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8年ぶりにウェルスダイナミクスのプロファイルテストを受けたら「どロード」になっていた



大橋悦夫ウェルスダイナミクス(以下WD)という診断テストがあります。ざっくり言うと8つあるタイプのどれに最も近いのかを診断してくれるものです。

今回、8年ぶりにWDのプロファイルテストを受けてみたところ、8年前とほとんど結果が変わっておらず、むしろ診断結果の偏在性が顕著になっていました。

むろん、すでに診断結果は知っており、WDについての理解も深まっていたため、「こういう回答をするとこういう結果になるだろうな」という知識(=先入観)による影響は大きいでしょう。

なので、WDを受けるのは一度だけでいいのかもしれません。

ともあれ、WDの概要と診断結果を記録として残しておきます。

ウェルスダイナミクス(WD)とは何か?

公式サイトは以下です。


似たような診断テストにストレングスファインダー(以下SF)がありますが、こちらは34の資質(「似たような才能の集まり」)のうち最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つが診断結果として得られます。

公式サイトは以下です。


僕自身は両方とも複数回(WDは2回、SFは3回)受けたことがありますが、得られた診断結果と実感との兼ね合いからこの2つの診断テストについて以下のようなイメージを持っています。

WDは、RPGで言うところの「職業」に近いイメージ。戦士、僧侶、魔法使い、レンジャー、盗賊、のように「役割」感が漂います。

一方、SFはRPGで言うところの「特性値」に近いイメージ。強さ、器用さ、素早さ、知力、カリスマ、運、のように「得手不得手」感が漂います。

いずれもあくまでも僕のイメージですが、WDの診断結果は時期を変えて再度テストを受けても結果は変わらない(ことが多い)のに対して、SFは時期を変えて再度テストを受けると、けっこう入れ替わります(34の資質のうちの上位5つの中身や順番が入れ替わる)。


RPGにおいて、「職業」というのは一度選んだら基本的には不変です(「転職」というシステムがありますが、ここでは考えないことにします)。

それぞれの役割を理解したうえで、最適なパーティー(チーム)を組むうえでの指標になります。

プレーヤーとしては、ライアンが「戦士」、ブライが「魔法使い」というラベルがついているからこそ、このラベルを目印にして誰を戦闘に参加させるかの判断が行えます(キャラクターの例が古いのはご愛嬌…)。

一方、「特性値」は冒険を続けるなかで少しずつ変化していくものです。もちろん「職業」に応じてどの特性値が伸びやすいとか伸びにくい、といった傾向はあるので劇的には変わらないでしょう。

こちらは似たようなタイプの人ばかりにならないように、あるいはお互いの不足点を補いあえるように、という観点で、やはりパーティー(チーム)を組むうえで参考になります。

前置きが長くなりましたが、以下WDを8年ぶりに受けてみて(2回目)、どれくらい変化したのかについて書いてみます。

8年前と変わらず「ロード」だった

まず、初めて受けたのは8年前の2010年5月4日のことでした。『億万長者 富の法則』という本を読み、そこに掲載されていたのがWDでした。

診断結果は以下の通り。



そして2回目が今日、2018年12月21日で、結果は以下の通り。



いずれも「ロード」というタイプでしたが、初回は「ロードの傾向が強い」という結果だったのに対し、今回はレーダーチャートが枠を突き抜けるくらいの「どロード」(ど真ん中的な)という結果でした。

ウェルス周波数(8つのタイプの上位にあたる4種類のエネルギー・タイプ)も、初回は「スチール」が56%だったのが、今回は「スチール」が100%になっています(どスチール)。

すでに書いたとおり、「こういう回答をするとこういう結果になるだろうな」という知識(=先入観)による影響は否めないので、その点は割り引いて考える必要はありますが、診断テストにおける各質問は直感的に答えるものであり、「コレだ!」という選択肢を迷わず選び、「コレジャナイ」という選択肢は避けますので、人生観や世界観が激変していない限りは結果も変わらないであろうと想像します。

診断テストにかかる時間と金額

診断テストにかかる時間

SFが30分くらいなのに対して、WDは10分程度です。SFに比べて質問が圧倒的に少ないからです。

なお、SFの受け方や僕の診断結果については以下の記事でご紹介しています。


診断テストにかかる金額

SFは関連書籍についてくるコードを使うことで書籍代相当額で受けられますが、WDは13,000円かかります。

今回はWDの8つのタイプを判定するための「プロファイルテスト」について書いていますが、これとは別に「スペクトルテスト」という現在のレベル(段階)が分かるテストもあります(3,970円)。こちらについては改めてご紹介します。

最後に

今回は、8つのタイプについてそれぞれがどういうものなのか、僕の診断結果の「ロード」がどういう感じなのかについては割愛しますが(公式サイトや末尾の参考文献をご参照ください)、個人的にこのWDのタイプ分けは実に考え抜かれていると感じています。

そして、自分がどのタイプなのか(どのタイプに近いのか)について把握しておくことは、何に時間やお金やエネルギーを投じるのかを判断するうえで役に立つと考えています。

WDにしてもSFにしても「人を型にはめやがって!」という抵抗を感じる人は少なくないと思いますが、人によって一定の傾向(性向)というのは間違いなくあり、この傾向に沿う努力は実りやすく、反する努力は実りにくいことは実感とも一致しています。

たとえば、僕自身は以下の本にいたく共感しているくらいには内向的だと自認しているのですが、内向的な僕にとっては、外向的な人の成功体験談は参考にならないことが多いです。



さらに言えば、以下の記事で書いた「戦う場所を間違えると戦わずして負けることに」なってしまいます。

この記事の大事なところは以下。

先ほど紹介した「偏差値40以下の中学生だけを教える家庭教師」に注目すると、そこには次のようなポイントがあることに気づきます。

  • 置かれている競争環境を把握する
  • “無風地帯”を見つける
  • 自分の弱みを把握する
  • 弱みが強みに変わるための条件を見つける

特に2つめと4つめが重要です。

「学習塾がまったく相手にしていない、勉強ができないけれど、せめて高校ぐらいは卒業しておきたい、と考える親とその子ども」という無風地帯を見つけたことが突破口になり、

「基礎から親切に教えてくれそう、苦労しているから弱い人の気持ちが分かる」という、弱みが強みに変わるための条件がこの突破口を突き抜けるためのエネルギーになっていることがわかります。

“無風地帯”が見つかっても、それが自分にとって“追い風”になっていなければ、突破口にはなりえません。

自分のことを分かっていることが結局は勝つための条件ということになるでしょう。


参考文献:

WDについては今なら以下の本が分かりやすいです。各タイプごとにどのような戦略をとればいいかが解説されていますので。



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