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改めて、自宅をオフィスにするか、別に借りるか?



大橋悦夫最近、都内にあるシェアオフィスに入居しました(このシェアオフィスの詳細については次回の記事で!)。

10年近く前にもこんな記事を書いているので、改めてまた書いてみます。

» 自宅をオフィスにするか、別に借りるか?

» 続・自宅をオフィスにするか、別に借りるか?


今回はシェアオフィス入居の背景について。

独立以来さまざまなワークスタイルで仕事をしてきました。

  • 客先オフィスに常駐したり、
  • 知り合いの会社のオフィスを間借りさせてもらったり、
  • ファミレスやカフェなどを転々としたり、

…と試行錯誤を重ねたすえに、ここ数年は在宅ワークに落ち着いていました。

現在の僕の仕事はパソコンと通信環境さえあれば事実上どこに居ても可能です。

そうであれば、寝起きする場所と同一にしてしまえば移動の手間と時間と費用がそっくり浮かせられますので、自宅が最強ということになります。

…にも関わらず、知り合いの会社やファミレスやカフェを転々とするのは実は自宅は最強ではないからです。

例えば、以下のような弱点があります。

在宅ワークの弱点

  • 一人の場合、宅配便の受け取りなど対応が必要
    └「ヘッドホンをつけて仕事に没頭」ができない
  • 家族がいる場合、たとえ直接の介入がなかったとしても気を遣う
    └気を遣われていることに負い目を感じることも
  • いくらでもサボることができる
    └どこかにフラフラと出かけることもできる
  • 開始と終了の区切りがつけづらい
    └寝る前にメールをチェックしたらそのまま仕事になってしまったり…

これらの弱点を克服するには自宅というホームを離れ、アウェイに身を置くしかありません。

とはいえ、アウェイ、すなわち出先ワークにも弱点があります。

出先ワークの弱点

  • 移動の手間と時間と費用がかかる
  • 固定のオフィスを借りる場合は賃料がかかる
  • ファミレスやカフェであっても飲食代がかかる
    └好ましい席を確保できるかも気がかり
  • 自宅と同等の環境ではない(外付けディスプレイがない等)

ただ、こういった弱点を補ってあまりあるメリットもあります。

それは、先ほど挙げた自宅での弱点の裏返しです。

出先ワークのメリット

  • 誰からも邪魔されることなく、心おきなく仕事に没入できる
  • 周囲に同じように仕事をしている人がいればサボりにくい
  • お金がかかっているのでコスト意識が高まる
  • 開始と終了を明確に区切ることができる

今回入居したシェアオフィスは、当然のことながら電源も通信環境も揃っています。

さらに、これは予想外だったのですが、外付けディスプレイも無料で借りられます。

monitors

multimon

さすがに自宅で使っているディスプレイ(2560×1080)には及びませんが、出先でマルチディスプレイが実現できるだけでも御の字です。

↓自宅で使っているディスプレイの紹介記事です。

» これ以上は大きくできない? 2560×1080の液晶ディスプレイを1ヶ月以上使ってみた感想

これ以上は大きくできない? 2560×1080の液晶ディスプレイを1ヶ月以上使ってみた感想

ファミレスやカフェで仕事をするうえでのハードルは、電源や通信環境があまり期待できないことですが、それ以上に、そもそも食事や談笑をするための場所であるところへ、ノートPCを持ち込んで仕事をするという「場違い感」です。

一言でいうと「居づらい」と感じることが多いのです。

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そういうわけで、堂々とノートPCを持ち込んで仕事をしても良いシェアオフィスは、当たり前のことながら最強のアウェイということになります。

とはいえ、毎日ではいずれ飽きることも考えられますので、当面は“週4日出勤”としました。

今回入居したシェアオフィスにはさまざまな工夫がこらされており、感心させられることが多々あります。

このあたりについては、また改めて。

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