仕事を楽しくするコツの1つに、
1.やりたい仕事に没頭する
という姿勢があると思いますが、そうそう「自分がやりたい仕事」が見つかるものでもありませんし、自分そのものも時とともに変化していくことを考えると、「自分の好きなこと」というのは、もっと動的で、焦点の定まりにくいものなのだろう、と思います。
○○しているときは××が好きだけど、△△なときは□□に惹かれる、
というような。
そこで、とりあえず探すことはいったん脇に置いておき、次のコツ、
2.やらされる仕事をなるべく減らす
を考えます。自分の意思とは無関係に、言われるとおりになすがままの「やらされ仕事」ほど苦痛でつまらないことはないでしょう。仕事を楽しくするには、これを減らすしかありません。
でも、やらずに済ますことなどとてもできないのが現実。
それならば、第3のコツとして、
3.やらされる仕事をやりたい仕事に変える
というのはどうでしょう。
「やらされる仕事」と捉えている間は、その仕事が自分の外にある、つまり主体性が発揮できない状態です。これを自分の陣地内に持ってきて、自分の裁量の射程範囲に入れられれば、それは「やりたい仕事」に変わるはずです。少なくとも「自分がやるべき仕事」にはなるでしょう。あるいは、「自分にしかできない仕事」かも知れません。
いずれにしても「やらされる仕事」の中に「自分」が入り込む余地を作ることができれば、展望が開けそうな気がします。
ポイントは、「自分にしかできない」というところ。そういえば、『きちんとした話し方のコツ』という本で以下のような事例が紹介されていました。
自分にしかできない仕事だと部下に思わせるひと言・「この仕事をできるのは、君しかいない」
・「君だからこそ、難しい仕事を頼むのだ」
・「君を信じているから、思い切ってやってくれ」
・「ほかの誰でもなく、君に頼みたいのだ」重要な仕事を任されるというのは、自分の実力を認めてくれているという何よりの証拠です。そのとき、ひと言つけ加えれば、全力を尽くそうという気持ちになるものです。
「今日はみんな外出していて頼める人がほかに誰もいないから、しょうがなく君に頼むんだけど、これ、やっといて」
などと言われたら、かなりテンションが下がります。が、どう言われようと、自分の中で、
・ほかに誰もいないということは、この仕事ができるのは必然的に自分しかいない!
という「ド」がつくくらいのポジティブ・シンキングでいれば、どんな仕事でも「自分にしかできない仕事」になるでしょう。つまり、人から「君を信じているんだ!」とか「君に頼みたいのだ」と言われなくても、自分で勝手に使命感をもって仕事に当たれば、端から見れば「おめでたい人」に映るかも知れませんが、「やらされ仕事」は確実に「オレがやる仕事」に変わります。
そういえば、以前も取り上げた野村監督の以下のエピソードは、まさに「オレしかできない仕事」の好例と言えます。
(1980年に引退して解説者になったときに)誰にも負けない解説をしてやろうと思った。鉛筆を五色ぐらい使って一球ごとに細かくスコアブックを書いたし、様々な分野の本をたくさん読んで勉強した。論評するには一定の判断基準が必要だ。そのためには知識を広げ、自分なりの思想、哲学を持たなければならないと思った。本を読み、気に入った文章や心に響いた文言は赤線を引いてノートに書き写す。そうしたことを基本に「野村の考え」を確立していった。
この「誰にも負けない○○をしてやろう」という気概が、「やらされる仕事」の中に「自分」をねじ込むドリルになっているのでしょう。
そんなわけで、「やらされる仕事」を「やりたい仕事」に変えるコツは、とりあえず以下の2つになりそうです。
1.「この仕事ができるのは自分しかいない!」と思い込む( ← 勝手に)
2.誰にも負けない、自分ならではの仕事をする
ほかにもまだたくさんありそうですね。














1.
2.
3.



7.





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