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SP02:タスクリストを持てば、見通しが立つので生産性が向上してやる気もわく

1月25日に発売となりました『スマホ時代のタスク管理「超」入門』

『スマホ時代のタスク管理「超」入門』

発売を記念して、本書の内容の一部を抜粋にてをお届けします。
今回は、第1章より「タスクリストを持つことの7つのメリット」その2です。


タスクリストを持つことの7つのメリット

タスクリストを持つことには次の7つのメリットがあります。

  1. タスクリストを持てば、事前に準備ができるので人から好かれるようになり、自信もつく
  2. タスクリストを持てば、見通しが立つので生産性が向上してやる気もわく
  3. タスクリストを持てば、プロジェクトの管理ができる
  4. タスクリストを持てば、繰り返し作業の管理ができる
  5. タスクリストを持てば、悪癖を絶ち、よい習慣を形成できる
  6. タスクリストを持てば、夢や目標を管理できる
  7. タスクリストを持てば、ログが残るからタスクリストをより容易に作れるようになる

2.タスクリストを持てば、見通しが立つので生産性が向上してやる気もわく

私達のタスクリストには「今日一日にやることだけ」でも50個から70個の項目があります。私達は「朝起きてから夜寝るまでにやること」の全てをタスクリストに書き加えているので、ふつうの人よりはだいぶ多いでしょう。読者の場合にはここまで多くはならないかもしれません。

それでも「一日にやること」の全てを書き出したら、最低でも10個から20個にはなるはずです。このくらいの数でも、やるべきことを書き出すべき十分な理由になります。

タスクリストを作ることは「記憶を外部化すること」です。

外部化された記憶の代表例がメモです。メモのようなツールがないと私達のアタマはすぐにパンクしてしまうのです。

7プラスマイナス2という有名な数字があります。心理学者によると人間が1度に覚えておくことのできる項目数は、だいたいその程度だという意味です。

10や20となりますと、1度に覚えておくことのできる項目数を明らかに突破しています。記憶に頼って仕事をしていれば必ずモレが発生するわけです。

よほど無責任な人でない限り、毎日モレが発生していても気にならないということはないはずです。やり漏らしていることがないかどうかが心配になるでしょう。タスクリストがあればその心配は無用です。やり漏れの心配事から完全に解放されるのです。その結果頭の中がスッキリし、ストレスレベルが大きく低下します。

見通しがハッキリすればやる気もでます。やる気とは、見通しがハッキリしていることをやろうとしているときにわいてくるものです。見通しの悪い濃霧の中を運転しているようなときには、そろそろと手探りで進むしかありません。やる気にもなれませんし仕事に押しつぶされるような気がしてくるものです。