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タスク管理を改める!2010年最初のセミナーは・・・

大阪と名古屋で行います。テーマは僕自身にとっても今年一番の鬼門だった

 「タスク管理

です。

 
来年2010年から、「シゴタノ!スイッチ」というシリーズセミナーをスタートします。
今回はその第1弾でもあります。

シゴタノ!スイッチVol.1 タスク管理を改める

タスク管理から始める理由

目下、シゴタノ!スイッチのシリーズ開催に向けて、時間管理や情報管理など、すでにいくつかのテーマを準備しているところですが、最初に「タスク管理」を持ってきたのには理由があります。

それは、タスク管理が仕事の入り口であり基本だからです。その意味では「時間管理」も基本要素ではあるのですが、タスク管理の方がよりわかりやすく、すぐに仕事に取り込める(即効性がある)という点でこちらを優先しました。

タスク管理の本質

タスク管理と聞いて思い浮かべることは何でしょうか。

GTDを実践されている方であれば、真っ先に「リスト」が浮かぶかもしれません。あるいは、「OmniFocus」や「Remember The Milk」といったタスク管理ツールを想起した方もいるでしょう。

「GTDって何?」という方であっても、「ToDoリスト」は作ったことがあるはずです。

いずれにしても、ゴールを設定し、ここに到達するためのプロセスを描き出したものが「タスク管理」ということになります。逆に言えば、はじめにゴールありき、ということです。ゴールが決まって初めてプロセス設計ができます。

これは、ピタゴラスイッチに似ています。ビー玉がどこから出発して最終的にどこに到達するのか、その全行程を描き出したものがタスクリストであり、ビー玉が滞りなくゴールにたどり着けるために行うのがタスク管理、と言えます。

ピタゴラスイッチのメタファーについては、以下のエントリーが初出です。

» シゴタノ! – 取りかかれない仕事対策1~何となく気が進まない場合

以上、「何となく気が進まない場合」に焦点を当てて「仕事に取りかかるコツ」をまとめてみました。一言でいえば、「ピタゴラスイッチ」(淀みなく流れる仕組み)を作るということになります。毎回一から考えるのではなく、決まった手順に沿って手を動かしていけば、いつも通りの成果が得られる仕組みを目指すわけです。

ちなみに「ピタゴラスイッチ」というメタファーは、佐々木さんの以下のエントリーにインスパイアされたものです。

「ライフハックス」とは?

ピタゴラスイッチでもドミノ倒しでもいいのですが、玉やドミノはただ、自然の法則に従っているだけなのに、様々な仕掛けが事前に施されているため、一度走り始めれば、自然法則に従って結果を出すことが可能です。

私自身もそんな自然法則に従って、わけも分からずに走る「玉」にすぎないのですが、事前に計画がうまく施されていれば、途切れたり滞ったりすることなく、最後まで行き着いて成果が出せる、というところを目指すわけです。

途切れたり滞ったりすれば、そこで「力」(自意識・精神力・根性)を必要とするわけですが、そこを減らす工夫をするのが「ライフハック」だと思いました。

つまり、可能な限り少ない力で、利用できる力はとことん利用して推し進めるのが「タスク管理」というわけです。

タスク管理の手法に正解はない

最適な“ピタゴラスイッチ”を作り上げる利用できる力はとことん利用する、と書きましたが、ここがタスク管理のキモであり、難しいところでもあります。なぜなら、人それぞれに置かれた状況や条件によって利用できる力がばらばらだからです。

たとえば、ピタゴラスイッチは重力という力を最大限に利用しています。重力のないところではピタゴラスイッチは機能しないわけです。

つまり、タスク管理の手法に唯一絶対の正解はない、ということです。

今回のセミナーでは、ご参加いただく皆さんそれぞれにとっての「重力」を見極め、最適な“ピタゴラスイッチ”を作り上げるためのきっかけをお持ち帰りいただけたら、と思っています。

その呼び水として、僕自身のタスク管理の変遷についてもご紹介します。エンジニアとして在職中の1998年に開発し、その後アップデートを重ねながら11年間使い続けたタスク管理ツール「TaskChute」に込めた思想と、そこで得られた着想と課題、さらに、そこから移行したWebサービス「Toodledo」の特徴と使い勝手についても言及します。

先述の通り、タスク管理には正解はありませんので、僕がご紹介するタスク管理手法はあくまでも一事例に過ぎません。大切なのは、何を目指しているか、どこに向かっているか、そのゴールを見失わないことです。そして、このゴールに到達するうえで最適な手法とツールを追求し続けること。

このクエストを迷わず効率よく遂行していただくための足がかりとして、本セミナーを位置づけていただけたら、より多くの収穫をお持ち帰りいただけるものと確信しています。

 
仕事に追われるばかりで、なかなか「これだ!」というタスク管理の形が見いだせていない方はもちろん、すでに自分なりのタスク管理手法を確立しているものの、いまいちしっくり来ていない、という方もぜひご参加ください。

なお、今回は大阪と名古屋の2都市で開催しますが、名古屋では今回の内容(以下)に加えて、前回の大阪セミナー(10/30のシゴタノ!コンプリート)の内容もカバーします。

予定トピック

  • タスク管理の位置づけ
  • タスク管理ツールに求められる要件
  • 取りかかりをアフォード(後押し)するコツ
  • 大橋のタスク管理の変遷
  • TaskChuteの思想と教訓
  • Toodledoの特徴と使い勝手
  • Evernoteをタスク管理のサブツールとして活用する
  • 気乗りしない仕事を追い込む「5分仕事術」
  • グループワーク「2010年のタスク管理フローを確立する」

詳細・お申し込み

1/15(金) 19:00~21:00@大阪

●日時:2010年01月15日(金) 19:00~21:00(18:30開場)
●会場:梅田/アビタス・セミナールーム
●講師:大橋悦夫
●定員:50名
●受講料:15,000円(フォロ割価格:8,000円早割価格:10,000円
●懇親会:5,000円

お申し込み

1/16(土) 14:00~17:00@名古屋

●日時:2010年01月16日(土) 14:00~17:00(13:30開場)
●会場:名古屋会議室/名古屋駅前店(第2会議室)
●講師:大橋悦夫
●定員:30名
●受講料:20,000円(フォロ割価格:10,000円早割価格:15,000円
●懇親会:5,000円

お申し込み

 
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