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安眠のためには、目を閉じ、耳の穴は塞ぎ、鼻の穴は広げ、口は閉じる



大橋悦夫いつでもどこでも眠れるという人がいる一方で、枕が変わると(あるいはコンディションによって)眠れなくなるという人もいて、誰しもがこの両極を結ぶ線分のどこかにいるでしょう。僕自身はなかなか眠れない極寄りにおります。

安眠のためにできることはいろいろやってきましたが、その過程でわかったことは頭部についている“穴”の開け閉めがカギになるということです。

どんな人でも頭部に以下の穴がついているはずです。

  • 目の穴(最大2つ)
  • 耳の穴(最大2つ)
  • 鼻の穴(最大2つ)
  • 口(通常1つ)

これらの穴それぞれが「開いている」か「閉じている」かで、寝つきの良さや眠りの深さが変わるようなのです。

目の穴は閉じる

これはほとんどの方が実践できていると思いますので、詳細は割愛します(目を開いたまま意識だけ飛ぶという現象も報告されていますが、今回のテーマから外れますので、こちらも詳細は割愛します)。

耳の穴は閉じる

実は最近になってこれを実践するようにしてみました。

具体的には就寝時に耳栓をつけるようにするのです。日中はノイズキャンセリングヘッドホンをつけて仕事をしています。気づかぬうちに実は大量に入ってきている騒音をノイズキャンセリングヘッドホンを装着することでシャットアウトできています。

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仕事中は、ほぼ常時ワイヤレスのノイズキャンセリングヘッドホン「Bose QuietComfort 35」を装着し、仕事内容と気分に応じて、クラシックやヒーリング、あるいはゲームのBGMを流しています。

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ノイズキャンセリングヘッドホンを装着していないと、騒音をじかに耳にすることになり「この騒音は自分には関係がないので聞こえなかったことにします」という脳内処理が必要になり、この処理に要するエネルギーが、ノイズキャンセリングヘッドホンによってセーブできることになるわけです(実際のところは分かりませんが、理屈の上では)。

ちょうど、サングラスをかけることで目へのダメージを軽減させているかのように。

耳栓を試す

就寝時はノイズキャンセリングヘッドホンを装着するわけにはいかないので(一度試してみたことがあるのですが、やはり途中で外してしまうようです)、やはり耳栓ということになります。

どこかの空港で買った耳栓が家にありましたので、まずはこれを装着してみました。指でつぶすと小さくなるものの、時間がたつと元の形に戻る、スポンジ状の耳栓です。



効果はてきめんでした。

ちょっとした騒音が鳴るたびに「この騒音は自分には関係がないので聞こえなかったことにします」という脳内処理が走り、そのたびに眠りに落ちるプログラムがリセットされ、またイチからやり直しになっていたのが、耳栓を装着することで、それがガードレールのような(あるいはプログラムのエラー処理のような)役割を果たすことで、まっすぐに眠りに落ちることができるようになった感じです。

なお、耳栓には正式な装着方法があります。耳栓メーカーのMOLDEX社のサイトにイラストつきで解説がありますので以下、ご参照ください。

» フォームタイプ耳せんの装着方法(Moldex Japan)

耳栓には、しかし、一つ重大な問題がありました。耳栓がときどき抜け落ちてしまうのです。

寝ている間に抜け落ちる問題の対策

そこで、抜け落ちない耳栓はないだろうかというところで、いろいろ探してみました。

その過程で、耳栓が「使い捨て」のプロダクトであることに驚きを覚えつつ(消耗品ではあるとはいえ、ハッキリと「使い捨て」と書かれると、なんとなく抵抗を覚えてしまう)、実にさまざまなバリエーションがあることが分かり、目がくらみました。

とりあえず、適当にいくつか買い込んでみました。

「73円」だったり「461円」だったりと、値段があまりにも違うので、戸惑います。この辺は、花粉症対策のマスクと同じような位置づけになるのでしょうかね。



▼届きました


実は、今朝起きたときに、装着していた耳栓が外れており、片方は見つかったのですが、もう片方はベッドの下に落ちてしまったようで見つかりませんでした。毎朝起きてから耳栓を探すことになるのはかなり煩わしいので、どうにかならないかと思っていたわけです。



この問題に対しては「コードつき」の耳栓が用意されていました。なるほど、これなら外れても簡単にはなくならなさそうですね。

↓72円ですが「1回で交換」という人もいれば「10回は使う」という人もいて、コストパフォーマンスは変動します。



鼻の穴は広げる

これは以前から実践していました。

具体的には「ブリーズライト」という、ばんそうこうのようなものを鼻の頭に被せるように貼ることで鼻腔を広げて鼻の通りをよくするものです。

付けたあと、明らかに鼻の通りがよくなるので、特に鼻が詰まりやすい季節には重宝しています。

ただ、けっこうお値段が張るので、なかなか毎日使うというのははばかられるところが難点ではあります。

↓30枚入りで1400円(一晩につき43円)



口は閉じる

これは一度やってみて、あまりにも苦しかったので怖くなってやめました。

具体的には口をばんそうこうで塞ぐことで、鼻呼吸で眠るようにする方法です。

慣れていなかっただけかもしれませんが、とにかく口が塞がれることに抵抗を感じ、また呼吸ができなくなるんじゃないかという恐怖感もあり、まだ眠りにつく前に剥がしてしまったのです。

普通のばんそうこうを使ったのですが、以下のような専用の商品もあります(まだ試していません)。

いびきが抑えられたり、菌やウィルスの侵入をブロックできたり、ノドの痛みや口臭の原因になる乾燥が防げたり、といった効果があるようです。

↓21回分で685円(一晩につき33円ほど)



まとめ

というわけで、一晩あたりのお値段は以下の通り。

  • 耳は72円(1回で使い捨てる場合)
  • 鼻は43円
  • 口は33円

締めて148円(全部入りの場合)。

個人的な基準としては、

  • 耳栓は欠かさず装着
  • ブリーズライトは鼻の通りが心配なときのみ装着
  • 口はノドが痛いときのみ装着

という感じでしょうか。

では、おやすみなさい。