トップ > シゴタノ! > ブログで培われる「記録力」の強み
|
|
ブログで培われる「記録力」の強み
ブログ・ワークスタイル・メモや連載・デジタルワークスタイルの視点、あるいはFPNの運営などで知られる徳力基彦さんの『デジタル・ワークスタイル―小さなことから革命を起こす仕事術』という本を読みました。 著者のブログでは以下のように紹介されていますが、 ![]() この本では、5年前に典型的な大企業的な縦割りの思考回路で、仕事の壁に突き当たって悩んでいた私が、どうやって古い思考回路を切り替え、インターネット時代にあった仕事のやり方を身につけることができるようになったのか、実際のツールの使い方から仕事への取り組み方まで、できるだけすべて書き出してみました。 新入社員や新しくできた部下など「これからの人」に何か1冊推薦するなら、一通りのことが網羅されている本書が最適と言える、教科書的な1冊です。 例えば、もはや当たり前のように使いこなしているWebツールや、日々実践している仕事におけるちょっとしたコツの1つ1つを誰かに一から説明するのは、とても骨の折れる作業になります。 「ブックマークというのは…」 「メールの受信箱をカラにすれば…」 「リマインダーメールを設定しておくと…」 本書には、こういったことがトピックとしてほぼ漏れなく取り上げられています。説明する本人としては、これらを身につける過程で著者と同じような試行錯誤を経て「今」に至っているはずなのに、そのプロセスにおける、 ・具体的にどんな問題に悩み、 ・どのような勘違いをしていて、 ・それをいかに解決したのか、 といったことはすっかり忘れているものです。「ブックマークが便利だよ」とか「Remember The Milkを使うといいよ」などと、“結論”だけしか手元に残っていないため、改めてイチから説明するのは、不可能ではありませんが、「できれば見逃して欲しい」ところでしょう。 そんなシチュエーションには本書を1冊手渡すだけで済みますし、きちんとマスターしてもらえた日には、自分の仕事も楽になるはずです。 ブログで培われる「記録力」の強み後半では、ブログの活用について語られているのですが、特にブログを「思考整理ツール」」として位置づけるところは、共感できるものでした。 まずは、自分ひとりのためのメモとしてブログを始めてみよう。 書いておくことによって後から参照できるようになりますから、覚えておくためのエネルギーを節約できるわけです。そして節約できるだけでなく、新たなエネルギーを生み出すことにもなるのではないかと思っています。 ブログなんて書かなくても誰も文句を言わないのに、それでもなお、わざわざ時間を割いて何かを書くからには、その内容は、本人にとって自然と選りすぐりのものになるはずです。 それゆえ、他でもない自分が書き残したことというのは、それだけでも自分にとって価値の高いものであると言えます。確かに、どんな情報でも後から検索すればたいていは見つかるかもしれません。でも、「自分が関心を持った」というフィルタを通った情報は、書き残すという一手間をかけなければ、得られないでしょう。 このフィルタの精度を高める上では、ブログを書くのが有効かつ手っ取り早い手段となります。「検索すれば見つかる」ということは、もはや記憶力を当てにしていないということですから、記憶力に代わる、これからの人が身につけておくべき能力の1つは、自分にとって大切な情報を手際よく残していくという「記録力」ということになるかもしれません。 ブログを使って容易に自分の思考記録を残せるようになった今日は、「デジタル・ワークスタイル」を実践しやすい環境が整備された状態と言えるでしょう。 <関連> ・文章をスムーズに書くための3つのポイント(FPN) 徳力基彦氏がITMedia Biz.IDで展開している「デジタルワークスタイルの視点」という連載をいつも読ませていただいているのですが、その内容もさることながら、それ以上に「なるほど」と思えたのが、その文章スタイルです。この「徳力スタイル」(勝手に命名)について今回は詳しくご紹介します。 ・文章にだまされない、文章でごまかさない 今回ご紹介した以外にも、「考えを進める」「文章の欠陥を見抜く」「説得力のある提案をする」といった、今まで頭の中で行われていた精神的な作業を目に見える形で「組み立てる」方法が懇々と解説されています。 ・考える作業を前に進めるために これは、文筆家に限らず、物量よりもアイデア勝負の仕事に従事している人であれば、採り入れるべき習慣だと言えます。机に向かっていてもアイデアが浮かばなければ、その時間は実質的には仕事が進んだことにはなりません。 ・ブログを読み返すことの効用 確かに、人に説明することによって理解が進んだり、あいまいにしか理解していなかったこと気づくことがあります。そして、書くことにも、同じような効果があるのではないか、と感じています。 ・「手帳ブログ」をススメられ ブログに書くことというのは、その日にあったさまざまな出来事の中から選び出されることが多いでしょう。すべての出来事について書くことは事実上不可能ですので、ブログという形で記録されることというのは、無意識ながらも自分で「これは書いておきたい」と思って書いていることと言えます。 ・発見のためにブログを書く 日々たくさんのフロー情報が押し寄せますが、その中で「なるほど」と思ったり気に留まった言葉があれば、ブログにちょっとしたコメントとともに書き残しておけば、それがタネになります。 ・自分のためにブログを書く そして、割と忘れがちなことが、過去の自分というのは他人である、というポイント。そのために自分の外に記録するのでしょう。記憶があてにならない以上、その日に自分が考えたことはその日のうちに外部記憶媒体(例えばブログ)に退避させておく。そうすれば、自分が築いてきた未完成の“砦”を他でもない自分があとから見上げながら、その進捗状況を確認することができます。例えば、時間を経て記録を読み返すことでそこに当時は気づかなかったひらめきが見出されるかも知れません。
|
» お知らせ 2009/06/12 19:45 パソナテック てくらぼ 成功している人に共通する2つの習慣掲載普遍的な「成功するコツ」というものはなかなかないと思いますが、「成功しやすくなるコツ」はあるのではないかと思っています。では「成功しやすくなるコツ」とはどんなものか? 様々な成功法則や成功哲学の本やセミナーから学んだことを集約すると、次の2つになるでしょう。 » 一覧
|
|
» スポンサー広告 |
|
» トラックバック
Received at 2007-05-15/19:11:29
by 水たまりの雨音
私は日々の研究内容をブログ形式で記録している(研究生活の雑記帳).その4年ほど前から研究者としての自己紹介ページを作......more
Received at 2007-05-12/01:15:57
by atsushifxの七転八倒
(via シゴタノ! - ブログで培われる「記録力」の強み)
本当なら、下に記事を書くのですが大事なことなので、ここで強調。
元......more
|
» カテゴリー
|
.


2007/05/11 Fri 10:55 by 



パソナテック てくらぼ
0. お知らせ
反省する
ブログを活用する

オーディオブック版
