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サーキュレーターで寒い部屋の暖房効率をアップさせる



大橋悦夫自宅で仕事をする際、エアコンの暖房機能を使っていますが、設定温度は22度にしています。以前は26度とか27度と、もっと高い温度を設定していたのですが、この冬は22度でも十分暖かいのです。その秘密は、サーキュレーター。

サーキュレーターとは要するに扇風機なのですが、以下のように扇風機よりもコンパクトで、空気を循環させることを主目的としています。


暖かい空気は天井付近にとどまっている



上記は僕なりのイメージですが、せっかく暖房が入っていても、暖かい空気は天井付近にとどまっていて、床付近は寒いままだったりします。

顔は火照っているのに足元は冷え切っていて、たまらず設定温度を引き上げていたのです。

それがサーキュレーターを回すようになってからはむしろ設定温度を下げており、それでいて体感の暖かさは増しています。

天井付近の暖かい空気を下に降ろす

サーキュレーターで天井に向けて風を送ることで、空気の循環が生まれ、天井付近にとどまっている暖かい空気を下に降ろしてくれる効果があります(画像はAmazonより)。



最初は気休め程度にしか考えていなかったのですが、実際にサーキュレーターを回し始めると、明らかに部屋の暖かさにムラがなくなったと感じています。

実際に、部屋の温度計を見ても、たいてい23~24度を指しています。

洗濯物の部屋干しにも

暖房効率をアップさせるだけではありません。雨の日などに洗濯物を部屋干しにするとき、洗濯物に直接風を当てることで、半日もあれば乾きます。

▼洗濯物から見下ろすサーキュレーター



▼角度は細かく変えられるので、洗濯物の真下に設置できない場合でも、少し離れた位置から斜めに“狙い撃ち”することができます。



「静音」だけどマットを敷いた方がベター

風量は以下の3段階にツマミで調節します。

  • 静音

▼「切」から右に回すと「静音」、左に回すと一気に「強」にできます。



「暖かい空気を下に降ろす」用途では、「静音」で十分です。その名の通り本当に静かで、回していることを忘れるくらいです。

ただ、フローリングなどの硬い床の上に置く場合は、以下のように柔らかいマットなどを敷くことをおすすめします。モーターの振動がフローリングに伝わってわずかにカタカタ…という音を立ててしまいますので。

▼敷いているのはバスマットですが、タオルでも良いと思います。


まとめ

設定温度を1度下げると約10%の節電効果があると言われているので、サーキュレーターの購入費用分はすぐにペイするでしょう。

現時点で税込2,212円でした。2,000円程度でこれらの効果が手に入るなら安いものです。

なお、自分にとっての最適な室温を知るためにも、温度計はぜひ目立つところに置いておくことをおすすめします。

何度くらいが自分にとって最も快適に仕事ができるのかを把握しておくことで、「寒すぎる」「暑すぎる」といった室温の影響で作業効率が下がってしまうことを避けられるからです。

↓僕が使っている温度計は以下の記事でご紹介しています。

» 温湿度計を持ち歩く

▼少し目線を上げたところに設置しています(写真では温度の数値が見えづらいですが実物は問題なく確認できます)。




参考記事:

以下の参考記事では、サーキュレーター以外にもさまざまな工夫が紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。

» エアコン暖房の適正温度は20度?暖かく過ごす工夫とは

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