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「瀬戸大橋の大橋です」=電話で自分の名前の漢字を一発で間違いなく伝えるための工夫



大橋悦夫オオハシです、こんにちは。めったにないことですが、電話で自分の名前(苗字)の漢字を間違いなく伝える必要に迫られることがあります。電話を掛けたら相手が不在で、伝言を残しつつ名前を残す場合です。このようなとき、定番の同じフレーズを定めておくとスマートな印象を与えられるでしょう。自分としても一発で伝えられるのでラクです。

たとえば、「川口さん」であれば「三本川に目・鼻・口のくち」といったようにです(以下の記事より)。

» お名前の漢字は?|電話秘書ビジネスアシストの秘書Log

電話口で、名前の漢字を聞かれることがありますよね。

私は川口なので、「三本川に目・鼻・口のくち」と説明します。
実はこれ、お客様に名乗ったところ、
「三本川に目鼻口のくちで、川口さんですね」と復唱され、
わかりやすい!と思い、採用させていただきました。


間違いなく最初の変換候補に挙がる言葉

この記事を読んで以来、自分の場合は何が良いかな、と考えていました。

まぁ、「オオハシ」と聞けばたいていは「大橋」なので「いや、普通のオオハシですけど」と言いたくなりますが、「大箸さん」や「大嘴さん」、「大端さん」もいますのでNGです。

「田中さん」でも「田仲さん」や「多名賀さん」がいますし、「佐藤さん」なら「佐東さん」や「沙藤さん」も「サトウさん」です。

そんなわけで、「大阪のオオに日本橋のハシです」という大阪づくしでいくか(この場合、日本橋は「にっぽんばし」)、「大崎のオオに新橋のバシです」という山手線縛りでいくか、いろいろと考えていたのですが、もっとシンプルなフレーズがありました。

それがタイトルにも書いた「瀬戸大橋の大橋です」です。「セトオオハシ」と聞けば、ほとんどの人が正しく「大橋」という漢字を思い浮かべてくれるでしょうから、我ながらこれはラクでいいなと両親に感謝しています。

ほかに、著名人の名前を挙げるのも一手でしょう。日本でもっとも有名な大橋さんは故人になってしまいましたが「大橋巨泉さん」なので「大橋巨泉の大橋です」がしばらくは使えそうです(以前は「大橋純子さん」もアリでしたが、特に平成生まれの方はご存じないかもしれません…)。

とにかく、音声を伝えたら相手の頭の中で間違いなく最初の変換候補に挙がる言葉を探すことになります。

さらに、自分の名前以外にも、自社の会社名や商品名など、間違えてはいけない名前についても同様にフレーズを決めておくと良さそうですね。

↓気になる一冊。そういえば中学時代の先輩に纐纈さんがいらっしゃいました。

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