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早起きの抵抗感を和らげる、たった2つの「割り切り」とは?

池田千恵
みなさま、はじめまして! 早起きに目覚めて15年、現在23時就寝、朝4時起き生活を続けております、池田千恵と申します。

Before9(ビフォア・ナイン)プロジェクトという、朝7~9時を有効に活用するための大人の学び場を主宰しています。

朝は、急な電話やミーティングなどの不確定要素が何もなく、誰にも邪魔されない、自分だけの特別な時間です。早起きすると、自分の人生を思い通りに支配している感覚に浸れるようになります。

また、脳は寝ている間に一日の出来事を整理するそうです。だから朝の時間は整理が終わって脳がクリアになっている状態。私は最近、12月のホノルルマラソン完走に向けて朝ランニングをしているのですが、頭をからっぽにして走ると、クリエイティブなアイディアがどんどん浮かびます。だから私は早起きが大好きです。

とはいえ、早起きは眠い、辛い、なかなか続かない。ではその辛さをどうやって楽にしていくか? そのための様々な方法を、これから「シゴタノ!」にて、「早起きハックス」として定期的に寄稿していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

 
今回は自己紹介がてら、私が朝4時起きの苦行(?)を乗り切るために身につけた、2つの割り切りについてお伝えいたします。

  1. 早起きしても寝坊しても、眠いものは眠い!
  2. 早起きは、それだけで「プチ成功体験」である。

早起きしても寝坊しても、眠いものは眠い!

二度寝って気持ちいいですよね。あのまどろみの瞬間、何ともいえない幸せを感じます。でも、朝起きる時はどんな人でも必ず、眠いものは眠いんです。二度寝が幸せなのは、その一瞬だけ。二度寝はそのまま、朝起きる辛さを2度も経験してしまう、ということにつながります。辛いものは1度で済ませればいいに決まってる。そう割り切れば、少し早起きするのが楽に感じませんか?

早起きは、それだけで「プチ成功体験」である

「早起きは三文の得」

言い古された感のある諺ですが、これほど、良さを皆が気づいているのに実行できない諺はありませんよね。いいことは分かっていても、朝起きる辛さに打ち勝つような明確なメリットが良く分からない。だから続かないんです。

実はメリットはあなたのすぐ近くにあります。あなたが早く起きた、ただそれだけで、眠気という誘惑に勝った「プチ成功体験」なのです。

私は、早起きは「自分との毎日の小さな約束」だと思っています。「早起きをする!」という約束を毎日ひとつひとつクリアしていくことによって、「私ってやるじゃない! えらい!」と、自分を認められ、昨日の自分に打ち克つことができます。一歩一歩、自分が成長していくのが実感できます。

そのことにより、人と自分を比べるのではなく、昨日の自分と比べて成長度合いをはかることができるようになります。

実は私は、いつもクヨクヨして、他人と自分を比べて落ち込む性格でした。中学2年の時に担任に「お前はIQが低い」と言われたことがトラウマとなったからだと思います。周りの輝いている人に比べて、なんで自分はこんなにダメ人間なんだろう。そう思って、自分のふがいなさに溜息をつき、他人をうらやむ人生を送っていました。

でも、そんな私でも、早起きをすることにより、他人でなくて自分の成長にフォーカスすることができるようになりました。そのお陰で、日々うつむきながら生きる人生から脱却できたのです。自分を初めて認められるようになった瞬間でした。

それ以来、私の脳内では「早起き=前向きでめげない自分」と脳内プログラミングされています。だから、たとえば前日辛いことがあったとしても、さっさと寝て早起きすれば、朝にはもう元気いっぱいの自分に生まれ変われるようになりました。

 
以上2つは当たり前すぎてなかなか気付かない、すごくシンプルで、かつ効果的な割り切りです。

次回からは、具体的に早起きを助ける効果的なグッズや考え方、早起きを実践している人たちの活動レポートなどを、さらに詳しくお伝えしていきたいと思っています!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

▼編集後記:
池田千恵
最近は、自分が主宰する朝食会だけでなく、他の方主宰の朝食会に行くことにはまってます。

会主宰の勉強にもなりますし、食いしん坊の私は朝からオープンしている美味しいカフェの情報交換ができるのが楽しみです。

最近の大ヒットは、松戸にあるZopf(ツォップ)というパン屋さん。

駅からバスで10分、という、やや不便な場所ながらパンの美味しさ、ボリュームなど、コストパフォーマンスがとても高く、大満足の朝食を食べることができます。

 
▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。