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2008年に取り上げた126冊と心に刻まれた10冊
2008/12/29 Mon 07:47 by 大橋 悦夫 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリを含むはてなブックマーク

タグ:書籍紹介

今年は1年間に220本のエントリーを書きました。
うち86本は佐々木正悟さん、残りの134本が大橋です。

また、2人で合計126冊の本を取り上げました(書名のみの言及はカウントせず)。

以下がそのリスト。

2008年に取り上げた126冊


それぞれのリンク先はいわば、逆引きインデックス。その本に言及しているエントリーのリストが得られます。

001.『若き商人への手紙』
002.『記憶力を強くする』
003.『好きなことには集中できるのに、仕事になると集中できない人へ』
004.『感動無き続く人生に興味なし』
005.『原因と結果の法則』
006.『MIND HACKS』
007.『ベンジャミン・フランクリン 富を築く100万ドルのアイデア』
008.『お金は銀行に預けるな』
009.『考える脳 考えるコンピューター』
010.『行動経済学 経済は「感情」で動いている』
011.『禁煙セラピー―読むだけで絶対やめられる』
012.『片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術』
013.『扉の法則』
014.『3時間で「専門家」になる私の方法』
015.『脳のなかの幽霊』
016.『赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由』
017.『成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝』
018.『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』
019.『金持ち父さん貧乏父さん』
020.『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』
021.『7つの習慣 最優先事項』
022.『美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?』
023.『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』
024.『世界一わかりやすい会計の本』
025.『リストのチカラ』
026.『マニャーナの法則』
027.『記憶と情動の脳科学』
028.『貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術』
029.『Life Hacks PRESS vol.2』
030.『「超」整理法〈3〉タイム・マネジメント』
031.『できる人の直感力』
032.『快ペース仕事術』
033.『思考の整理学』
034.『LIVE HACKS!』
035.『脳と気持ちの整理術』
036.『脳を支配する前頭葉』
037.『視覚マーケティングのススメ』
038.『スティーブ・ジョブズ 神の交渉術』
039.『ビジネス脳を磨く』
040.『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』
041.『もしも落ちこぼれが社長になったら…』
042.『情報は1冊のノートにまとめなさい』
043.『一生太らない体のつくり方』
044.『「1日30秒」でできる 新しい自分の作り方』
045.『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』
046.『たった3秒のパソコン術』
047.『理系のための口頭発表術』
048.『幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学』
049.『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
050.『やる気ハックス』
051.『最後の授業 ぼくの命があるうちに』
052.『論理療法―自己説得のサイコセラピイ』
053.『どんなことがあっても自分をみじめにしないためには―論理療法のすすめ』
054.『「心の翼」の見つけ方』
055.『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』
056.『理科系の作文技術』
057.『MADE IN JAPAN』
058.『さぁ、才能に目覚めよう』
059.『この「社則」、効果あり。』
060.『脳が教える!1つの習慣』
061.『調べる技術・書く技術』
062.『フォーカス・リーディング』
063.『コンサル成功物語』
064.『会社をぶっ壊して、チームを創ろう!』
065.『価値を創造する会計』
066.『沈黙のクレーマー』
067.『成功本はムチャを言う!?』
068.『28歳からのぶっつけ留学成功法』
069.『ゆらぐ脳』
070.『あたりまえだけどなかなかわからない 働く女(ひと)のルール』
071.『影響力の武器』
072.『英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法』
073.『金になる人脈』
074.『あなたにも5000万円貯まる信じられない「仕組み」』
075.『「先読み力」で人を動かす』
076.『村上式シンプル英語勉強法』
077.『人に2歩差をつける先読み仕事』
078.『コンサルタントの質問力 』
079.『自分をグローバル化する仕事術』
080.『プロカウンセラーの聞く技術』
081.『史上最高のセミナー』
082.『病気にならない生き方』
083.『誘惑される意志』
084.『ライフハックス心理学』
085.『脳は空より広いか―「私」という現象を考える』
086.『新規事業がうまくいかない理由』
087.『起業学―事業はシンプルに考えよう』
088.『Made in Japan 』
089.『これだっ!という「目標」を見つける本』
090.『TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究』
091.『質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?』
092.『IT達人の仕事術』
093.『君を幸せにする会社』
094.『女子大生会計士の事件簿 DX.5』
095.『「いい気分」セラピー』
096.『脳を活かす仕事術』
097.『千円札は拾うな』
098.『ストレスとはなんだろう』
099.『スタディースタイル ライフハックス勉強法』
100.『コストゼロで人脈と売上を増やす仕事の仕組み』
101.『だれかに話したくなる小さな会社』
102.『MADE to STICK』
103.『一番になる人』
104.『投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術』
105.『ブライアン・トレーシーの話し方入門』
106.『研修女王の最強3分スピーチ』
107.『脳と心をあやつる物質』
108.『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』
109.『プロSEが教える!自分のアタマの中を伝える技術』
110.『ちょっとした勉強のコツ』
111.『生まれ変わっても、この「仕事」がしたい』
112.『理系のための人生設計ガイド』
113.『お金持ちになるためのマネー本厳選50冊』
114.『成功本50冊「勝ち抜け」案内』
115.『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』
116.『成功ハックス』
117.『宇宙を味方にしてお金に愛される法則』
118.『脳内不安物質―不安・恐怖症を起こす脳内物質をさぐる』
119.『人間関係にうんざりしたときに読む本』
120.『 問題は「数字センス」で8割解決する』
121.『「病」になる言葉』
122.『人生は勉強より「世渡り力」だ!』
123.『「自分から教わる!」技術』
124.『カエルを食べてしまえ!』
125.『読書は1冊のノートにまとめなさい』
126.『READING HACKS!』



