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締め切りに追われないためには生活リズムを整える



佐々木正悟 仕事のためにも生活リズムを整える、なんて、嫌悪する人もいるかもしれません。そこまで「仕事のため」に生活を手段化するのか、と。

しかし、仕事をするには、学術的ではなく恐縮ですが「MP」(マジックポイント)が必須です。

以下の記事でも言及している「認知資源」に当たるものです。

» 脳はMPを節約しようと躍起になっている

いやそもそも、なにをするにもMPが必須で、眠るのにすら必要で、なくなってしまったら危険きわまりないものなのですが。

MPは、基本的になくなりはしませんが、減ります。

しかし、ここが大事なのですが、時間は、なくなりもしなければ減りもしません。

繰り返します。MPはなくなるが、時間はなくならない。時間は、死ぬまでは供給され続けるのです。この違いは大事です。

まず話を簡単にするために、夜寝て、朝にはMPが満タンになる、としましょう。
「一日」という単位で区切るなら、時間もMPも、朝起きた段階がMAXです。

MPが生活リズムを形成する

寝なくても元気。
食べなくても、お腹が減らない。

という人がもしあったとすれば、その人に「生活リズム」はあり得ません。

「壊れるまで」は時間を無制限で使えるからです。
つまりそれは、ロボットの仕事の仕方であり、人間のやり方ではないのです。

人間にとって、時間というのは均質ではないのです。MPの状況次第で、時間があっても使えなくなる、ということがありえます。

食べるしかない。寝るしかない。トイレに行くしかない。

そういうことが起こりえます。だから、たとえ締め切りというものがなくても、「時間がなくなる」のです。

時間というのは、MPがなくならないなら、なくなりません。

  • 朝6時に起きれば、夜0時まで、18時間あります。
  • 夜の0時になれば、朝の6時まで、6時間あります。
  • このサイクルは死ぬまで変わりません。

しかし、MPを朝の6時に使い始めれば、夜の0時には仕事ができる精神状態ではなくなっているはずです。このサイクルがリズムを作るわけです。

仕事ができる状態において仕事をしたいと感じること。それが正常なモチベーションというものです。

ようやく仕事のできる状況においてトイレに行きたくなったり、無性に何かが食べたくなったり、我知らず眠り込んでしまったら、リズムがどこか狂っています。

もちろん実際には、仕事ができるときに仕事をしたいと感じるほど、理想的な状態に入れるなどということは、めったにないかもしれません。

ただし、リズムを正常にするほど理想に近づき、リズムが狂うほどその逆になると考えて、ほぼ間違いありません。

最後に、タスクシュートなどの時間管理ツールで、あたかも「時間がなくなる」かように仮想的に計るのは、MP自体を計測することができないからです。

自分の中のMPの変動については、正直に、敏感になることです。

MPはたっぷりあって、仕事はしたくなくてもエッチなサイトなら何時間でも見られるというのは、MPが「ない」のではなく「有る」のです。

そこをごまかしてはいけません。

逆に、MPがほとんど枯渇していて、すぐに寝るしかないのに、それでもムリヤリ新規企画の検討に入って、得体の知れない陶酔感に浸っているなら、自分自身はもとより、周辺に大きなトラブルを引き起こしかねません。

それをごまかすのもまた、いけないことです。

▼編集後記:
佐々木正悟



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