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プロっぽいプレゼン資料作成のための、「画像背景化」戦略

池田千恵何度もお知らせしていたので、もうとっくに発売されていたかと思われそうですが、2011年11月4日、『朝活手帳2012』がやっと発売しました!

発売日に合わせ、自分が朝活手帳の内容を10分程度でプレゼンするとしたらどんな資料を作るかという観点から専用サイトにてパワーポイント資料を紙芝居形式で公開しています。



今回はこの、専用サイトに掲載した資料を使って、プロとアマチュアを分ける画像テクニックについてお伝えします。


どうせプレゼンするならかっこいい資料を作りたい、でも、そもそもどこをどうやったらかっこいいのかが分からない、という方は多いのではないでしょうか。

私が考える、プロとアマチュアの差は「統一感」です。

統一感を表すためのテクニックはたくさんありますが、簡単で効果が高い手法のひとつが、今回紹介する「プレゼンイメージに合う画像を背景として使う」ものです。

今回の資料では、表紙のバックに、「朝」のイメージに合う新緑の画像を使い、2枚目以降も同じ新緑画像を、薄く加工(画像透過)して背景化しています。

このことにより、統一感がでる上、新緑の背景に文字やメッセージが浮いているような感じで、なんとなくかっこ良くなります。



画像透過する方法はプレゼンテーションソフトのバージョンや、画像処理ソフトによって様々な方法があります。

以前紹介してシゴタノ!ベストセラーの常連になっている『いきなりスゴイ! PowerPoint』の著者、河合浩之さんのブログ「パワポ部」には、パワーポイントでの画像透過方法の詳細が載っていますので参考になさってください。

対象画像に塗りつぶし白の半透明な四角を重ねるのも、早くて手軽な方法です



こうしてできた背景画像、ページごとにいちいち貼付けて行くのは面倒ですよね。他のオブジェクトをクリックしようとして、間違えて背景まで動かしたりするとイライラするので、背景として固定化するために、マスタに入れこんでしまうことをお勧めします。

マスタに入れこむ方法は次の通り(パワーポイントの場合を紹介しています)。



※最背面に移動する場合は、ツールバーをカスタマイズしてクリックひとつでできるようにしておくと便利です。ここではその方法は省略するので、「パワーポイント ツールバー カスタマイズ」などで検索してみてくださいね。

これだけでも、ひと味違うスライドになりますよ。

お試しください!


▼編集後記:
池田千恵



大阪マラソンは、4時間48分の自己ベストでなんとか完走しました。

最初好調で、もしかしたら4時間半切れるかも!と思いましたが甘かった。ハーフを超えたころから失速、35キロの壁がきつかった…。走った直後は体中が痛くて疲労困憊でしたが、足をしっかり冷やして休んだおかげで今はもう復活。人間の回復力ってすごいなーと感動してます。ホノルルマラソンまでも1ヶ月弱。ラストスパートです!

また、池田千恵公式サイトにて、新シリーズ「時間美人」始まりました。限られた時間の中でも流されず、自分軸での優先順位を持っている「時間美人」さんを私がインタビューしています。女性に限らず役立つ内容ですのでよかったらご覧下さい。


▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。