では、126冊中どの本が一番売れたのか?

つまり、2008年に入ってからシゴタノ!で言及されて最も人気の高かった本。

以下がそのベストテン(佐々木と大橋の著者を除く)。

2008年のベストセラー


初出のエントリーとともにご紹介。

10位 『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』


3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術
サンマーク出版
発売日:2008-06-17
おすすめ度:4.0

» 交渉で相手にYESと言わせるための9つのポイント 

9位 『好きなことには集中できるのに、仕事になると集中できない人へ』



» 続く習慣を作るための初期設定 

8位 『3時間で「専門家」になる私の方法』


3時間で「専門家」になる私の方法
PHP研究所
発売日:2007-09-11
おすすめ度:3.5

» 『3時間で「専門家」になる私の方法』で知的生産力を底上げする 

7位 『フォーカス・リーディング』



» あなたの読書は売上重視? それとも利益重視? 

6位 『一生太らない体のつくり方―成長ホルモンが脂肪を燃やす!』



» 『一生太らない体のつくり方』でエネルギーの“不労消費”を増やす 

5位 『マニャーナの法則 明日できることを今日やるな』


マニャーナの法則 明日できることを今日やるな
ディスカヴァー・トゥエンティワン
青木 高夫(翻訳)
発売日:2007-04-05
おすすめ度:5.0

» 「明日やる」ために役立つツール3点 

4位 『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』



» 『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』、その答えは「仕組み」の先に 

3位 『リストのチカラ [仕事と人生のレベルを劇的に上げる技術]』



» ブログを書くことで得られるの3つの効用 

2位 『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』


ずっとやりたかったことを、やりなさい。
サンマーク出版
Julia Cameron(原著)菅 靖彦(翻訳)
発売日:2001-04
おすすめ度:5.0

» 迷うことなく『ずっとやりたかったことを、やりなさい』 

1位 『英語嫌いの東大卒が教える私の英語学習法』



» 6ヶ月でTOEICのスコアを500点から900点に引き上げる勉強法+時間術 



上記のベストテンを見ていただくとおわかりいただけるかと思いますが、見事にスキルアップ系の本が並んでいます。

交渉術、知的生産術、筋トレ、英語学習法などなど、その背景には「実務に役立つ」というわかりやすい動機が見て取れます。

とはいえ、人気のあるなしとは別の次元で、佐々木にとっても、大橋にとっても「これだけは外せない」「繰り返し読みたい」という本もあります。

もちろん、「実務に役立たない」というわけではありませんが、ベストテンが即効性のある「技術」を教える本だとすれば、これからご紹介するのは、遅効性のある「習慣」を培うための本、ということになります。

心に刻まれた10冊


佐々木正悟セレクション・ベスト5


5位 『複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち』


複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち (新潮文庫)
新潮社
発売日:2000-05
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 はじまりは期待されていなかった
おすすめ度4 History of Sciences of Complexity
おすすめ度3 当時は感心したが...
おすすめ度4 面白いんですが
おすすめ度5 あたかも伝記小説!

