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あなたの読書は売上重視? それとも利益重視?

今、本当にお伝えしたいのは速読のテクニックではなく読書の本質です。

これまでに僕は2つの速読講座の門をたたきましたが、いずれも挫折しています。

1つめは高校2年生、2つめは大学3年生。いずれも受験と就職という人生の節目を前にして、少しでも楽に乗り切れれば、という思いからのトライでした。

でも、実際のところは何か新しいテクニックを身につけたい、という思いが強く、スキルを身につけることにとらわれてしまったのかもしれません。

その後は、必要に迫られて自分なりにそこそこ速く読むコツのようなものは体得していましたが、その一方でやはり体系的にきちんと学びたいという気持ちもありました。

そんな折、やはりいくつかの速読講座を挫折しながらも、その経験の中から独自に編み出した速読法を指導する寺田昌嗣さんのダイジェストセミナーを受講する機会に恵まれ、その一端を体験するに至りました。

本来であれば6日間で行う講座を6時間に圧縮したものですから、当然それだけで身につくものではありませんが、それでも今までの読み方について改めるべき点がわかり、今後どのように改善していけばいいのかの指針が得られました。これは、きちんと時間をかけて学ばねばならない、と決意を新たにしたところですが、寺田さんの速読講座は今や3ヶ月待ちという人気ぶり。

とても待ちきれないということで、寺田さんの講座のエッセンスを手っ取り早く知るための『フォーカス・リーディング』でウォーミングアップ。

受講者の99.5%が習得

寺田さんの速読講座の特徴は、何といってもその習得率の高さ。99.5%の人が受講前よりも読書スピードの向上を実現されるといいます。しかも、単に読むスピードを上げるだけでなく、理解度も伴います。

頭を使わずに読書をしていると、どんどん頭が働かなくなって、マイナス成長してしまうのです。

これは、たくさん本を読む人にとくにありがちな現象です。サクサク読む快感を優先して、自分の知らないこと、理解するのがむずかしいことは、無意識のうちにスルーしてしまっている可能性があります。多読をしている人の中には、「むずかしい話はパス!」と、意識的に読み飛ばしてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。(p.38)

このくだりを読むだけで、本書の、ひいては寺田さんの速読講座のスタンスが浮き彫りになります。

引き算の発想で

速読法のような新しいスキルの習得は、一見すると足し算(アドオン)のように思えますが、実は引き算(リダクション)で考えた方が近道になる場合があります。足し算と引き算についてはこちらで次のように書きました。

多くのビジネス書の主張は、以下のいずれかに収斂するのではないかと思っています。

 1.努力しろ系(このツールを使え、習慣を作れ)=足し算
 2.常識を疑え系(ノイズを切り捨てろ、視点を変えろ)=引き算

足してダメなら引いてみる。そうすることで、“未知”が拓けることもあるでしょう。

『フォーカス・リーディング』は「2.常識を疑え系」に当たります。つまり、これまでのやり方を否定するところから始まるのです。逆に言えば、捨てない限り得られない、ともいえます。

本書には、寺田さん自身が数々の失敗の中から学び取った、捨てるべきものとその捨て方が書かれており、読者としては自分の身に重ね合わせることで、無理なく腑に落ちる仕組みになっています。

大切なのは「読み終える」より「読んだ後」

僕が最も共感したのは以下のくだり。

多読をすること自体が目的となると、本来読後のフォローにあてられるべき時間が、次の一冊のために奪われていきます。量を求めることの弊害はここにもあります。読んで手に入れた知識を生かすにせよ、さらに深めるにせよ、「読んだ後」こそ重要なのです。(p.44)

ひたすら読書量を増やすのは、利益(リターン)を無視した売上至上主義といえます。

例えば、10億の売上があるA社と2億の売上があるB社とではどちらが儲かっているか? これだけではわかりません。そこで利益に注目します。A社は売上10億に対して利益2000万、B社は売上2億に対して利益1億、となれば答えはあきらかです。

本書は、速読のスピード(売上)ではなくリターン(利益)にフォーカスした一冊といえるでしょう。

あなたは読書から十分なリターンを得ていますか?

4569701620 フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
寺田 昌嗣
PHP研究所 2008-08-01

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▼次にすること:
『フォーカス・リーディング』を読んでみる
・書かれていることを読書に取り入れる

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