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人が怒る2つの理由
2006/11/01 Wed 19:29 by ohashi このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリを含むはてなブックマーク
カテゴリ:とりあえず » 
ある人は、顧客から仕事を請けるとき、いつも「なぜ?」と聞くそうです。顧客が答えると、彼は再び「それはなぜ?」と質問します。頑固な子供のように、質問し続けるのです。聞かれたほうはたいてい、2,3回返事したあと、イライラしたり怒り始めたりするそうです。

しかし、どうして腹が立つのかをじっくり考えると、その原因は質問そのものではなく、質問に対する答えがないことだと気づくそうです。では、なぜ答えがないのでしょう?

それは、自分自身で疑問を投げかけたことが一度もなかったからです。

『アイデア・ブック2(トゥーボ)』より

腹が立ったときに、一呼吸置いて、自分がなぜ腹が立っているのかをセルフモニタリングしてみる。自分を正しさを守るためなのか、相手の間違いを正すためなのか。たとえ納得できなくても、いったん相手が正しいと仮定して、自分を疑ってみる。

 「待てよ、もしキミが正しいとすると、このぼくは間違っていることになる」
 「                             」
 「もしキミがぼくの立場にいたらどう行動していただろう?」
 「                      」
 「へぇ〜、そうなんだ。キミはいったいどうしてそんな風に考えられるんだい?」
 「                              」
 「そうか、見えているものが違うわけだ」
 「                          」
 「実はぼくにはこう見えているんだが、キミはどうだい?」
 「               」
 「なるほど、そこで食い違ったわけだ」
 「                     」
 「いやぁ、勉強になったよ。ありがとう」

逆に、相手を怒らせてしまった場合は、自分が原因なのかきっかけなのかを考えてみる。きっかけである限りは相手の役に立てる余地はある。それは、相手の間違いを正そうとすることがその手段にならない点が興味深い。そういう意味では日本語の謙譲語はこの構造を体現していることになる。



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