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仕事に追われたくなければ「プッシュ型リマインド」と「プル型リマインド」のバランスを見直す



大橋悦夫「通知(リマインド)」は便利なのですが、数が増えると邪魔になります。ただ、人によって最適な頻度はまちまちでしょう。「とりあえず通知して欲しい」人もいれば、「これとこれに限り通知して欲しい」人もいるでしょう。僕自身は後者。必要なときに自分で見にいく「プル型」の通知です。

電話のベルは「プッシュ型」の通知であり、メールチェックは「プル型」の通知です。
「プル型」の通知についてはすでに記事を書いています。

↓「プッシュ型」を「割り込み」、「プル型」を「取り込み」と整理しています。

指定した時刻にアラームやポップアップによって、忘れてはいけないことを思い出させてくれる通知機能(リマインダー)は便利ですが、数が増えるとひっきりなしに「割り込み」を受けることになるため、目の前の仕事が進まなくなるという弊害を引き起こします。そこで「割り込み」ではなく「取り込み」をおすすめします。

「プッシュ型」をゼロにしてみる

最近は、「プッシュ型」の通知はすべてスマートウォッチ「Pebble Time」で受けるようにしています。

iPhoneは常時「おやすみモード」にしているので、Pebble Timeがブルブル震えているとき、iPhoneは黙ったままです。Pebble Timeはアプリごとに個別に通知のオン・オフを設定できるので、ほんとうに必要なアプリの通知のみを厳選しています。

最初にすべてのアプリをオフにしたうえで、少しずつ増やしていきましたが最終的には「たすくま」と「タイマー」のみになりました。

Pebbleアプリ上でPebble Timeに通知を表示するアプリのオン・オフの切り替えができます。僕自身は、たすくまとタイマーアプリ以外はオフにしています。



この結果、“不慮”の通知で割り込まれることがほぼなくなりました。

いちいち手首に刺激がやってくるので、積極的に減らそうという気になったことも大きいです。手首に何か来るということは余程のことだ、という認識を強化するわけです。

残りの通知は気になったときに回収

それ以外の通知は、作業が一段落ついたところで、休憩がてらまとめて回収します。「宅配ボックス」のような位置づけといえます。

iPhoneの場合は画面上部を下にスワイプすることで確認します。



この体制ができて初めて、以下が実現できるようになります。

毎朝、その日に予定しているタスクすべてに目を通し、取りかかる順番に並び替えるようにしています。このタスクリストに沿って、上から順に書かれているタスクを1つとして飛ばすことなく実行していくと、その結果は「その日に予定しているタスクすべてをその日のうちに終えるための最短ルート」になります。

通知に追われている限りは仕事にも追われ続けることになると思うのです。