オーディオについて語れるほどの深い知識はないのですが、イヤホンからは好みの音が出て欲しいことは確かです。
iPhone 5 で音楽を聞くのに、ベースやドラムなどの低音が響いてくれるイヤホンが好きで、ここ2年ほどはオーディオテクニカのATH-CKS90という製品を使っていました。
本当は、ずっとBluetoothのヘッドセットにしたかったのですが、なかなか「これだ!」という製品に出会えず、2年が経ってしまいました。
1か月前、「ATH-CKS55BT」を購入して、ようやくワイヤレスのヘッドセットに移行することができました。
ATH-CKS55BTは、ATH-CKS90と同じオーディオテクニカの製品で、これまた同じSOLID BASS SYSTEMが採用されているBluetoothのワイヤレスヘッドセットです。
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上の写真のとおり、デザインにお洒落さはないのですが、以下のポイントが気に入って購入に至りました。
- SOLID BASS SYSTEMが採用されており、重低音が重視されている。
- ATH-CKS90とイヤピースの形が同じようだ(写真を見て判断した)。
- ヘッドホンアンプが搭載されている。
- Amazonで5000円台というお手頃価格。
さすがの重低音が気持ちいい
数年前に気に入って使っていたBluetoothのヘッドセットが壊れて以来、気に入る音を奏でてくれるBluetoothのヘッドセットはありませんでした(3種類ほど購入してはがっかりし、それ以上開拓できなくなってしまっただけですが)。
ATH-CKS55BTなら、気に入って2年も使ってきたATH-CKS90と似てる感じがしますし、似てる音が出てくれるのではないかと期待したわけです。
そして・・・期待どおりでした!
まず、イヤピースは、付属するイヤピースの中で最も小さいものに付け替えましたが、その形状がATH-CKS55BTとATH-CKS90でほとんど同じだったので、違和感なくATH-CKS55BTを使い始めることができました。
耳の穴が小さいので、最小でも若干大きく感じますが、許容範囲です。
そして、音。
Bluetoothでこれほどクリアかつ低音が響く音が聞けるとは思いませんでした。
もちろん、音の好みは千差万別ですし、音楽のジャンルによっても変わると思いますので、一概には言えませんが、「自分好みだった」ことは確かです(普段聞くのは、J-POP、クラシック、洋楽、タンゴ、ミュージカル音楽などです)。
すぐに、メインのヘッドセットになりました。
ただ、iPhoneではほとんど電話をしないため、通話機能はまだ使用したことがありません。
欠点もいくつかある
カタログスペックでは、充電は3時間、連続通信時間は6時間となっています。
連続通信時間は、6時間よりは短い気がします。
また、この充電時間の長さでは、夜寝る前にセットしておかないと、朝になって慌てても間に合いません。
また、ヘッドホンは本体からはずれないので、断線などした場合、ヘッドホンだけ取り換えるというわけにいかないでしょう。
本体は軽くて、ボタンは押しやすいですが、少々大きいため、服に付けるとなると、シャツやワンピースでは、生地が重さに負けてしまいます。
今の季節は、ジャケットのボタン穴に差していますが、もう少し薄着になってきたらどうしようかなと考えています。
クリップ部はそれほど強く挟まないので、ちょっとひっかかるとすぐに取れてしまいます
しかしながら、音には大満足ですから、当分の間は、ワイヤレスで快適な音楽ライフを送れるでしょう。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。