複雑系というテーマはもはや「最新」とは言い難いテーマです。しかも、以前ほどホットなテーマでもありません。

しかし本書は人間ドラマ仕立てになっていて、ひきこまれるようにして読めます。少しでも、「アカデミーの世界」で理不尽な苦労をした人ならば、感情移入して読めるでしょう。700ページ近い大著ですが、読み終えるのが惜しくなるほどです。

4位 『ゆらぐ脳』


ゆらぐ脳
文藝春秋
発売日:2008-08-07
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 学生も教授も読むべき良書
おすすめ度5 脳の知識に加え、科学者の泥臭い日常も垣間見られる書
おすすめ度4 池谷裕二という「脳科学」者の歴史性についても考えてみる
おすすめ度5 脳心サイエンス=ゆらぎ
おすすめ度4 一期一会

これまでも、一度は池谷裕二さんにお会いして、あれこれ尋ねてみたいと思っていました。しかし、本書を読んで、とりあえずそうした欲望が沈静化してしまいました。本書にはそれくらい、「私が聞きたかったこと」がふんだんに盛り込まれていたのです。

3位 『脳が教える! 1つの習慣』


脳が教える! 1つの習慣
講談社
本田 直之(監修)中西 真雄美(翻訳)
発売日:2008-07-05
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 面白かったです。
おすすめ度5 繰り返し読みたくたった本です
おすすめ度5 小さな習慣が格差を生む
おすすめ度5 真理は単純にできている。
おすすめ度3 なるほどね!でも、これだけかい?

本書の読みどころは、臨床心理士の立場から、人はなぜ大きく変わりたいと毎日思いながら、ほとんど変わることができずにいるかを、多面的に分析しているところです。臨床的なエピソードと、深層心理的解説を交え、「変わるためのメンタルハック」を提案しています。

2位 『マニャーナの法則 明日できることを今日やるな』


マニャーナの法則 明日できることを今日やるな
ディスカヴァー・トゥエンティワン
青木 高夫(翻訳)
発売日:2007-04-05
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 生活習慣がすっかり改善されました!
おすすめ度5 やるリストばかりたまってうまくいってないときの新しい発想!
おすすめ度5 タイムマネジメントに挫折した人に
おすすめ度5 タイトルが分かりにくいのが難点。
おすすめ度5 まったく新しい時間管理法

本書の著者が最も強調しているのは、ありきたりのTo-Doリストを使うな、ということです。それで仕事を管理しようとすると、必ずうまくいかなくなる、なぜならTo-Doリストでは、一日にできる仕事の限界量が、わからないからです。

このことと関連し、著者は時間とタスク処理の関係について、非常に重要なことを述べています。私たちは「時間がない」とよく言いますが、それは正しくなく、実際には時間がないのではなく、一日の終わりといった、区切りがあるのです。その区切りの存在を無視するようなタスク管理ツールは、すべてうまく機能しないわけです。

1位 『成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝』


成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)
プレジデント社
Ray Albert Kroc(原著)Robert Anderson(原著)野崎 稚恵(翻訳)
発売日:2007-01
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 原書の薦め
おすすめ度4 付録2だけでも
おすすめ度5 空中ブランコで、手を離せますか?
おすすめ度4 彼の熱意には圧巻
おすすめ度3 柳井さんの書いた付録がいい。

本書の肝はいうまでもなくマクドナルド創業物語にあります。構成のまとまりに欠け、誤植あり、誤訳も多い一冊ながら、それらすらレイ・クロックの激烈な人生の象徴とすら思えてきます。

