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プレゼンは模倣と模索で模範を目指す
2007/10/19 Fri 19:09 by 大橋 悦夫 このエントリをはてなブックマークに追加 このエントリを含むはてなブックマーク

タグ:プレゼンが苦手 / 書籍紹介 / 『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』 / 『誰のためのデザイン?』

『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』という本を読みました。

2006年5月11日を皮切りに、今日までの1年半の間に24回のセミナー・講演を行ってきましたが、いずれも本書で紹介されている「高橋メソッド」をベースに、「もんたメソッド」を組み合わせた形で、自分なりのプレゼン手法を模索してきました。


これまでのセミナーを振り返る


以下は、これまでの全セミナー・講演の一覧(カッコ内は主催企業・団体、敬称略)。一部はこちらでご案内しています。

・2006/05/11 仕事に活かすブログ術・入門編(パソナテック)
・2006/06/08 仕事に活かすブログ術・実践編(パソナテック)
・2006/08/08 仕事に活かすブログ術・入門編(パソナテック)
・2006/09/21 仕事に活かすブログ術・実践編(パソナテック)
・2006/10/28 職博:〜Web2.0時代のキャリアの創り方〜(パソナ)
・2006/11/08 LifeHacks勉強会(パソナテック)
・2007/02/06 『スピードハックス』出版記念セミナー(パソナテック)
・2007/03/29 第1回エンジニア交流勉強会「gungi」(gungi)
・2007/04/26 第1回スピードハックス勉強会(週末の達人)
・2007/05/20 スピード3倍仕事術×年収10倍アップ勉強法(聖幸)
・2007/05/24 第2回スピードハックス勉強会(週末の達人)
・2007/05/29 第2回スピードハックス勉強会・再公演(週末の達人)
・2007/06/01 第2回エンジニア交流勉強会「gungi」(gungi)
・2007/06/14 第2回スピードハックス勉強会・再々公演(週末の達人)
・2007/06/21 第3回スピードハックス勉強会(週末の達人)
・2007/06/27 知的生産性を高めるITツールとその活用法(東京工業大学)
・2007/07/09 第3回エンジニア交流勉強会「gungi」(gungi)
・2007/07/11 第4回スピードハックス勉強会(週末の達人)
・2007/08/22 第5回スピードハックス勉強会(週末の達人)
・2007/08/29 第4回エンジニア交流勉強会「gungi」(gungi)
・2007/09/06 仕事に活かす3つのハックス(パソナテック)
・2007/09/19 第6回スピードハックス勉強会(週末の達人)
・2007/09/21 第5回エンジニア交流勉強会「gungi」(gungi)
・2007/10/10 やる気ハックス(パソナテック)
・2007/10/19 仕事をもっと楽しくするポジティブワーキング(日本ユニシス)

皮切りとなった、2006年5月11日のセミナーは、『「手帳ブログ」のススメ』の出版記念セミナーを兼ねたものでしたが、何をどう話したものか、前日までまったく白紙の状態。

そんな中、藁にもすがる思いで、当時すでに話題になっていた「高橋メソッド」を見よう見まねで模倣してみたのですが、実践してみるとこのメソッドは実によく考えられたものであり、プレゼンについていい思い出のない自分──アガりまくって頭が真っ白になったり、言葉を噛みまくってしまったり、汗だくになったり、その他いろいろ──にとっては打ってつけの、非常にありがたい手法であることに気づきました。

そんな処女作ですが、もう時間もたっていることですし、もともと無料のセミナーでしたので、以下にてPDF版を公開します。

» 仕事に活かすブログ術・入門編


やってみて初めてわかる、「高橋メソッド」のメリット


改めて、『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』を読んでみると、「なるほど、これは実際にやってみないとわからないことだな」と痛感させられる記述が多々ありました。それは次の通りです。

 ●説明はすべてスライドに書くため、
 ・説明に不足や飛躍があればすぐに発見できる
 ・話す内容を忘れても何とかなる

 ●ブラッシュアップを重ねた結果が、
 ・確実に発表に反映される

 ●スライド数×1スライドあたりの秒数で、
 ・制限時間内に収まるかの見当がつく

これらのメリットにより、本番でアガってしまって、結局残念な結果に終わってしまう、という失敗を未然に防ぐことができます。


思わずやってみたくなる、「高橋メソッド」


「高橋メソッド」が優れているのは、思わず使いたくなるところです。

高橋メソッドに寄せられた感想に、「プレゼンする機会はないけど使ってみたい」というものが少なくありませんでした。このプレゼン手法は私としては、苦肉の策として生まれた、一種の非常手段でした。

(中略)

それにしても、使う機会がないのに使いたくなるというのは興味深い反応です。普通に考えれば、プレゼンは手段であるはずなのに、ここではプレゼン自体が目的になっているのです。

ということで、真似をしたくなる理由として次の2つが挙げられています。

 1.簡単にできる
 2.効果がはっきりとわかる


いずれも、実際にやってみてそう感じられるものです。何事も実践してみなければ、その真価はわからないものですが、実践することがボトルネックになりがちですから、「思わず実践したくなる」というアフォーダンスを備えた「高橋メソッド」は、プレゼンの裾野を広げるうえで、そして多くの方にとって模範となる、歴史に残る手法といえるでしょう。

アフォーダンスについては、かなり昔の本ですが、『誰のためのデザイン?』が良いガイドになると思います


▼関連:
新たなプレゼン手法『大橋メソッド』
開いているプレゼンを閉じずに別のプレゼンを開く方法 
「インストール型プレゼン」と「カスタマイズ型プレゼン」 
聞き手を惹きつけるプレゼン術 
メモを取りやすいプレゼンをするコツ 
プレゼンの終わりにやってはいけないこと6箇条 
「その時」に備えて“プレクロ”を進めておく 

仕事における“プレクロ”を習慣づけるには、ほんの数行でもいいので、まだ締め切りまでに日数のある仕事に取りかかっておくことです。その仕事を本格的に着手しようとした時に、その数行を目にすることによって、スムーズにその仕事に入っていけるようになります。たとえほんの数行であっても白紙の状態とは比較にならないほどのアフォーダンスが発揮されます(=途中まで進んでいるのを見れば何となく取りかかりたくなる)。当然、終わるまでの時間も、まっさらな状態から始めるよりも短くて済むはずです。

曜日ごとにテーマを分けてブログを書く 

ブログにおいて、曜日ごとにテーマを決めることは、どんな“調理具”を使うかを先に決めてしまうことと言えます。これは、ある意味でアフォーダンスの応用と言えるかもしれません。





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