はじめまして!
呼吸器・アレルギー内科専門医の入谷栄一(いりたに・えいいち)と申します。
日本初のハーブ外来を開設した実績も持ちます。
最先端医療の中に民間医療を上手に取り入れることで、仕事効率をあげる健康法をアドバイスできる、数少ない内科医として活動しております。
今月よりシゴタノ!にて仕事に効く!健康法を書かせていただくことになりました。
また、今月2月21日(日)には、下記の「仕事に効く!花粉症対策セミナー」の講師を務めさせていただきます。
皆さまの仕事効率アップのお役に立てるようがんばりますので、どうぞよろしくお願いします!
さて、第1回目の今回は上記セミナーでもお話しする花粉症がテーマです。
花粉症の最良の治療法とは?
花粉症は国民の5人に1人がかかる病気であり、決して他人事ではありません。今は大丈夫でも年齢に関係なくいつ発症してもおかしくないのです。特に免疫力が一番強いとされる30代~40代が要注意です。
多くの患者さんは免疫力を高めて花粉症を克服しようと考えていますが、これは間違った考え方です。花粉症の治療はスギなどの特定の異物に対して、過剰に免疫力が高まっている状態なのです。
ですから高くなりすぎた免疫力をニュートラルに戻すのが最良の治療なのです。
意外とこの事実を知っている人は少ないんです。
今回からシリーズ3回に分けて、花粉症の基礎知識からセルフケアの方法までを勉強していきたいと思います。
春だけではない
1月も終わりを迎える頃になると、「花粉症」という言葉が気になってきます。
しかし花粉症といっても春ばかりではありません。人によっては1年を通して辛い思いをされる方もいます。また日本の地形が南北に長いという特徴があるため、花粉症シーズンも地域によって時期が違ってきます。
つまり花粉症といっても、春だけではないのです。以下のように、夏にも秋にも花粉は飛散しています。
- 春の花粉(スギ)
1月に九州地方から始まり、関東~東北地方を2月~3月頃にかけて広がります。その後徐々に減り5月頃にはスギ花粉の飛散が終わるといわれています。 - 夏の花粉(ヒノキ、イネ科)
スギの花粉が飛び始めると次はヒノキの花粉が飛散します。ヒノキの花粉は6月前には終了しますが、その頃になると今度はイネ科の花粉(カモガヤなど)が飛散します。 - 秋の花粉(ブタクサ、ヨモギ)
夏8月頃~秋10月頃にかけてはブタクサとヨモギの花粉が飛散します。
こうして飛散した植物の花粉や胞子が鼻や口から吸い込まれたり目に入ったりすると、免疫システムが外敵と判断し、追い出そうとします。その時に化学伝達物質ヒスタミンを過剰に分泌してしまうせいで、鼻水が出たり、くしゃみが止まらなかったり、目が痒いなどの症状がでます。
これが花粉症です。
このような辛い症状が続くと、頭がぼぉーっとしたり疲労感が続いたりします。
しかし早めに対処&治療をすることで軽くすませる事は可能です。
対処方法には、ひどくなってから対処する現代医療と、ひどくなる前にセルフケアする補完医療の2種類があります。
花粉症で苦しんでいる方は、病院で薬を処方してもらったり、薬局で薬を買い求めるなどの対策を講じますが、「完治」したという人はあまり聞かないと思います。花粉症は自然治癒率が非常に低い病気だからです。
こうした病気に対しては、現代医療に補完医療を組み合わせた生活習慣が非常に重要になります。
次回から、補完医療について詳しくお話ししていきます。具体的にはハーブとアロマについてです。
どうぞお楽しみに。
▼入谷栄一:
呼吸器・アレルギー内科専門医/ハーブ医療のスペシャリスト。エビデンスに基づいた現代医療を中心に診療を行うほか、2009年5月よりサンナチュア・メディカルガーデンにてハーブ専門外来を行っている(月2回程度)。入谷栄一公式サイトはこちら。


















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