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現実的かつ有効なスケジュールを立てるコツ
『ウェブ進化論』の巻末付近で著者の梅田さんの以下の言葉が心に留まりました。 ![]() ここ数年考えてきたことをまとめればいいとわかっていても、さまざまな思考の断片を一冊の本へと構造化させるには膨大な集中の時間を要する。そのことは、書き始める前から想像がついていた。私の場合、日々の仕事の制約から、ほとんど人に会わずに一つのことに集中できるのは長くても5週間である。そこで、5週間精一杯ベストを尽くし、それでもまとまらなければ仕方ないと腹をくくり、毎朝午前3時に起床し、原則として午前中いっぱいを集中の時間に充てた。全部書き終えたときはふらふらだったし、今振り返るとその5週間についての記憶が曖昧である。そんなふうにしてこの本はできあがった。 ※太字はohashi。 このくだりを読んだときに思い出したのが、前回取り上げた『プロフェッショナルの条件』の以下の一節です。 報告書の作成に6時間から8時間を要するとする。しかし1日に2回、15分ずつを3週間充てても無駄である。得られるものは、いたずら書きにすぎない。ドアにカギをかけ、電話線を抜き、まとめて数時間取り組んで初めて、下書きの手前のもの、つまりゼロ号案が得られる。その後、ようやく、比較的短い時間の単位に分けて、章ごとあるいは節ごと、センテンスごとに書き直し、訂正し、編集して、筆を進めることができる。 ※太字はohashi。 前回、自分の本を書いたときは、全体を5つのブロックに分けてとらえたのですが、梅田さんやドラッカーの考え方を取り入れれば、分け方も変わりそうです。 執筆といっても、企画案を考える時間、編集者の方との打ち合わせをする時間、執筆に必要な参考資料を読み込む時間など、純粋に文章を書く時間以外にも様々な関連タスクが発生します。そこで、ざっとデータを眺めて、以下の5つのブロックに分けて、ブロックごとに時間を集計してみました。 例えば、「1.企画案作成」というブロックでは24時間を費やしていますが、明細データを見たところ、1時間や30分などのぶつ切りの時間の寄せ集めであることがわかりました。もしこれをまとまった時間を確保して一気に取り組んでいたとしたら、合計時間はもっと短く、そして、内容も別なものになっていたかも知れません。 そう考えると、今回得られた「24時間」という数字だけでは次回に活かす上では不足します。 その作業をするのにまとめて24時間を確保しないといけないのか、それとも8時間ずつ3回で良いのか、あるいは1時間ずつなど細かく砕いて毎日少しずつ消化していってもいいものなのか、というところを明確にしておく必要があるわけです。 それがわからなければ現実的かつ有効なスケジュールを立てることは難しいでしょう。結局「えいやっ」なスケジュールになってしまい、なし崩し的な作業になりかねません。 逆の例もあります。以前単発の校正の仕事をしたことがあったのですが、この仕事は集中力を要するため、一度にできるのはせいぜい1〜2時間程度。納期までに時間があれば、毎日1時間ずつ無理なくスケジュールに組み込むことによって、毎日アップデートされる集中力を校正の仕事に注ぎ込みつつ、他の仕事も並行して進めることができます。逆に、納期までに日がなければ一日の分量を増やさざるを得なくなり、成果のクオリティに悪影響を及ぼします。 仕事の性格を無視して、単に必要な時間分だけを機械的に確保していたのでは、それをやる段になったときに生身である人間の限界に挑戦せざるをえない事態を招きます。これは筋トレのアナロジーに似ています。 ベンチプレスで「もうこれで限界!」という重量にさらに1kgのプレートを1枚ずつ追加して引き続き上げてみる。けっこうできちゃったりする。そして、1分間のインターバルを挟み、追加した1kgのプレートを外して再度やってみると、心なしかさっきよりも楽に上がる。 このように適度なチャレンジは良い刺激になりますが、度を超える負荷はやる気を食いつぶすストレスにしかならないでしょう。 <現実的かつ有効なスケジュールを立てるコツ> 必要な総時間に加えて、その頻度や1回あたりの時間を明確にしておく。
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» お知らせ 2009/06/12 19:45 パソナテック てくらぼ 成功している人に共通する2つの習慣掲載普遍的な「成功するコツ」というものはなかなかないと思いますが、「成功しやすくなるコツ」はあるのではないかと思っています。では「成功しやすくなるコツ」とはどんなものか? 様々な成功法則や成功哲学の本やセミナーから学んだことを集約すると、次の2つになるでしょう。 » 一覧
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2006/03/15 Wed 17:51 by 



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