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「来週の今日どうなっているかブログ」

3年と4ヶ月ほど前に、知人に教えてもらった、「来年の今日どうなっているかノート」というアイデアがあります。文字通り、「来年の今日はどうなっているのかを書きつづったノート」です。

どこか、「夢に日付を入れる」などという発想に近いものを感じますが、「来年ノート」(勝手に短縮)の方が身近な感じがしますし、すぐにできそうな気がします。

実際、その知人は「○年の春頃に結婚する」とか「○年の夏に転職する」といった妄想というか予言をそのノートに書きつづり、少なくともこの2つについては1年以内に実現したといいます(ある意味、未来の「です」ノート?)。この2つの陰にはおびただしい数の“夢破れた妄想”もあるそうですが、その内容についての言及はありませんでした。実はそここそ知りたかったところですが、なぜか聞きそびれました。

でも、実際に書こうとすると、来年というのはあまりにも遠すぎます。遠いからこそ、非現実的な妄想を書く“あそび”が生まれるということもあるかもしれませんが──存外、そういう妄想が現実になることがないわけでもないとは言え──、やはり今日を生き抜くビジネスパーソンとしては、地に足が着いた現実的戦略思考を心がけたいのものであります。

1週間前に書かれたエントリーが公開される

というわけで、ターゲットは「来週の今日」にしてみます。これくらいの距離感なら、すでに外出や打ち合わせなどの予定もクリアーなっているでしょうし、自分が抱えているタスクもある程度は把握できているはずですから、かなり必然的な「来週の今日」を書きつづることができそうです。「来年の今日」に比べれば、幾分、あるいは相当に妄想の割合は少なくなるはずです。

書きつづると言っても、今どきですから、やはりブログということにしましょう。来週の今日の日付に書くようにすればよさそうです。

ブログの種類によって、「未来の日付」の解釈の仕方には次の2通りがあります。

 (1) 未来だろうが過去だろうが、関係なく公開
 (2) 未来日付は未公開状態をキープ

例えば、長旅に出るので、その間のエントリーはまとめて登録しておいて、指定の日になったら自動的に公開されるようにする、という、いわゆる「アップ予約」的な振る舞いを期待する場合は、(1)の解釈では困ります(あるいは、未来日付を入れると「日付が不正です」というもっともな指摘をしてくるケースもあるかもしれません)。

ということで、今回の目的に沿うものとしては、やはり(2)がよいでしょう(「投稿日時」とは別に「公開日時」を指定できるブログもあります)。

こうして、いよいよ「来週の今日」がやってくると、1週間前に書かれたエントリーが公開されるわけです。ある意味で、宝くじの当選番号発表のような、胸躍るワクワク感がありそうです。なさそうでしょうか? いえ、まだわかりません。

「来週の今日どうなっているかブログ」の書き方

さて、このブログの書き方ですが、まず前もって注意すべきは、このブログはすでに持っているブログとは別に開設した方が良さそうである、ということです。しかも、最初のうちは非公開モードで取り組むのが何かとリスクも少ないのではないかと思います。

と言いつつ、僕自身は、社内でシェアしているプライベートの「はてなグループ」の日記に1日目の「来週の今日の日記」を書いてみました。でも、はてなグループは、未来の日付で日記を書いても、そのまま公開されるタイプですので、先に書いた規定に従って困ることになりました。そこで──あ、ここからは個人的な話になります──、[来週の今日]というカテゴリーを割り当てた上で、今日の日記に書くことにしました。こうすることで、1週間後に[来週の今日]のカテゴリーに属する日記だけを抽出表示させれば、1週間前に書いた「来週の今日の日記」を読み返すことができるわけです。

ただ、この方法では「来週の今日の日記」を読むのが面倒に感じられるかもしれませんので──とは言え、何となくこの方法で続けることによって、現時点で気づいていないようなメリットが生まれそうな気もするので、とりあえずこのまま続けてみます。そして「来週の今日の日記」には「やはり、この方法で続けて良かったと思っている」と書いておくことにします、何がどう良いのかは、まださっぱりわかりませんが──、やはりその日になって初めて公開される方がよいでしょう。

とりあえず、「来週の今日どうなっているかブログ」について、僕が書けるのはここまでです。

以下は、「来週の今日どうなっているかブログ」を1週間続けてみて、どう感じているかについて書いてみた「来週の今日どうなっているかブログ」のサワリです。

というわけで、1週間ほど「来週の今日どうなっているかブログ」を続けてみたのですが、意外な発見がありました。それは、ある程度見通しがついている近未来のことについても、改めて書いてみることによって、それが実際の行動に大きな影響を与える、ということです。

果たして、実際にはどうなるのか? この続きは1週間後に書かれることになるはずです。