海老名 久美 
セミナーの前日、配布物を印刷しようと、久しぶりにプリンタの電源を入れたところ、インクカートリッジ（純正）をどれも認識しなくなり、検索で見つかった対処法を試しても直りませんでした。
そのプリンタは、それほど古くはなかったのですが、しかたありません。セミナーのための印刷は、急遽、ファミリーマートで行い、事なきを得ました。
最近では、印刷する機会もめっきり減ったとはいえ、家で仕事をしているからには、プリンタがないと結構不便です。でも、急なことなので、できれば１万円以内におさめたい。さらに言えば、Canon、EPSONと使ってきて、ランニングコストが高いなあと思っていたので、他にいい選択肢があれば、そちらに変えたいとも思いました。
機能面では、
- Wi-Fiは必須
- 両面印刷
- 黒インクのみでも印刷ができるタイプ
- コンパクトサイズ
- 用紙カセットは１段で良い
といった希望を基に、絞り混んでいきました。
そして、「インク交換はプリンタ前面から可能」「クラウドサービスとも連携可能」「タッチパネル」という、希望以上の機種を見つけました。
それが、brotherの「DCP-J557N-ECO」です。
» ブラザー公式サイト「DCP-J557N-ECO」
» brother A4インクジェットプリンター複合機/10/12ipm/両面印刷/無線LAN DCP-J557N-ECO
詳しい仕様は、公式サイトを見ていただくとして、最も気に入ったのは、「プリンタ前面からインク交換できる」点です。
プリンタを、机の下の台に乗せているので、ふたの開け閉めはなんとかできるものの、インク交換がとてもやりにくかったのです。それが、前面からできるとなれば、なんと楽なことか！実際にやってみて、インク交換のストレスがまったくなくなったことを実感しました。
タッチパネルも意外に使いやすく、Wi-Fiへの接続も簡単でした。
また、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスと連携させて、スキャンデータをプリンタから保存したり、クラウド上のデータをダウンロードして印刷したりすることもできます。便利かどうかは微妙ですが、機能があること自体がすごいと思うのです。
印刷時の音が、前のプリンタよりも少し静かなのもうれしい。そして何より、純正インクの価格が、これまでより１色につき２割くらい安い。
Amazonなどで評価を読むと、インクの保ちも良いらしいので、次にインクを交換することになるのは、ずっと先になるかもしれませんが。
CDドライブのついていないMacBookから印刷するために、公式サイトからドライバをダウンロードする必要はありましたが、どこからダウンロードすればいいかも分かりやすくて助かりました。
ただ、うちのWi-Fiの環境のせいなのか、プリンタを接続した直後はすぐに印刷できるのですが、２回目以降がうまく送信されないようなので、原因をつきとめて、対処したいと思います。この問題は、以前のプリンタでも起きていたので、プリンタ本体のせいではなさそうです。
» brother A4インクジェットプリンター複合機/10/12ipm/両面印刷/無線LAN DCP-J557N-ECO
▼海老名久美：
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。
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