私のようないささか冷血っぽい人間の血まで熱くしてくれるほどの、類い希な仕事人間の成功物語。読んで損はないです。

大橋悦夫セレクション・ベスト5


5位 『あなたがあたえる 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密』


あなたがあたえる 大富豪ピンダーの夢をかなえる5つの秘密
文藝春秋
矢野 信一郎(イラスト)木村 博江(翻訳)
発売日:2008-07-10
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 面白かった!
おすすめ度5 「成功」って何だろう…と思ったとき。
おすすめ度5 シンプルかつ奥深く実践的
おすすめ度5 金曜日のゲストは???!
おすすめ度5 「あたえること」と「実行すること」の大切さを教えてくれる

自称「いけいけ野郎」な主人公はご多分に漏れず「いけそこない」。そんな主人公を大富豪ピンダー老人が導いていく。

人がなかなか成功できないとしたら、それはその人に何か能力や才能が欠けているのではなく、単に大切なことを見落としているからに過ぎない。それを端的に言い表してるのが「あたえる」という言葉。一見すると自分の成功を手放すかのような行為が、実は成功にとって欠かせないものであるというパラドクス。これまでに身につけてきた常識はいったん忘れて、物語の世界に身を委ねることでそのカラクリに迫りたい。

4位 『奇跡の仕事術―自分の仕事をマネジメントする』


奇跡の仕事術―自分の仕事をマネジメントする
生産性出版
Carl Pace Worthy(原著)林 宣子(翻訳)
発売日:1995-11
おすすめ度:4.0

初めて読んだのは学生時代(1995年)だが、その後に読んだいかなる仕事術系の本にもこの本の影が感じられるほどに自分にとっては原典(原点)となる一冊。詳細は下記言及エントリーを参照して欲しい。

» 自分にとっての仕事のバイブルを持つ 
» 机の上をキレイにするための5つのステップ 
» できる人はデスクスペースを5つに分ける 
» 5つに分けたデスクスペースの使い方 

3位 『感動無き続く人生に興味なし』


感動無き続く人生に興味なし
クラブサンクチュアリ
発売日:1999-12
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 とにかく読めば分かる!おもしろい!
おすすめ度5 動けば変わる!ありがとう、てんつくマンさん。
おすすめ度5 決断しました!
おすすめ度5 あきらめたらそこで終わり
おすすめ度5 3Kを実行します!

著者自身の実体験をベースにノンフィクションが進行する。「物語」の随所で、先生でも先輩でも教科書でもない、人生そのものから学び得た教訓が惜しげもなく開陳される。ライフハックを裏返したような、内壁と外壁とがあべこべの構造になっている。帰納ではなく演繹。つまり、理論ではなく実践論、ということ。

» 好ましい未来を切りひらくための自己紹介の方法 

2位 『成功者の告白―5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語』


成功者の告白―5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語 (講談社プラスアルファ文庫)
講談社
発売日:2006-09
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 神田さんの最高傑作
おすすめ度5 ありがちな話という意見もありましたが、私は大いに驚かされました。
おすすめ度4 率直に面白い!(文庫本なので金額も手頃)
おすすめ度4 サブタイトルはチープかな?
おすすめ度5 起業する人は必読!!

『非常識な成功法則』が理論編なら、こちらは事例集。合わせて読むと、よりいっそう腹に落ちやすくなる。物語形式なのだが、その“肉”を削ぎ落としていくと、本書が刊行される3年前に出た『なぜ春はこない?』の「カーブ理論」のコンセプトがその屋台骨であることに気づく。

理論が理解できても人は行動を起こせない。むしろ、理解できないところから這い上がるプロセスが重要。本書はそれを疑似体験させてくれる。

1位 『いい会社をつくりましょう。』


いい会社をつくりましょう。
文屋
発売日:2004-09
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 「日本型年功序列制は、経営普遍の極意」に賛成!反対!
おすすめ度5 かんてんパパ
おすすめ度4 大きな視点
おすすめ度5 日本流の経営
おすすめ度5 さすがですね、、、

伊那食品工業代表の著者による「いい会社」論。

目標を見つけ、行動を起こし、これを継続する、というプロセスを回していく中で、壁にぶつかって立ち止まってしまったときに読むことをおすすめする。必ずや打開のためのヒントが得られるはずだ。そういう意味で、平時に読んでも「きれい事」にしか感じられないかもしれない。


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