業をしているでしょうか? 文字通り、1秒1秒の時間を意識して。
Mac OS X であれ、Windows であれ、操作に慣れて、複雑なことができるようになるのはいいのですが、それとともに大量の繰り返し作業が私たちの日常に入り込んできています。
デジカメで写真を大量に撮ってきて、Mac OS X で読み込み、iPhoto で整理して Flickr にアップロードして…。こうした作業ができるのはよいことです。でもすでに 100% 理解している作業を毎回毎回手で行う必要が本当にあるのでしょうか?
この連載で繰り返し何度も「オートメーション」について取り上げてきたのは、「すでに思考の入り込む余地のない作業はなるべく自動化する」のをポリシーとすることで、仕事に近道を造ることが非常に大事だからです。
これまでとりあげてきた Mac OS X の フォルダアクション、
TextExpander、
スマートフォルダ、
Hazel といった機能やアプリケーションは、すべて「数秒~数分」の近道を作り出すためにあります。
ほんの短い時間ですが、1000 回、2000回とつみあげていけば、ただクリックしたり、ウィンドウをドラッグしたりしているだけの時間が有益な時間に変換できるのです。
さて今回は、前回に引き続いて Snow Leopard で新しくなったサービス機能を実際に作ってみて、システムワイドに利用できる「近道」を作ってみることにしましょう。